錦織家の次男で高校１年生。
“徳育”の担当で、ぶっちゃけもう辞めたい。
家族が異常にハイスペックな一芸能力者ゆえのコンプレックスを抱えており、いつも自分に自信がない。
ただ世間的に比較したら普通の高校生なので、本人が気にしているほど周りの人間はディスってはいない。
マジ気にしすぎ。

錦織家の長女でワタルの姉、高校２年生。
“食育”の担当で、もう辞めたいんだけど何気にチヤホヤされるのも捨てがたい。
恋に恋する乙女心と、無限大の胃袋とが毎日ラグナロク。
カレーライスはもはや飲み物を通り越して空気。
生まれてから今まで“満腹”を味わったことがなく、別の意味で将来が不安。

錦織家の長男でワタルの兄、大学生。
“体育”の担当で、ファミリンピックの世界一になりたくて仕方ない。
元・重量上げの選手で国体に出たこともある。
小さい頃はワタルやサツキとも仲が良く片手でブン投げたりしていたが、最近ではファミリンピックに対しての軋轢が生じてしまい悩んでいる。
でも栄光さえ取り戻せば理解されると勘違いしててマジ悪質。

錦織家の大黒柱、タクシー運転手。
“才育”の担当で、ファミリンピックを改造車の実験場として私物化している節がある。
世界中のあらゆる乗り物を運転してみたい、体はオッサン心は３歳のキチガイ。
今までバスタブ、コタツ、芝刈機、台車などに原動機を取り付けて爆走してきた。
今回は本人がずっとやりたかった“ある物”で爆走する。くたばれ。

錦織家のスーパーママ。
“知育”の担当で、管理栄養士の資格と調理師免許を持っている。
ファミリンピックではトップバッターな上に、後続の家族が目立ち過ぎるのであまり注目されず、もうちょっとみんな自分の料理を褒めて欲しい。
競技終了後に残った料理を観客に振る舞っており、ちゃっかり100円ずつ請求している。

ワタルの親友。
良い奴だが、めっちゃモテるのでムカつく。
小さい頃からいつも一緒で、最初に錦織家がファミリンピックへ参加したのも、彼のワルノリによる応募が原因。
まさかこんな事態になるとは。
でも面白いからまぁいいや。

ファミリンピックが大好きすぎる異常者。

ファミリンピックに詳しすぎる異常者。

エリカ・グローリー、“徳育”の担当らしい。
ワタルが一目惚れした人。
『グローリー家』は錦織家と双璧をなすファミリンピックの有名家族。