エピソード
挿絵イラスト
キャラクター
- アキラ
緋ノ原アキラ(16歳)
やたらと仲が良い両親のもと、これでもかと愛情を注がれたのに何故か若干やさぐれて育った女子高生。
幼稚園の頃に『アキラ』という名前が男みたいだと虐められた過去を持つ。
それが原因で内向的な性格だったが、藍川しおりとの出会いにより明るく元気なバカになった。
体力おばけで体が異常に頑丈。
恋に恋するお年頃で『真面目で優しくて浮気しないイケメンと初恋で結婚したい』と無茶を語る純情。
- しおり
藍川しおり(16歳)
アキラの幼馴染みで唯一無二の親友。
1歳の時に父親を鎧人犯罪で亡くしており母子家庭で育った。
母親はパートを二つかけ持ちしており忙しく、兄タケルが高校卒業と同時に一人暮らしを始めたため、家では基本的に一人ぼっち。
何かと騒ぎを起こすアキラと一緒にいる事で孤独から救われている。
いつもニコニコしているのでモテるが当人はあまり恋愛に積極的ではなく、時折ふと思い詰めた表情がよぎる。
- タケル
藍川タケル(22歳)
しおりの兄で、7歳の頃に鎧人犯罪事件に巻き込まれて父親を目の前で亡くす。
幼い頃は保護者的な立場としてアキラとしおりのバカ騒ぎに同伴する事も多かったが、中学で剣道部に入ると本格的に騎士の道を志すようになる。
真面目に手足が生えたような人間で不器用ではあるが、異性に興味がないのではなく恋愛の仕方を知らないだけ。
騎士になった彼との再会によって、アキラの人生は大きく変わっていく。
- 真澄
緋ノ原真澄(41歳)
アキラの父親。
鎧人犯罪現場の復旧工事や、駆除された鎧人の遺体を研究機関等に搬送する鎧來種現場処理の仕事をしている。
遺体の臓器によって搬送先が違ったり、復旧工事の手伝いが夜通し行われたりと、とにかく忙しくて週に2回しか家に帰れない。
妻の美月とは周囲がドン引きするほど仲が良く、急に即興ミュージカルが始まったりするので、年に何回か団地の自治会で『騒音問題』として議題にあがる。
- 美月
緋ノ原美月(38歳)
アキラの母親。
『スーパー母さん』を自称する専業主婦だが、ちょいちょい掃除しているのか散らかしているのか分からない。
料理だけはプロ並みに上手。
若い頃はアイドルを目指していたらしく、機嫌が良い日はずっとリビングで歌っているが、漢字が苦手なため大半の歌詞は途中からオリジナルソングになる。
一緒に出かけると頑なに『アキラの姉です』という主張を通そうとするため、非常に面倒くさい。
- ???
カフェで出会った少年。
父親っ子らしく、誕生日プレゼントに限定ドリンクを買おうとしていた。
優しくて良い子なようだが、他意なくアキラの乙女心をズタズタにしてくる。
この少年との出会いが、全ての始まりとなる。
- ???
川原で遭遇した鎧人。
人類の突然変異体と考えられている。
彼らは黒船来航から太平洋戦争の始まりまでは“鎧來人”と呼ばれていたが、一般人に紛れて姿が変貌する混血(ハーフ)の血筋が確認され出すと“鎧來種”と公的に定義して区別された。
鎧人(がいじん)という呼び方は、主に一般人から鎧來種を差別する蔑称としての意味合いが強く、広義として『あなた達バケモノと一緒にするな』という拒絶のニュアンスが含まれる。
- ケースケ
第2話より登場。
白峰ケースケ(16歳)
引っ越してきたアキラへ『男みたいな名前』と言い放った張本人。
デリカシーがなく思った事がすぐ口から出るため、男友達は多いが女子からは嫌われる典型的なタイプ。
本人としてはアキラとの距離の縮め方が分からなかっただけなのだが、想像以上に悪口として認識されてしまい、後ろめたさからずっと気にし続けるうちにそれが恋心へと変わっていった。
しかし死ぬほど嫌われている。
- 武林
第2話より登場。
武林マサミチ(34歳)、通称『武セン』
現代社会の教師で、アキラのクラス担任。
いかに低燃費で教職を全うするかに信念を掲げており、夢や希望に満ち溢れたキラキラ生徒が嫌い。
口を開けばネガティブな事しか言わないのだが、良い意味でも悪い意味でも建前で物を話さないため、不思議と生徒からの信頼は厚い。
恋愛相談なんかしてくる生徒には『お前みたいのマッチングアプリに腐る程いるわ』とか言う。
- 早乙女
第2話より登場。
早乙女あんな(28歳)
警察病院勤務の医師。
本来ならアキラの住む街の病院からは離れているのだが、特殊な事例だった事により呼びつけられた。
鎧來種の解剖経験が豊富な医師は専用器具の取り扱いに明るいため、関係した事件があると夜中に叩き起こされる事も多く、おかげで完全に婚期を逃しつつある。
特徴のある話し方なせいで子供にはやたらと懐かれるものの、何故か犬や猫には嫌われる事が多い。
- ???
第2話より登場。
タケルの上司らしい。
鋭い眼光の奥に絶対的な正義感を宿す。
どうやら、しおりの眼には光輝くほどのイケメンに見えるらしい。
早乙女あんなとは仕事上での付き合いが長いようで、よくコント染みた言い争いをしている。
- ゲンさん
第3話より登場。
真澄とは古くからの知り合いなようで、事件現場処理の仕事を紹介してくれたオジサン。
本名や年齢は誰も知らず、寡黙でコワモテゆえ近寄りがたい空気がすごい。
日本酒が大好物で、ラベルをコレクションしているらしい。
警察庁の官房長を『アイツ』呼ばわりする。
- 英理花
第3話より登場。
藍川英理花(36歳)
しおりの母親。
元々はアパレルメーカーに勤めていたが、しおりの育児休暇中に鎧人犯罪で夫を亡くし退職。
現在はスーパーと食品工場のパートをかけもちし、女手ひとりで藍川兄妹を育て上げた強い人。
いまだ20代と間違われるほどの美人で、アキラの母とお茶をする際に『娘さん』とか言われて気まずい。
タケルが騎士になった事に、拒絶反応を示している。
チロルチョコに詳しい。
- ???
第3話より登場。
ベテラン騎士(ナイト)ばかりを狙う謎の鎧人。
巧みな演出のオンパレードに圧倒されました🥹
セリフを言いつつ、周りの動きを効果音で表現されている場面が多々あって物語の情景描写がより伝わります!
変身時のスチルがもう、Dickinsonさんの怪人キャラへのパッションを感じます👍✨
カニ鎧人の泡爆弾が当たって「パンッ」からのぶっ飛ぶ演出が可燃性の泡感があって良きでした🫧💥
それを耐えるアキラも凄く、どんな力に目覚めるか続きが気になります🦍
最初から最後まで面白かったです!
多彩な演出の数々は非常に勉強になりました!
冒頭のシリアス場面、ほのぼのとした日常からのラストの怒涛の展開、話の緩急の使い方が凄かったです!
次回も楽しみにしてます!
(胸がないのにダイエットを肯定されるアキさんには同情します、、、
伏線バラ撒きまくっとるやんけッ!!!絶対書いてる時ノリノリでしょコレ!!🤣
奇妙な運命のイタズラがああなってこうなるんじゃないかって妄想が捗りますわ…燻ってた代物程、引火した時の爆発力が強いというかなんというか…
色んな連載抱えて大変でしょうけど、どの作品も結末が気になってしょうがないです🤣
なんという仮◯ラ◯ダー……!ダークな対立のある世界観がカッコいいですね😆✨️
日常パートも軽妙で、「それはそうだろうけど」が強すぎて最高でしたwww
来ちゃう?おねショタ来ちゃう?夢見ていい?と思ったところに現れたタケルがかっこよすぎて、全部吹っ飛びました😇これは仕方ない……!アキラに共感しかないわ……!
物理で吹っ飛んで無事なアキラもただのゴリラではなさそう?先が楽しみなので生きてください。
キャラクターや台詞回し、コメディ的展開にdickinson節を感じます!!初っ端のスチルを多用し勢いのある展開で目を引き、その後転調し主人公やその周囲をじっくり描いていくのが、ガチッと心を掴んできました。主人公の欠点(悩み)や優しさををしっかりと伝えてくるところは物語の王道!!ストーリテリングとして参考になります😆アキラとしおりの関係がどうなるか、不穏さも感じつつ、今後の展開が気になる😖