モグリ・デ・ブライネ

16歳

幼少期に両親をテロで失い、自身も味覚を欠損。相続したレストランの経営も火の車だったが、シ音に出会った(拾った)ことで立て直しに成功する。そしてシ音をめぐる陰謀と抗争にケリを入れ、愛する人となった彼女を守り切った。その結果、味覚は復活し、現在はシ音とふたりで店をやりくりしている

音霊のレシピを作曲できる唯一の存在

やたらとパンツが破れる特異体質の持ち主である

魔女でありシェフ

19歳(たぶん)

かつては魔女部隊・五十音の一員として、列強諸国から恐れられていた。ゆえに戦後、処分対象となり追われる身となる。
ある日、追撃に遭い深傷を負い、街を彷徨っていたところを、モグリの運転する車に轢かれるという運命的な出会いを果たす。
以降は、モグリに匿われながら、過去の因縁とも決着をつけ、穏やかな日々の暮らしに幸せを見出していった。

高級ランジェリーの収集が趣味

雨ノ傘 理奈　(あまのがさ りな)

37歳

デベロッパー大手・タツモト地所の社長。
『女将軍』と呼ばれ恐れられるほどの女傑であるが、その働き方は苛烈を極めている。

かつてはシングルマザーとして、ひとり娘の理子と慎ましくも幸せに暮らしていた。
だが、仕事で帰宅が遅れたがゆえに初動が挫かれ、肺炎に罹った理子は亡くなってしまう。
それ以降は狂ったように仕事に没頭してゆくのだった。

雨ノ傘 理々亜　(あまのがさ りりあ)

25歳

今回の依頼者。

理奈の腹違いの妹である。
「姉妹といえど、母が違えば他人同然」そう周囲からは言われ育ったが、理々亜は姉である理奈を心から慕っている。
──であるがゆえに、理奈をなんとかして救ってやりたいという思いに駆られ、怪しさしかないモグリのレストランの暖簾を潜ったのだ。

『憂いを帯びた瞳の塩顔イケメン』と婚約している。