エピソード
キャラクター
- 小山
クラスのリーダーにパシリ扱いを受ける弱気な少年。この世界に嫌気がさし、異世界へ転生することを夢見ている。
- 天使
小山の元に現れた天の使い。この世界が嫌になった人間をスカウトし、別の世界へ転生させる仕事をしている。
クラスのリーダーにパシリ扱いを受ける弱気な少年。この世界に嫌気がさし、異世界へ転生することを夢見ている。
小山の元に現れた天の使い。この世界が嫌になった人間をスカウトし、別の世界へ転生させる仕事をしている。
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結局のところ自分を変えられるのは、自分だけなんですよね。
天使のおかげでそれに気づいてよかったです。
嫌な人に仲良くしてもらうより、自分と気が合う人を探す方が絶対楽しいですよ!
自身んの取り巻く現状が嫌なものだったとしても、それを変えようとするには、きっかけや思い切りが必要になりますよね。天使は別の意味でも"天使"のような存在ですね。
ラストを含め、読んでいてとても清々しい気持ちになりました。
転生前という着眼点が素敵ですね。やってみると案外何でもない、って少し分かりますし、勇気づけられます。本当の意味で夢のあるお話でした。
あと少しでこの世界が終わると考えただけで、勇気が出せるというのはよくわかります。いじめっ子ってほんとに嫌です。多分いじめられているときは、いじめられている自分にも嫌気が差したりするものです。そういう意味でも、この物語に出てくる天使は本当の意味での天使だったのだと思いました。だって少年に勇気を出させ、彼の性格を少しだけ変えてしまったのですから。さらに友人までできるという、素敵な物語でした。
結局、自分を変えるのは自分という事でダメな人間が異世界に転生して大活躍するファンタジー作品に対してのカウンターという事でしょうか。
今、納得ができない生き方をしている人たちへのエールになっていると思います。