エピソード
キャラクター
- 岬 深羽
頼光が捜していた女。名字はミサキで名前はミウと来て、どちらも個人名のようだと言われるが本人としては母が再婚したためのことなので至極どうでも良い。謎が多く、その掴みどころの無さに、存在感が薄いと言うより欠落している。それゆえ逃げたり隠れるのが上手い。頼光とは公私共に因縁が在り……?
- 頼光 源
刑事。名字はヨリミツだが名前はゲン。親が悪ノリで付けた名前だけど他人が憶え易いと割と嫌いではない。捜査一課の捜査官でキャリアの警部。深羽を捜し、追い掛けていた。体質と表して良いくらい他人に振り回される。深羽にも振り回されていたが……。
- 昏木
名字はクラキと読む。警視庁捜査一課の刑事。若いけれど頼光と同様キャリアのため、階級は警部。今回は捜査に駆り出されての登場。頼光は同期で、警察学校時代からよく振り回している。
- 沙汰
名字はサタ。警視庁捜査一課の刑事。階級は巡査部長で昏木の相棒。昏木の無茶振りに対応する苦労人。武良のほうが階級は上だが、沙汰が先輩なことも在り、互いに尊重し合っていて仲が良い。昏木に振り回される被害者同盟でも在る。
コメント
タップライター
『筒示明日香』名義で商業作品がございます。 お仕事履歴→ https://plus.fm-p.jp/u/idcg/free?id=3 他、個人サイト、投稿サイトで作品を公開、入賞入選作品有。 現在はノベルゲームアプリ『メイビー』で公式UGC作品配信中(アプリ内人気TOP3入り
彼女が主人公なのかと思っていたら、三人の男性の話の展開から、別の核のような存在が現れたような気がするのですが、それがはっきり何なのか分からずそこに惹かれるお話でした。
最初は何気なく耳を傾けていた昏木の蘊蓄が次第にエスカレートしていって、最後には話が異類婚姻譚まで及んで不穏な空気を醸し出して終了したことに唖然としました。彼はいったい何者なんだろう。