エピソード
キャラクター
- 〇〇
主人公。
夢を追う少年。
- ああああ
少年の心の中に住む者。
- イチモト
ヒーローショーの演者。
- アサムラ
ヒーローショーの演者。
- ヒダリ
プロの脚本家。
- ××
ある映画監督のファン。
コメント
タップライター
小松朋喜
フキダシ/ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021入選/シークレット・オブ・ザ・デッド/第1回ゲーム小説大賞予選通過/オヤジとオンナのスレチガイ/第2回ゲーム小説大賞予選通過/サンタとホームレスがガチで入れ替わった件についてお話します。/第3回ゲーム小説大賞予選通過
自分が創りたいものと世間に買ってもらえるものとの乖離とか、一発当てた後に燻ってしまうアーティストとか、よく聞く問題だけれど、このお話はとても切なく胸に迫ってきて好きです。
たしかにアマチュアの間は「俺得」でいいんですが、仕事となるとそれだけではどうにもならなくなってくるんですよね。
出来るだけたくさんの人に共感されるものが好まれます。
しかし、それでも自分を保ち続けた彼はすごいと思います。
この作品はかなりの問題作。ただ、誰もが目を背けたがるテーマだからこそ実に人間臭い。ここに登場する「怪人」は深い。誰もまねできない。
世の中にはあ〜だこ〜だ言ってくる人もいると思いますが、結局は弱いから、自分自身も怖いから言うんでしょうね。うまくいかなくてもそれでもがんばっている人こそかっこいいです。
主人公のように2人の自分を持ち合わせた人は、本当に強い精神力の持ち主なんだろうなあと思います。世間一般論に流されることなく、その一路を貫く姿勢は、良くも悪くも私には魅力的でした。