エピソード
キャラクター
- 瞳
宝くじが当たっても丸めてゴミ箱に捨てるような女。
- 陸
騒がしいカフェで渋い茶を飲む人にシンパシーを感じる男。
- 雛
瞳を導き守護する者。
- 律
陸を導き守護する者。
コメント
タップライター
小松朋喜
フキダシ/ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021入選/シークレット・オブ・ザ・デッド/第1回ゲーム小説大賞予選通過/オヤジとオンナのスレチガイ/第2回ゲーム小説大賞予選通過/サンタとホームレスがガチで入れ替わった件についてお話します。/第3回ゲーム小説大賞予選通過
現界のひとつの恋にも、守護者の位相から見守りヤキモキし、ちょっぴり手を出す、この多元的な様子が楽しいですね。人間の不思議なご縁というものは、守護者のおせっかいによって引き起こされているのかも、ですね
人間のためにあれこれ協力しているうちに、律と雛も恋に落ちたりしないのかなあ。守護霊同士が先に恋に落ちて、一緒にいるために人間を無理やりくっつけようとしたら面白いな、とか。いろんな想像を膨らませて楽しく読みました。
人と人が結びつくまでのプロセスがとても神秘的で興味深く描かれていると思いました。自分自身にもこういう分身みたいな存在がいて岐路を左右させているのかなあと想像します。