エピソード
キャラクター
- 樹
樹(いつき)は優樹の祖父。
冒険と道具売りの稼業の功績が認められ桜の樹の国の血族となる。
桜の樹の上層へ冒険中、魔族の工作により次期王子が操られ徒党を守る為に斬り殺してしまう。
無実を訴えるが非業の死を遂げる。
- 優樹
優樹(ゆうき)は樹の孫。
桜花との冒険帰りにお店で話していた所、突如樹の死を知らされる。
その場で凶行に及ぶ所を桜花に制止されるが復讐を決意し行動し始める。
彼の作る道具の活躍もお見逃しなく。
- 桜花
桜花(おうか)は魔導師と自称する彼女の正体は、この国を見守り続けた精霊。
過去に桜の樹のふもとの精霊祭のツリーハウス街代表の優樹に純粋に自身に敬愛を込めて祈りを捧げる姿に魅了される。
それ以来足繁く優樹のお店に通い恋慕を募らせ、優樹も心を開いてくれて、最近やっとデートに誘えた所で、冒頭の受難が彼女の恋に水を差す。
- 守姫
琉姫(るき)は桜の樹の姫。
生まれはかつて琉球と呼ばれた島国。
国の滅亡で流刑の末にこの国へ辿り着く。
剣術の腕を見込まれ特級冒険者、王族の姫へと立身を果たす。
外様の身分を払拭する機会を与えられ、血の誓の儀式により王族の血族となる。
- 魔王
通り名は魔王。
忌み名は想夢(そうむ)。
忌み名を隠し通す事で強い魔力を得ており本編での戦いでは彼は本気を出していないにも関わらず優勢に立ち回る。
彼はかつて、桜の樹の姫と恋をした。
亡き彼女との想い出と約束を守る為、桜の樹の国へ侵攻を開始する。
- 望
望(のぞみ)は王国のかつての姫であり魔王の恋人。
密かに禁断の恋を全うさせた後、静かに息を引き取る。
この物語の動乱を呼んだ原因もバッドエンドを阻止する役割も彼女が牽引している。
- 誠
彼は生来善人であった。
仕官先を抜け、未だ見ぬ海の先を羨望する妻と共にこの桜の樹の国へ辿り着く。
生活苦による山賊の襲撃で拐われた妻を救いに行くも力及ばず、更に隙を突いて抵抗した妻は殺害される。実行犯と山賊頭を殺し復讐を果たすが、その際に理解しがたい感覚に襲われる。
以降徐々に精神に異常をきたした彼は夜な夜な快楽殺人を犯すようになる。更に魔族に心の闇を利用され新たな刺激を求め凶行に走る。
- 雪
魔王の側近
魔王領の自然公園に捨てられていた名も無き魔族
先代魔王に優しくなれと言われ、渋々魔王が彼女を育てる
腕も領土拡大も辣腕な魔王に傾倒していく
魔王の気持ちがとある王国の姫に傾いていく事に不快な気持ちになるがこの感情が何なのかを少しずつ気付いていく
- 楠
桜の樹の国の王。
彼で三代目となる。
楠(くすのき)とは王族名の通称であり本名では無い。
まだ此処が未知の土地の頃、僅かな仲間と共にその足で踏みしめ安全圏を確保し、確かな普請技術の元、桜の樹の王国の土台を固めていった。
一刀流の使い手でもあるが、新しい魔導技術の導入も積極して取り入れる。
しかし息子の死の幾月か前から悪政が目立ち始める。
- 麗愛(不死王リッチー)
普段伴うはずの眷属が統率できず苛立つが善戦する
しかし敗退
その後は麗しい少女として味方となる
全体的に短くまとめる口調