エピソード
キャラクター
- 真白 愛
真白 愛(ましろ あい)
堅実な商才を発揮し各国に名声を轟かせる候爵の令嬢
英才教育と本来持つ才能が培った力は彼女に努力を怠らせ退屈を覚えさせる
仮初めの白であり続けた日々は、兎黒へ抱く初めての感情により彼女の色を少しずつ変えてゆく
- 兎黒 郷
兎黒 郷(とぐろ きょう)
愛情を受けるべき幼い年頃に片親の父を無くす
その後時折過ごす少しの幸せには似合わない汚い社会の負を只浴び続ける
次第に彼の瞳は光を失う
それを補うのは弛まぬ努力と、まるで唯一の生きる糧にするかの如き内に秘めた激情
他人の表情を伺う日々が彼に記憶に関わる能力を開花させ真白に利用される形になる
- 兎黒 継陽
兎黒 継陽(とぐろ つぐひ)
兎黒の父、息子と同じく心優しい人物
生前は戦乱を収束へ導いた英雄として騎士爵の称号を受け賜る
義母の策略で死後、敵国の死霊術士になり兎黒と戦う悲しき定めを背負う
彼に安息が来る事は叶わないのだろうか
- 群青 葵
群青 葵(ぐんじょう あおい)
兎黒継陽と支えた国を代表する才気あふれる魔導士
青天井に底の無い力を持ち、近年魔導師に階級をあげる
当人は近年の情勢を憂いその時の為に日々鍛錬している
戦友の死後、息子に目をかけて自身の教室へ無償で通わせる
- 夜雲 夢宙
夜雲 夢宙(やくも むちゅう)
真白家に匹敵する商家を親に持つ
兎黒の遠縁の従妹にあたる人物である
負けず嫌いな性格で何かと癇癪を起す事が多い
- 哀堂 恋
哀堂恋(あいどう れん)
陰陽師の国の傭兵として現れる死霊術師のエルフ族の女の子
とある戦いの後、兎黒と真白に遭遇し謝罪する
魔導の才を買われて世界樹の国に移籍後、兎黒や真白と関わり始める
- 黄金 幸
黄金 幸(こがね さち)
陽気なホビットの少女
彼女達が歌えば幸せを呼び自然と財を成し病気する根治すると言う
陰陽師の刺客から村を救ってもらったお礼に幸せの歌を真白と兎黒の前で歌ってくれる
それは後に物語のハッピーエンドへ繋がる
- 目黒 癒里絵
目黒 癒里絵(めぐろ ゆりえ)
彼女は魔族だ
通り名はマーダーマジック
魔王殺しの後、行方を眩ませている
世界を混沌へ導いた訳、凶行に及んだ理由を及び知るのは彼女だけ
- 天白 友喜
天白 友喜(あましろ ゆうき)
創造神
神聖地で泉での水浴びを兎黒に見られる
神の一撃を真白が受け止め場は収まる
基本的に中立を貫く
- 虹咲 陽
虹咲 陽(にじさき ひかり)
精霊
兎黒を神を狙う不審者と認識し警戒する
真白と兎黒の互いの気遣いに目を引き付けられる
時々助力してくれるようになる
- 柑橘 夏実
柑橘 夏実(かんきつ なつみ)
ドワーフ
近代化する文明の中で珍しく自然を愛し生活を共にする者である
今回の戦争で危険に晒される果実を守る為に立ち上がる
- 紅 桜織
紅 桜織(くれない さおり)
武士
美麗うるわしい立ち姿は武士の憧れであり、数多の経験を経て最大の治癒とも言える「鳴桜剣」に至る
- 紫雲寺 鳴
紫雲寺 鳴(しうんじ めい)
紅桜織と幼馴染
雲を味方に付ける稀有な陰陽師である
夜雲家の傭兵として当初敵対する
紅桜織の参戦を知り世界樹の国へ協力する
- 朽木 夏純
朽木 夏純(くちき かすみ)
現魔王
黒威の行方を追いエルフの国まで追跡する
果樹園を訪れた際に兎黒と真白に出会う
世界樹の国への侵攻に対する考え方を過激派から穏健派に改める