ゾンビ課所属の警察官。眉目秀麗、文武両道で剣道五段。優しすぎる性格で無茶をしたり抱え込みがち。ワクチン会場事件のトラウマで極度のゾンビ恐怖症だが、目の前のゾンビが“困っている人”なのだと認識できれば普段の実力を発揮できる。
妹の通訳の力を借りてゾンビ事件を解決しながら、行方不明になった両親を探している。

一心の妹。ゾンビの思いを通訳できる半ゾンビで、アイドル級の美少女。性格は甘えん坊で少しわがまま。ワクチン会場事件の際に殺処分されそうになった経験から人間不信になった。兄が信頼する人以外とは口をきかず、ゾンビ研究への協力も拒否している。ゾンビ相手だと生来の社交性を発揮する。大好きな兄のため、また不当な扱いを受けるゾンビのために捜査に協力している。

樺島家のペット兼警察鳥。人手が足りないゾンビ課の貴重な戦力だが、一心、ここね、平の指示しか聞かないので他の職員にはマスコットとして認識されている。新しいことを習得するのが趣味で、性格は生意気。

ゾンビ課長。柔和で人畜無害そうなおじさんだが元公安のエース。現場対応で忙しい一心に代わり両親の情報を集めている。頑張りすぎる一心のセーブ役でもある。
凝り性な面があり、得意料理は多数。特に蕎麦はプロ級とか。レックスに芸を仕込み優秀な警察鳥に育て上げたのもこの人である。

科警研所属の才女。彼女の科学的探究心がゾンビという存在とマッチした結果、極度のゾンビオタクになった。ゾンビの平和的性格を理解している数少ない人間。
半分ゾンビでアイドル的な可愛さのここねに完全に心を奪われており、ゾンビ課の案件は常に最優先にしてくれる。
ゾンビ化を隠すコスメを開発しているのも彼女。ここねを研究に協力させるよう上から圧をかけられているが表には出さず守ってくれている。