エピソード
挿絵イラスト
キャラクター
- 春風 洸(はるかぜ ひかり)
元・史上最凶最悪のエスパーにして現・0歳0ヶ月(※物語開始時点)生まれたてホヤホヤの女の子。
月を使って地球資源を捲き上げる野望を抱くもその半ばで死亡。ある夫婦のもとに赤ちゃんとして転生する。
前世から記憶と超能力(赤ちゃん並)を引き継いでいる。
- 春風 海(はるかぜ うみ)
洸の母。
自分にも他人にも厳しい性格。気風がよく豪快な反面、人に甘えるのは苦手で、子育てがうまくいかない時は自分ばかりを責めて深刻になりがち。産まれたばかりの娘を溺愛している。
過去に両親を亡くしており、ある養護施設の出身。
- 春風 陸太(はるかぜ りくた)
洸の父。
妻の海とは同じ施設の出で幼馴染み。
楽観的かつ優柔不断な性格。一児の父となる事実に戦々恐々としている。娘が産まれてからはより一層尻にひかれるようになるが、大切なことは譲らない頑固さも持っている。
パワード・スーツを使った工事業者に勤める。
- ネロ
テロ組織「ネロファミリア」の団長にして自称「最凶、最悪のエスパー」元々は政府のESP特務部隊に所属していたが、離反し世界の転覆を謀る。
テレキネシス・テレポート・テレパスを高い水準で自在に操り、生身で核や真空にも耐える。強大な力故他者との間に壁を作り、心を許していたのは兄の月光のみだった。
- 月光
「ネロファミリア」の副団長。
特務部隊時代は無能力のできそこないと思われていたが、後に「他エスパーの固有能力をコピーする」という能力が判明し、頭角を現す。
肩書こそ副団長だが、組織をまとめ上げた中心人物は彼である。
妹が心から笑える、エスパーだけの世界を作ろうとしていた。能力をコピーする度に彼自身の人格は摩耗していったが、その想いだけは最後まで消えることはなかった。
- 喜島 春枝(きじま はるえ)
ESP特務部隊最強のエスパーガール。
児童養護施設「春風」の院長も兼任している。
- 槇島 諒(まきしま りょう)
叩き上げの将校。
ESP特務部隊を含む軍部の内でも隠匿された部隊の司令を務める。