ロンダリング消費者金融の正社員。10年前、両親の借金を肩代わりするために、労働力としてロンダリング金融に"差し押さえ"された人間。家で昼寝をしている時に両親が妹を連れて夜逃げしたことから、不眠症を発症。一日まともに五分くらいしか眠れない。
自分を捨てた両親の顧客情報を手に入れるため、幹部の座を狙っている。

白宵の幼なじみ。
昔から四時間以上覚醒できない、過眠という睡眠障害を持つ。
自身の病を科学技術で治そうと考えた彼は、その短い覚醒時間にもかかわらず大東京大学の理科一類に入学した。
さらに大学院で博士号を取り、准教授の任に就くまでになる。
ただし国立大学研究職の財布事情は常に厳しく、覚によくご飯を奢ってもらっている。

ロンダリング金融社員。白宵と同じく、借金により"差し押さえ"られ、社員として働いている。恐ろしく仕事の出来る覚を兄貴と慕っている。
夜逃げした両親と一緒に住んでいる弟がいて、家族としての縁は切れているが時々あって可愛がっている。

ロンダリング金融社員。見た目はほぼチンピラだが、これでいて一流大学の経済学部を卒業している。消費者金融の可能性に取り付かれ、当時勢いのあったロンダリング金融へ入社した。
コミュニケーション力も高く、社内の味方を次々に作っていった。最も社長に相応しい男と社内では言われている。

ロンダリング金融社長。一代でロンダリング金融を立ち上げ、TVCMまで出せるような企業にした叩き上げ。CMの歌は自分が作った歌を俳優に歌わせている。
中小企業に良心的に融資する表向きの業務と、法律ギリギリアウトくらいの消費者金融部門がある。
表業務の社会的貢献度が高く、裏に関しては寛容な措置を受けている。
社長の過去は謎だが、暴力団排除条例で抜けた反社だと社員たちは勝手に思っている。

白宵を意味ありげに見つめてくる猫。好きなものは『キャッちゅ～る』。
首輪にスマートウォッチが付いているため、飼い猫のようだが街中をあちこちうろついているのを目撃される。
一話には出てこないが、名前はアルテミスである。

アイドル「みいぴょ」。

6歳から子役として芸能界デビュー。その天真爛漫な笑顔に誰もが癒された。
12歳でアイドルグループに所属、人気絶頂でセンターを一年務めるも、『新しい目標を見つけた』とグループを脱退。以降バラエティーやコメンテーターとしての地位を築く。

名子役で聡明だったはずの彼女は現在、いわゆるおバカタレントとして世の中では認知されている。

プロ野球選手。俳優を凌ぐ甘いマスクにメジャーリーガーばりのスコアでメディアに彼の名前がでない日はない。
メジャー10球団から数百万ドルの移籍金を積まれているが、彼は「日本でやりたいことがある」と、オファーを断り続けている。
17歳の時に治療不可能な靭帯断裂を起こし、甲子園の途中で野球部を辞めた過去がある。