宅地開発された戸建てに、普通の家族が住んでいた。 長男は大学２年生次男は高校２年生バッチの長女はまだ中学生。 ただ違うのはそれぞれの趣向が異なり自己の主張を全うすべく自己顕示欲が強すぎたことであろうか。 御神は宇宙工学を学び宇宙の移住に心を馳せていた。 次男は忍者遊びがすぎて、武芸の底深さにこころを奪われていた。 長女はアイドル系のダンサーになって皆んなの憧れの的になることを夢見ていた。