エピソード
キャラクター
- マサムネ
越百(こすも)正宗:『普通』であることにコンプレックスを抱き続ける中学二年生。典型的な厨二病で、妄想や空想の世界を想像することが趣味。コンプレックスはあるものの、日常とかけ離れた事象に対しては、一般的な反応や対応をしてしまうことが多い。新しいことに挑戦することも苦手。本人は知らないが、実は赤ん坊の頃にコインロッカーに捨てられており、越百夫婦が保護した過去がある。部活は文筆愛好会所属。
- 父
越百 太郎:450年ほど前に地球へ不時着した火星人。普通でいることに拘る。火星人の平均寿命は3000年ほどで、地求人年齢は42歳だが、実年齢は1354歳である。不時着したのは伊達藩で、伊達正宗の側近として運河の建設に尽力した過去がある。北方を行脚し、明治維新と同時期に夫婦で行方不明になった。以降は戦中・戦後まで人里を離れる。身体能力等が常人とはかけ離れているが、本人は普通に暮らしたい。
- 母
越百 正子:同じく火星人。1301歳。地球年齢40歳。ホームヘルパー。火星人なので身体能力が高く、たまに仕事中、隠しきれず能力を発揮してしまうことがある。しかし、同僚にはただの力持ちの中年女性だと思われている。仕事場ではいまだに一番の若手。夫の普通に地球で暮らしたいという願望を、誰よりも尊重している。
- 先生
天童 遙:正宗のクラスの担任教師。専攻は数学。その実は日本国国家外来生物研究所外来生物対策課の職員。簡単に言うと、人間に紛れた宇宙人の発見と保護、管理を行う機関のヒト。教員資格を持っていたがために、中学校に配属されたと思い込んでおり、仕事に対して消極的になっている。
- 部長
荒木 比呂:文筆愛好会部長の中学三年生。オカルト、ミステリーをこよなく愛する秀才。知識を鼻に掛けず、後輩を含め、誰にでも優しいが、なぜかモテないことを気にしている。口癖は「俺は画風が違うからな」「あのマンガの第○部に描いてあった」。