炎梨の相談相手で親友。コンプライアンスやポリティカルコレクトレスに異常に厳しい。常に冷静で、取り乱すことはない。とにかく、名前に炎が入っている友人を絶対に炎上させたくない。

異世界小説を書きたい女の子。快活な性格で、思っていることが口に出てしまうタイプ。親友の愛とは幼馴染みで、昔からなぜか頭が上がらない。流行に敏感で、今はアニメと、ネット小説や電子書籍のマンガにハマっている。

［注：作中に登場しません］炎梨が小説に登場させようとしていた、奴隷の獣人。ロウト族。主人公が転移する3年前に盗賊に襲われ、二束三文で奴隷商人に売られた。身体能力は高いものの、他人種から迫害を受けたことによるトラウマで、誰にも心を許せないでいる。

［注：作中に登場しません］炎梨が小説に登場させようとしていた魔法使い。異世界クルア大陸序列一位の魔法使い。ルナ族。もっとも神に近い存在として、大陸中に名を轟かせていた。純白の翼を隠しているのは、半翼は魔王との死闘で手折られ、半翼は主人公を召喚する転移魔法を使用した際に失われたため。のんびりとした性格が魔王の増長を許したとされ、各国首脳陣からの評判が悪い。

［注：作中に登場しません］炎梨が小説に登場させようとしていた、大陸支配を目論む魔王。八年前に突如として現れ、すでにクルア大陸の四分の三を手中におさめる。目的のためなら腹心すら使い捨てる冷淡な性格で、民衆からは領内ですら、恐怖と憎悪の対象となっている。主人公と同じ、日本からの転移者で、本名は鈴木。隔壁魔法、加速魔法に長け、時間操作も可能。

［注：作中に登場しません］炎梨が小説に登場させようとしていた主人公。イジメに耐えかね、学校を飛び出したところで車に轢かれそうになる。次の瞬間にはマイレン公国の城内にいた。目の前にいた満身創痍のコウを、治癒魔法で瞬時に回復させる。困っている者を放っておけない性格。イジメのトラウマから、群衆が大の苦手。そのため、単身で魔王討伐に赴くことになる。本人はまだ気が付いていないが、現実改変能力を持つ。