エピソード
キャラクター
- ファントム・ゼロ
72柱目の悪魔
- ファントム・ペレ
ハワイの火山の女神。
人里に現れた際、人間の首長ロヒアウに一目ぼれ。
フラダンスで気を引こうとするが、自分が送り込んだ妹妹ヒイアカとロヒアウの仲を勝手に疑い、嫉妬の噴火で森を焼き尽くす。
姉を慕っていたヒイアカだがこれに激怒し、ロイアウと結ばれる。
ペレはそれを許さず二人を焼き尽くそうとするが、ヒイアカの呪力に防がれ、そして恋人たちはペレの元を去っていった。
- ファントム・ユム・シミル
別名アフ・プチ。
マヤ神話において地下最下層九番目の世界ミナトルの支配者。
『死の主』であり、ミナトルへ引きずり込む為に飽きることなく地上の犠牲者を求め続けている。
- ファントム・ロキ
言わずと知れた北欧神話の神。
奸智術数に富んだ狡猾な道化だが、元は単なる悪戯者に過ぎなかった。
キリスト教の介入によって北欧神話が変質、悪意ある悪魔の化身と見做されるようになる。
- ファントム・ルツィフェル
ポーランドのルシフェル。悪魔の王子。
天国で不和を生み出し破滅させたはいいが、悪魔になってからは悪魔たちの不和に頭を悩ませ、このままでは天国の二の舞になってしまうと仲介役を買って出ている。
- ファントム・モロク
ミルトン『失楽園』に登場する悪魔。
天国最強クラスと謳われる力を持ちながら、天使(当時)サタンに従い神に背いた為弱体化。それでも勇敢に大天使ガブリエルに勝負を挑んで敗北した。
しかし神への叛逆に、一切の後悔は無い。
- ファントム・スルト
ケルト神話。炎の巨人の国ムスペルヘイムの王。
敵対する豊穣神フレイが愛ゆえに「勝利の宝剣」を手放し、結果としてスルトは地球上の旧世界を滅ぼす。
フレイと全力で闘えなかったその勝利は、彼の心に大きな空洞を残す。
- ファントム・ウェンディゴ
クトゥルフ神話に登場するが、元はエスキモーが恐れる寒気の悪魔。
ウェンディゴが訪れると、誰かが寒気に震え、高熱を出して死んでしまうと恐れられている。
耳をそばだてろ。雪を踏みしめる奴の足音が、聞こえてこないか──。
- ファントム・ジョーズ
人類が海に抱く根源的な恐怖を具現化した悪魔。
「映画」もまた悪魔が現世で受肉する為の概念を醸成する、魔術装置である。
- ファントム・シャクス
魔術文書『レメゲトン』に登場する72柱の悪魔の1柱。
コウノトリの悪魔として鳥人化した姿で使役者の前に現れ多くの貴重な情報をもたらすが、本質は「裏切りの悪魔」であり、いつ嘘をつくかはわからない。
- 灰原教授
カルト教団〈真理の眼〉に肉親を奪われ、内部からの破壊工作を画策。
『ゲヘナの扉』開門計画を知りこれに対抗するため、〈真理の眼〉本部である渋谷クラウンタワー内の一部施設をじわじわと私物化、そのシステムを弄り、独自の指向性による悪魔召喚の儀を執り行った。
- レゼ助手
灰原の助手。科学知識と魔術知識に等しく長け、灰原が悪魔や地獄の実在を前提に話をしてもためらわず受け入れることから信頼を得ている。出自は不明。