伊達邦直の長男。１６歳。
家族と共に仙台から北海道に移住し、父と共にイシカリトウベツの開拓を目指すが、自身の力の無さと現状への不満で、やるせない日々を送っている。

アイヌ民族の少女。
和人の父とアイヌの巫女の母の間に生まれた。高い巫女の力はあるが、純血でないために成人の証である入れ墨も入れてもらえず、仲間内で腫れ物扱いされる。
自由奔放に生きている。

仙台伊達藩の分家、岩出山藩藩主だったが、明治維新後に敗戦した伊達藩は身分を剥奪され、帰農を命じられる。
家臣160人を養うために、北海道への移住を志願。土地が肥沃なイシカリトウベツに目をつけ、開拓することにした。

尚継の弟。13歳。思春期に入っているが、まだ純粋な男の子。

尚継の母。藩主の妻として規律を重んじるも、誰にでも優しい。

アイヌ民族の青年で、サクアの幼なじみ。首長たちに不満を抱いている。