鳥山とう子のいる日常

シュークリーム

エピソード1(脚本)

鳥山とう子のいる日常

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〇教室
  高校入学初日。
  同じクラスに知っている人はいない。
  ただ一人を除いて──
「おっはよー!!」
  その大きすぎる声は…。
わたし「声が大きいよ。・・・鳥山さん。」
鳥山とう子「そうかな!!」
  そのいい方、わざとだとしか思えない…。
  鳥山とう子(とりやまとうこ)。
  同じく新入生。
  中学で面識があった。以上。
鳥山とう子「「・・・鳥山さん」って私の名前、まさか忘れてたの!?」
  別に忘れてたわけじゃないけど・・・
わたし「鳥山さんこそ、名前忘れてない? 一度も名前呼んでないよね。」
鳥山とう子「・・・」
わたし「・・・」
鳥山とう子「・・・」
わたし「・・・」
鳥山とう子「・・・」
鳥山とう子「・・・っと、声が大きすぎたんだよね。 ・・・おはよう。」
わたし「・・・」
鳥山とう子「・・・ごまかせ、た…?」
わたし「いや、ごまかせてないから。」
鳥山とう子「そんな!」
  まじで覚えてないのか。それは結構悲しい・・・
鳥山とう子「冗談!──でしょう?」
  ──。確かに自分の名前だ。
  忘れられてるわけではなかったのか。
鳥山とう子「忘れたふりしてごめんね」
鳥山とう子「でも、ふざけたくなっちゃうんだ・・・」
鳥山とう子「君と私の仲だから!」
  結局名前では呼ばないのか・・・。
  『君と私の仲だから──』
  ただ、そう言われることに悪い気はしない。
  ・・・。
  前の扉から、誰か来た?
先生「・・・」
  スーツ、ってことは担任の先生かな。
先生「このクラスを受け持つことになった。 俺のクラスになったかわいそうなお前たち、今日から1年よろしくな。」
  かわいそう!?
  よろしくしたくなくなるな・・・。
鳥山とう子「おはようございまーす!」
わたし「おはようございます。」
先生「はい。おはよー。」
先生「挨拶してくれたのはそこの二人だけか。 先生悲しいな…。」
  まじか。
  鳥山さんにつられて挨拶してしまった。
  いや、別に挨拶することが悪いわけではないが。
  なんとなく、嫌な予感がする──
先生「早速だが、先生は職員室に全ての荷物を忘れました。」
  ・・・
  って荷物全部かよ!
  何しに教室来たんだ・・・。
先生「そこの二人!」
  荷物取りに行かされるのか。
先生「以外のみんなで先生の荷物運びを手伝ってください!!!!!」
  40人クラスだぞ!!
  38人で荷物取りに行くのか!?
  その人数だと、逆に行かないことに罪悪感感じるな。
鳥山とう子「先生!」
  いいぞ鳥山さん!人数おかしいこと先生に言ってくれ!
鳥山とう子「いってらっしゃい!」
  違うだろ!!
先生「はーい、いってきまーす。」
  先生ものるなよ!
  誰かおかしいって言えよ!
  何で誰も何も言わずに教室から出ていくんだ・・・
先生「HRで自己紹介するから、名前と出身中学、あと趣味か特技言えるようにしといてー」
  自己紹介か。クラスメイトのほとんど初対面だもんな。
先生「って、クラスのみんなに伝えといて。 なんでかいないから。」
  先生の指示で職員室に向かったんですよ!!
先生「ちょっと職員室行ってくるけど、俺が戻る前に勝手にどこか行ったりしないように。」
鳥山とう子「はーい!」
わたし「・・・」

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