エピソード
挿絵イラスト
キャラクター
- 音川 恵
27歳 女性。
推し活が忙しい今時女子の代表。
藤田や高村に何度か個人的な誘いを受けた事がある。
勿論、応じる訳がなく、それが反感を買っている。
完全にセクハラ・パワハラだと言えるが、就職活動が散々だった為辞める気になかなかなれないでいる。
- 旭川 涼
28歳 女性。
恵に誘われて、今の会社に入社した。
サバサバとしており、口調は強め。
家ではヤモリを飼育している。
- 藤田 健次
47歳 男性
高村専務の小判鮫であり、下僕である。
専務の前では手をコネコネしながらご機嫌を伺い
女子社員には強く出る。
ただし、体の関係を持てば優しく豹変し、35歳までならやぶさかではないが、対象外は汚物扱いする。
下衆上司の鏡。
- 高村専務
52歳 男性。
専務と言うポジションを活かして、そこらの女子社員を漁るのが日課。
最近、高脂血症が進んでいるが食生活を改める気なし。
妻子はおり、子は2人。一番下の子ももう高校生。
部活から帰ると入浴するので、その間に下着チェックするのが趣味。
- 荒田 武
28歳 男性。
年齢の割におっさん化が著しく、ネラーでオタク。
実況板が好きらしく、スレ立てもした事がある。
デジカメとインスタントカメラ両方愛用しており
撮影したものをビデオやDVDにしている。
この現代で「ビデオテープ」とは、と言いたいが
VHSは味があると言う理由で手放せないとか。
- 荒田 綾子
27歳 女性。
荒田の嫁であり、看護師として近隣の病院に勤務。
荒田の事は全く好みではなかった。
しかし、出会いのない職場に加えて多忙。
適当にあしらっても大丈夫な荒田は、彼女にとって楽な相手であった。
- 風山 修
28歳 男性。
某広告代理店に勤務している。
気障ったらしく、歯が浮くような事を平気で言える。
それが当たる女性には強く、ハズレた時は総スカン。
当たる事があるからこそ、彼はそれをやめない。
「僕のトレンドは○○(女性の名前)だよ。」とか
そんな感じの事を言えちゃう。
- 吉田 葉那
一般的な住宅街に住む中年女性。
親切で、角を立てずに物事を片付ける器用人。
ビクスドール作りが趣味で、2階の奥の部屋は倉庫になっており、たくさんの部品がしまわれている。
- 東江 美香
28歳 女性。
風山の彼女であり、涼とは旧友関係にある。
ファッション雑誌編集をしている。
自身もモデルを目指していたが、雑誌に1回だけ載って以降次の仕事はなかった。
原因はスタッフに対しての態度。
- 矢島 天騎
28歳 男性
陽キャラ確定枠の同級生。
高校の頃から変わっていない。
身なりは高級品だが、常に借金を抱えている。
彼氏にしてはいけない地雷系男子。
- 橋田 勇晃
27歳 男性
荒田や清津といった陰キャ勢の一員。
普段は存在感などないが、たまに出てくるタイプ。
今回もそつなく出番があるようだ。
- 川田 重蔵
48歳 男性。
不動産屋経営一筋。
物件の情報だけでなく、取り扱っている物件の地域情報や歴史についても多少詳しい。
扱ってる物件に夫婦が住んで、子供ができるのが何より嬉しいらしい。
- 西原 輝十
不良ハングレグループの一人
スーパーこどくら脇にたむろしてる若者ら
通称「こど脇」で生活している。
窃盗や放火歴があり、親の権力で観察処分中。
- 志賀川 剣王
不良ハングレグループの一人。
他の二人同様に「こど脇」で生活している。
飲食店の無料お手拭きを全部口に詰めて逃げる
そんな内容の動画を上げた事がある。
- 高井 瑠璃
不良ハングレグループの一人。
非行少年がたむろする「こど脇」の常連。
西原・高井よりも前から「こど脇」に居る。
闇バイトの斡旋等をしている。
作者さんの名刺代わりの作品というだけあって、そのままドラマになりそうな読み応えがあるプロットで、様々なテクニックが随所に駆使されている渾身の一作ですね。読者にはっきりとシーンを見せずに想像させることで際立つ恐怖感と、スチルで直接的に視覚に訴える恐怖感とのバランスが巧みでした。読み返すたびに新たな発見がありそうな作品だと思います。