エピソード
キャラクター
- 田中真司(たなかしんじ)
3か月前、東西大学に入学したばかりの石川県出身の19歳。立て続けに3つのバイト先を失い金欠にあえぐ中、ひょんなことから高収入だが危険なの光里の助手を引き受けることに。
ややお人よしな一面は田舎の祖母の教えが影響している。田中家に隔世遺伝のように受け継がれた能力があり、それが比可里との仕事によって才能が開花する。
- 無間(むけん)
江戸時代中期に生まれた凶つ者(まがつもの)で、欲望の化身。元は金貸しを営む大店の主人だが金儲けに没頭するあまり、終わりのない欲望に取りつかれ凶つ者になり、人間に憑依して欲望を追求する
- 殺裏比可理(さつうらひかり)
古代期から秘密裏に脈々と続いてきた「さつらもん」の末裔。凶つ者(まがつもの=悪霊・呪など人間社会に害を及ぼすもの)を除く「殺裏」の家の1706代当主。島根の本家から日本各地にある拠点を術で自由に行き来できる。仕事に厳しく完璧主義の割に脆いところも。近頃強まってきた抵抗勢力「土蜘蛛」からの執拗な誘いに揺れている。