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夏目心 KOKORONATSUME

2 結婚のリアル(前編)(脚本)

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〇おしゃれなリビングダイニング
  傍から見たら確かに結婚は輝かしい物ですが、世間ではこんな発言があります・・・
  結婚は墓場であると・・・例えば、
森本直人「んげ!マジかよ!?」
森本恵子「当然でしょ?結婚したなら親からの仕送りに頼らずに自分らで生活費出すべきでしょ?」
森本恵子「直人が趣味で集めてたガラクタとか全部捨てて貰うしそう言うの買うなら」
森本恵子「ちゃんと私に話してね?」
森本直人「・・・!ま、まぁそうだよな・・・これから専業主婦やって貰うし、」
森本直人「俺が真剣に頑張らないとな!」
森本恵子「えぇ!そう言う事だから、直人の通帳も私が管理するから!」
森本直人「え、えぇ・・・」
  最初の内は自分達のルールを守る事に真剣になれるかも知れません・・・
  ですが、最初はともかくそれを何度も繰り返して行けば、
  確実にズレが生じます・・・
森本恵子「これで今月も乗り越えられたわ!直人、これからも頑張ってね!」
森本直人「あ、あぁ・・・なぁ恵子・・・」
森本恵子「ん?どうしたの?」
森本直人「気のせいかな?今日まで生活費は俺しか払って無い様に見えるんだが?」
森本恵子「そんな事無いわよ!ちゃんと直人が使えるお金はあるでしょ!?」
森本恵子「直人は一流企業の正社員なんだし、何とも無いでしょ!」
森本直人「・・・そうだけどよ・・・殆どこの家に入れてる訳だし・・・」
森本直人「俺の小遣い稼いだ2割位だし・・・」
森本恵子「何だそんな事!直人が家に殆ど入れてくれてるお陰で家がなりたってるんでしょ!」
森本恵子「もっと自信持ちなさいって!」
森本直人「・・・・・・」

〇おしゃれなリビングダイニング
  それから、
森本直人「ただいま!って、」
森本恵子「・・・・・・」
森本直人「えぇ、マジかよ・・・お帰り言う前に先に寝てるなんて・・・」
森本直人「ここの所ずっとこうだよな?最近余り話したりして無いし・・・」
森本直人「ん?これは?」
森本直人「えぇ!?な、何だよこれ!?これって確かアパレルショップ夏目で一番高いって言う」
森本直人「高級ブランドの鞄じゃねぇか!?何でこれが家に・・・」
森本恵子「う、ううん・・・」
森本恵子「あら?直人いつの間に帰ってたの?」
森本直人「恵子!これ一体どう言う事だよ!?」
森本恵子「は?」
森本直人「これだよこれ!!」
森本恵子「あ!見たんだ!良い出来栄えでしょ!お小遣い貯めてやっと買えたのよ!」
森本直人「おい!俺がこれ知らないと思ってるのか!?」
森本直人「アパレルショップ夏目で一番高い奴だろ!?何でこんなの買ってんだよ!?」
森本恵子「えぇ?そんな怒る事?私のお金で買ったんだから問題無いでしょ?」
森本直人「自分の金で買っただぁ!?ふざけんな!殆ど俺が稼いだ金だろ!?」
森本直人「まさかお前、高い買い物する為に結婚したってのか!?」
森本恵子「・・・直人あんた、私が何のストレスも感じて無いと思う訳?」
森本直人「あぁん?」
森本恵子「あのねぇ!私だって家事とかで負担掛かってるのよ!」
森本恵子「直人が帰って来るまで家の事色々やらないと行けないし、その癖何も褒めてくれない!」
森本恵子「休み時だって相手してくれないし私に対して何もしてくれない!」
森本恵子「そんなのいつまでも耐えられる訳無いでしょ!この位の贅沢許しなさいよ!!」
森本直人「は、はぁ!?増々ふざけるなよ!!俺の金テメェが管理してるんだろ!!」
森本直人「それでどうやって施せってんだよ!?そしたら俺はどうなんだよ!!」
森本恵子「あんた!言うに事かいて!!」

〇シックなバー
高見沢幸四郎「え、えぇえ!?それ本当の話ですか!?」
黒田正和「えぇ、そうですよ・・・因みに今話してた夫婦の夫の方は僕の友人の1人です・・・」
高見沢幸四郎「そ、そっか・・・でも確かにお金の管理は絶対必要だし、」
高見沢幸四郎「何かしらの息抜きはしないと行けないし・・・」
黒田正和「えぇ、ですが一方的な貸し借りは正直言ってまだ可愛い物です・・・」
高見沢幸四郎「え?」
黒田正和「夫婦2人だけの問題ならまだ解決のしようがあります・・・ですが、」
黒田正和「子供がいたとしたらどうでしょう?」
高見沢幸四郎「子供、ですか?」
黒田正和「はい、お客様・・・さっきの話はまだ可愛い方です・・・」
黒田正和「ですが、子供がいたらまた別の問題が浮上します・・・あれはですね・・・」

次のエピソード:3 結婚のリアル(後編)

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