君が照らした

ウサギ

プロローグ、エピローグ(脚本)

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〇大樹の下
  開閉の国
  大樹の下で僕と彼女は座っていた。
僕「君はなんで魔法が使えるんだい?」
  僕は彼女に興味があった。
  彼女が手をかざすと傷が治り、人差し指を立てると火を出したり消したり出来る。
彼女「・・・あなたはこの力どう思う?」
僕「便利だと思うけど・・・」
彼女「そうよね・・・でも・・・」
  彼女が俯くとウェーブがかった髪が彼女の顔を隠した。
彼女「私はこの力で人を助けたいと思った」
彼女「でもいつも気付かされるの」
彼女「私は罪人だって」
彼女「確かに便利かもしれない。でも、それと同等に人を殺めることも出来るから・・・」
僕「君の意思が強ければ問題ないんじゃないの?」
彼女「!」
彼女「ふふっ・・・そうよね」
彼女「でも、私は意思が弱い」
  その言葉を聞いて、僕は首を横に振った。
  意思が弱いというのなら、何故今僕と話しているのか。
  自分が周りの人達から嫌悪されていると思っているなら尚更だった。
  彼女は勇気を出して僕と話しているのだ。
  意思が強いか弱いかを決めるのは、考え方次第だと思った。
僕「君は弱くなんてないと思う」

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