孤独な旅人

夏目心 KOKORONATSUME

3 モール(脚本)

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〇繁華な通り
  いざ出掛けて見たは良かった物の、正直どこへ行けば良いかサッパリだな・・・
  こう言う時はやっぱり・・・

〇ショッピングモールの一階
  数分後。
  やっぱこう、買い物が出来る場所が一番だよな・・・
  ここでなら色々と見て周れるし、何か食べたくなったら直ぐ行けるしな・・・
  今はまだ何か食べたい気にならないけど・・・そうだな、本屋でも覗くか・・・

〇本屋
  取り合えず本屋に来ては見たが、何を見ようかな?やっぱ無難に漫画だろうか・・・
  でも態々旅行してまで漫画読むとか頭おかしいとか突っ込まれそうだな・・・
  どこでも買える物なのにな・・・まぁ、決まりとか無いし、漫画見て見るか・・・
  えっと、ここにあるのは・・・
  守りの四天王って名前で、遊星防衛作戦編、遊星奪還作戦編、仲間奪還編に、
  遊星覚醒編?あぁ、これはまた最近の奴だったかな?
  と思ったけど少し日が経ってるな・・・他には・・・
  攻めの四天王、マジックランドの大冒険編に、最近映画になった催涙雨か・・・
  それでこっちは自滅の刃、白騎士爆弾編と闇覚醒の章・・・凄く気になるな・・・
  決めた、自滅の刃買ってこう!巷でも人気っぽいし・・・ん?
星野慎太郎「あぁ、やっと今学期の期末終わったし、またアカリに負けた・・・」
月島アカリ「もう!そんな落ち込む事じゃ無いでしょ!慎太郎君も前より成績良くなったじゃん!」
星野慎太郎「まぁ、そうだよな・・・智也にもアカリにも助けて貰ってるし・・・」
星野慎太郎「俺も少しは確りしないと・・・」
月島アカリ「学級委員や剣道部までやってるんだから充分凄いよ!あたしなんて何もしてないし!」
星野慎太郎「いやいや!学年トップが何言ってんのさ!」
  あんな所にカップルか・・・僕には正直縁遠いかな?でも、
  あんな風に一緒に笑い合えたら何だか楽しそうだな・・・僕には、誰がいたっけ?
  まぁ良いや、自滅の刃買ってここを離れよう・・・

〇アパレルショップ
  本屋で買い物をした僕が次に目指した場所は服屋だ。
  とは言っても服なら間に合っていて今買う必要はどこにも無い。
  ん?
姉「う〜ん、どれにしようかなぁ・・・あれも欲しいしこれも欲しいし・・・」
姉「あ〜どっちも良過ぎて決められない・・・」
弟「姉ちゃん・・・また無駄遣いしたら母さんに怒られるぜ?」
弟「何より、タカが服だろ?何でキッパリ決められないんだよ?」
姉「分かって無いなぁ!オシャレってのは女子に取って凄く重要なのよ!」
姉「彼氏と出掛ける時の勝負服とか、これなら相手が喜ぶかどうか・・・」
弟「とかどうとか言って、本当は自分本意じゃ無いのか?姉ちゃんの事だから、」
弟「出し惜しみして服買っても直ぐ着ないでそのまま放置してそうだぜ!」
姉「もう!失礼ね!そう言うあんたは彼女出来たらパジャマのままデートでもしようって?」
弟「いやいや!姉ちゃんじゃあるまいし、そんな非常識な事しないって!」
  カップルの次は姉弟か・・・何かありふれた感じで良いな・・・
  何話してるか知らないけど、まぁ服はあって困らないよな・・・
  僕としてはオシャレには疎いけど・・・そこまでは気にしないかな?
姉「ん?あの、すみません、私達の事見て何かありましたか?」
  (あ、あれ?もしかしてチラ見してるの気付かれたか?やっちゃったな・・・)
  (そんなつもりじゃ無かったのに・・・)
  あぁ、すみません・・・大した事じゃ無いんです・・・
  姉弟でお出掛けでもしてるのかなって・・・
弟「何だ、只の通りすがりですか・・・姉弟でと言うより、」
弟「姉に無理矢理連れて来られて・・・」
姉「もう!何よその言い方!」
弟「いや、本当の事だって・・・」
  ま、まぁまぁまぁ!こんな所で喧嘩なんかしないで!ここ人目に付きますから!
姉「え?あ!すみません!そんなつもりじゃって言い訳ですよね!失礼しました!」
  あ、あぁ!分かってくれれば良いんです!あはは・・・
姉「以後気を付けます・・・あの、ちょっとだけ良いでしょうか?」
  ・・・?どうしました?
姉「私達見ての通り服を見に来たんです・・・後々買いに行く為に・・・」
姉「それで買う候補は2つまで絞れたんですが、どっちにしようか迷ってて、」
姉「良かったらあなたの意見を聞きたいなぁと思いまして・・・」
弟「お、おい姉ちゃん、寄りに寄って知らない人から意見貰うのかよ?」
姉「聞くも何も、あんたが真剣に答えてくれないからじゃない・・・」
弟「いや、だって姉ちゃんがどんな服着ようと関係無い訳だし・・・」
姉「・・・まぁそう言う事なんですが、少しだけ付き合って貰えますか?」
  成る程ね・・・そう言う事なら引き受けても良いかな?
  分かりました、微力ながら協力します!
姉「え!良いんですか!?ありがとうございます!」
弟「あぁ、すみません、変なのに付き合わしちゃって・・・」
  急ぎの用事とか無いんで大丈夫ですよ・・・
姉「ありがとうございます!それじゃあ早速!」
  それから僕は、見知らぬ姉弟の服選びに少しだけ付き合い、
  暫くして店を出るのだった。

〇ショッピングモールのフードコート
  それから暫くして、僕は姉弟と別れてフードコートへと赴き、
  ラーメンを注文していた。
  丁度良い位には空腹だし、伸びちゃう前に食べようか・・・
  美味いな・・・昼間に行った屋台と比べるとあっちの方が美味しいけど・・・
  贅沢は言ってられないな・・・もう少し遊びたいけど、
  早く戻って明日に備えよう・・・

次のエピソード:4 植物園

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