1 目覚め(脚本)
〇黒
車の音が聞こえる・・・僕は眠っているのだろうか?そもそも何で寝てるのか?
仕事で疲れたから?勉強に疲れたから?只遊び過ぎて疲れたからか?
色々と可能性が浮かび上がるが何とも言えない・・・僕は色々な感覚を感じながら、
目を開けるのだった。
〇バスの中
う、う〜ん・・・ここは、バスの中か?でも僕は何でバスに乗ってるんだ?
て言うか、何の為にバスに乗って、僕は一体どこへ向かっているんだ?
良く分からないが、取り合えず周りを良く見ない事には始まらない・・・
僕の近くに何か無いだろうか・・・・・・ん?
スーツケースだ、僕の物と見て間違い無いだろう・・・
これが僕の手元にあると言う事は、僕は旅行でもしているのだろうか?
「次は、◯◯町・・・◯◯町でございます・・・お降りの方は、」
「お近くのボタンを押して下さい・・・繰り返します・・・次は・・・」
どうしようか・・・正直このままバスに揺られても良い事は無い気がするし、
折角だから降りて見ようか・・・
「次、止まります・・・お降りの際は、バスが停車するまでお待ち下さい・・・」
〇繁華な通り
取り合えず降りて見たは良い物の、これからどこへ行こうか・・・
幸いスマホやお金と言った必要最低限の物も持ち合わせてるし何とかなるだろう・・・
取り合えず僕は降りた場所を適当に歩いて見る事にした。
ん?あれは?
知らないおばあちゃんが一人で歩いている・・・あの人も僕と同じ状況なのだろうか?
それに良く見ると・・・
何だか重そうな荷物を持って歩いてるし、これから信号を渡りそうだ・・・
どうせやるなら・・・
すみません!もしかして、この先を渡るつもりですか?
おばあちゃん「ん?そうだけど?」
やっぱり!あの、良かったらその荷物、向こうまでお持ちしましょうか?
おばあちゃん「おやおや!態々気を使わせちゃって申し訳無いね!なら、お願いしようかな?」
任せて下さい!
そんなこんなで、僕はおばあちゃんの荷物を運んで一緒に歩く事となった・・・
それから、
おばあちゃん「どうもありがとう!ここまで来たら後は大丈夫だよ!」
どういたしまして!助けようと思って良かったです・・・
おばあちゃん「いやはや、最近は良くニュースでロクでも無い事をする若い子の話を良く聞くから、」
おばあちゃん「あんた見たいな人が一人でもいるって分かれば安心するよ・・・」
気にしないで下さい・・・僕は助けたいと思ったから助けただけですから・・・
おばあちゃん「感心だねぇ・・・どこに行くか知らないけど、あんたも怪我しない様にね?」
そのつもりです・・・って、
あ・・・
おばあちゃん「ん?あんたお腹減ってるのかい?」
あ、ははは・・・どうもそう見たいです・・・
おばあちゃん「あんた!良いタイミングでこの街に来たね!」
え?どう言う事です?
おばあちゃん「最近この辺りで凄く美味しいご飯を作ってくれる屋台が来ててね!」
おばあちゃん「その味が凄く絶品だからさ!お腹減ってるなら是非行って見た方が良い!」
この街にそんなのがあるのか?何だか気になるな・・・
あの、良かったらそれがどこにあるか教えてくれませんか?
おばあちゃん「勿論だよ!場所はここから・・・」


