第1話(脚本)
〇荒廃した街
遠い未来
〇山奥の研究所
古びた研究所
〇研究装置
博士「見よ、ケイト。 これが私の開発した時空転送機だ」
ケイト「時空転送機?何ですかそれは?」
博士「これは時空を越え、過去や未来に行ける機械だ」
博士「そしてケイト、君がこの装置で過去に行き・・・世界滅亡の原因を排除すれば、全てが上手くいくはずだ」
ケイト「し、しかしそうしたらこの世界は・・・」
博士「・・・この研究所を残して崩壊するだろう」
博士「だが・・・世界を救うにはこれしかないのだ」
ケイト「でも・・・ボク一人で本当に世界を救うことが出来るでしょうか」
博士「ならガーディアを連れて行くといい。 ・・・ガーディア、来るのだ」
ガーディア「お呼びですカ?」
博士「ガーディアよ。ケイトと一緒に過去に行き、世界滅亡の原因を排除して来るのだ」
ガーディア「分かりましタ! ケイトさん、よろしくお願いしますネ!」
ケイト「う、うん。よろしくね」
博士「ではケイト、ガーディア。 この装置に入るんだ」
ケイト「分かりました」
博士「それでは転送するぞ」
博士「・・・二人共、後は頼んだ」
〇武術の訓練場
マイ「もうこのギルドに入って1週間かぁ・・・」
マイ「僕も大分強くなってきたし、そろそろ新しい技を習得出来るかも・・・」
マイ「わっ!?何今の音!?」
マイ「確か訓練場からだったよね・・・?」
ガーディア「・・・さん、ケイトさん・・・!」
マイ「あれ?君達は一体?」
ガーディア「っ!・・・貴方は誰ですカ?」
マイ「僕はマイだよ」
ガーディア「マイさんですカ。 ワタシはガーディアです、宜しくお願いしますネ!」
ガーディア「・・・あ!そんな事よりケイトさんを助けて下さイ・・・!」
マイ「ケイトさんって・・・そこに倒れてる人の事?」
ガーディア「そうでス! 早くしないと・・・ケイトさんガ・・・!」
マイ「分かった、今医務室まで運ぶよ!」
〇田舎の病院の病室
ケイト「う、うーん・・・」
ケイト「あれ、ここは・・・?」
???「あ、気が付きましたか?」
ケイト「君は・・・誰?」
コリン「僕ですか?僕はコリンと申します」
ケイト「ボクはケイト。 えっと・・・ここは?」
コリン「ここは医務室ですよ。 貴方が倒れていた所をマイさんが運んだんです」
ケイト「そうだったのか・・・」
コリン「それより・・・貴方未来からやって来た人ですよね?」
ケイト「えっ・・・何でそれを?」
コリン「貴方が倒れている間にガーディアさんという方から話を聞きました」
コリン「何でも世界が滅亡した原因を排除しようとしてるとか・・・」
ケイト「うん、大体合ってるかな」
ケイト「・・・あ、ところでガーディアは?」
コリン「今飲み物を買っていますよ」
コリン「・・・あっ、戻ってきました」
ガーディア「ケイトさん、目が覚めたんですネ! お体の方は大丈夫ですカ?」
ケイト「うん、この通り大丈夫だよ。 それよりガーディア、ここは一体何処なんだい?」
ガーディア「ここはブレイバーというギルドだそうデス」
ガーディア「今ここのギルドマスターが貴方の所に向かうと言っていましタ」
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こんばんは、ピーターです。
未来の世界からやって来たケイトとガーディア。
果たして世界滅亡の結末を変えられるのか。楽しみにしてます。