Braver's story エピソード0

菊地恵子

第4話(脚本)

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菊地恵子

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〇武術の訓練場
ロア「っ!?何故魔物がここまで!? ・・・ってそんな事考えてる場合ではありませんね・・・」
ロア「マイさん!ここは急いで逃げましょう!」
マイ「は、はい!」
マイ「う・・・うぅ・・・何これ・・・」
ロア「マイさん!?大丈夫ですか!?」
マイ「・・・だ、大丈夫・・・です」
マイ(体が熱い・・・。 それになんだか頭がボーッとしてきた・・・)
クロト「マスター、何があったんだ!?」
ロア「クロトさん! 大変です、魔物が訓練場に入り込んで・・・」
クロト「何だと!? 馬鹿な、ここには結界が張られている筈じゃ・・・」
クロト「いやそれどころじゃない、ここは俺が片付ける!」
クロト「覚悟しろ!〈スラッシュ〉!」
ロア「すみません、クロトさん。助かりました」
クロト「いや、大丈夫だ」
クロト「・・・っ! マイ、大丈夫か!?」
マイ「・・・ハァ、ハァ・・・熱い・・・」
クロト「・・・とりあえず早く医務室に連れて行った方がいいな・・・」
クロト「よし、俺が運ぼう」
マイ(・・・あれ・・・何か頭がぼーっとしてきた・・・)

〇田舎の病院の病室
マイ「・・・」
マイ「う、うーん・・・」
コリン「あ、起きたんですね!良かった・・・」
マイ「あれ、コリン?ここは・・・」
コリン「ここは医務室です。 クロトさんがここまで運んでくれたんですよ」
マイ「そう、なんだ・・・」
クロト「大丈夫か?」
ロア「マイさん、具合はいかがですか?」
マイ「・・・大丈夫、さっきよりは随分楽になったよ」
クロト「そうか・・・それなら良かった」
ロア「すみません、まさか魔物が結界を破って侵入してくるなんて・・・」
コリン「でもあの魔物は本来この訓練場にはいないはずですよね?」
コリン「一体何処から入り込んだんでしょう?」
クロト「・・・恐らく、誰かが召喚したんだろう。 だが誰が・・・?」
ロア「・・・私が召喚したのはスライムの使い魔です」
ロア「あんな蜘蛛のような魔物は召喚した覚えはありません」
コリン「えっ、それってつまり・・・」
ロア「はい、何者かがこのギルドに侵入したという事になりますね」
???「・・・失礼する」
アミレー「すまない、話がある」

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