第二話 薬なんて・・・(脚本)
〇英国風の部屋
テメス・カレェス「スー──」
テメス・カレェス「あっ、そうだ!!倒れない薬!!」
〇養護施設の庭
〇草原の道
〇薬屋
テメス・カレェス「すいません!!」
医者?「ああ、こんにちは薬を買いに来たのかい?」
テメス・カレェス「はい、そうです」
医者?「じゃあ、コレを使いなっ」
テメス・カレェス「これは?・・・」
医者?「それは、倒れない薬だよっ」
テメス・カレェス「前のと違いませんか?」
医者?「そ、そうかい?」
医者?(本当は喋れなくなる薬だけどww)
医者?「さあ、おかえりお嬢ちゃん」
テメス・カレェス「はい」
医者?「はあ!!」
医者?「今回はうまく行きそうだ」
医者?「恋愛なんてみっともない」
医者?「次は、王子をもらうぞ・・・」
医者?「結婚して姫を殺すんだ」
〇草原の道
テメス・カレェス「屋敷に帰って、薬を飲もう・・・」
キム・ケラィダ「姫!!どこへ行っていた!!」
テメス・カレェス「薬屋です」
キム・ケラィダ「大丈夫か?最近姫を襲うニュースが出ているが?・・・」
テメス・カレェス「心配しすぎですよ」
キム・ケラィダ「そうですか?」
〇城の客室
テメス・カレェス「怖いからって王子の部屋に行くなんて・・・」
キム・ケラィダ「怖いんだよ・・・」
テメス・カレェス「わかったわ飲むわね」
テメス・カレェス「あ、あ・・・」
テメス・カレェス「ん、ん・・・・・・」
テメス・カレェス「大丈夫です」
テメス・カレェス「ハッン///」
キム・ケラィダ「どうしたっ!!」
テメス・カレェス(あれ?声が出ない!!)
テメス・カレェス「ん!!ん!!!!」
キム・ケラィダ「おい喋れ!!!」
テメス・カレェス「ん!!!ん!!!!」
キム・ケラィダ「バカにしているのか!!」
キム・ケラィダ「さてはお前姫に化けた悪医者だな!!!」
テメス・カレェス「ん!!ん!!!」
テメス・カレェス(違うのに〜・・・)
キム・ケラィダ「切るぞ!!姫を返せっ!!」
キテワ・ケラィダ「違う!この子は姫だ!!」
キム・ケラィダ「お兄さん・・・」
キテワ・ケラィダ「見ろっ」
キテワ・ケラィダ「悪医者のマークがない!!」
キム・ケラィダ「でも・・・」
キテワ・ケラィダ「ここで、本当に姫を殺したくないだろう?」
キム・ケラィダ「わかりました・・・」
剣をしまう
キテワ・ケラィダ「おそらく、喋れない薬を飲むようにしたんだ」
キテワ・ケラィダ「このままだと目を瞑る(つぶる)ままだ 治る薬を用意する」
テメス・カレェス(確かに、どんどん目を瞑ってる(つぶってる))
テメス・カレェス(でも、優しいなこの人・・・)
キテワ・ケラィダ「これだ、でもどんどん頭が言うことを聞かなくなってる・・・」
キテワ・ケラィダ「口を開けさせよう」
テメスの口を手で開ける
テメス・カレェス(ん///)
キム・ケラィダ(大丈夫かな?)
テメス・カレェス(ひゃ///)
テメス・カレェス「はあっ!!」
テメス・カレェス「ごめんなさい、勝手に薬飲んじゃって・・・」
テメス・カレェス「ん・・・」
キム・ケラィダ「絶対にお兄さんに恋しないでね」
キム・ケラィダ「テメスは僕のもの!!」
テメス・カレェス「う、うん」
テメス・カレェス(かっこいい・・・・)
テメス・カレェス「♡〜」
キム・ケラィダ「絶対、恋してるでしょ」
キム・ケラィダ「許さないよテメス!!」
テメス・カレェス「・・・・・・・・・」
キテワ・ケラィダ「治ってよかったな!!」
テメス・カレェス「(〃ノдノ)テレ.」
キム・ケラィダ「お兄さん余計なことしないで、僕と結婚するの!!!!」
キテワ・ケラィダ「はっはは!!」
テメス・カレェス「お兄さんですの?」
キテワ・ケラィダ「そうだ、いつもキムがお世話になっているな」
テメス・カレェス「いえいえ」
キテワ・ケラィダ「じゃあ、そろそろ帰るまたなキム!!」
キム・ケラィダ「絶対、姫には関わらないでね!!」
キテワ・ケラィダ「わかっとる」
テメス・カレェス「いいお方ですね」
キム・ケラィダ「まあね、お兄さん優しいから」
キム・ケラィダ「ごめんねもう少しで、殺すとこだった」
テメス・カレェス「いいのよ」
〇貴族の応接間
「キムはお家に帰り・・・」
キム・ケラィダ「ふう〜」
キム・ケラィダ「悪医者は、姫に何をするつもりだろう?・・・」
キム・ケラィダ「早く倒したい・・・」
〇英国風の部屋
テメス・カレェス「香水・・・」
香水の名前には『ローズの花』と書いてある
テメス・カレェス「もうそろそろキムの誕生日ね何を送ろうかしら」
テメス・カレェス「馬車で隣町へ行こうかしら」
〇立派な洋館
〇ヨーロッパの街並み
「見ろっ姫だ!!」
「なんて美しい・・・」
テメス・カレェス「うっ・・・ん・・・」
「どうしたんだ?」
「気分悪そうだぞ」
〇西洋の市場
テメス・カレェス「早く行かなければ・・・」
悪魔(おっあんなところに姫が・・・)
悪魔(血を飲むのにちょうどいい)
悪魔「優しく噛んであげるから動くなよっ」
テメス・カレェス「だ、れ?ですか?」
悪魔「いいから」
悪魔「はむっ」
テメス・カレェス「んああああぁあぁんっ!!!」
悪魔「やべっ血ぃすいすぎたか?」
悪魔「逃げろっ!!」
キム・ケラィダ「姫〜〜〜〜」
キム・ケラィダ「姫っ!!」
キム・ケラィダ「今すぐ直さなきゃ」
キム・ケラィダ「噛み跡?」
テレスを抱える
〇城の救護室
キム・ケラィダ「どうなんですか?」
医者「直す噛み跡は直すのが難しいです」
キム・ケラィダ「そんな」
テメス・カレェス「んあ・・・」
医者「そして、怖いことや裏切られたことの夢を見ちゃいます」
〇宇宙空間
「テレスの夢の中では・・・」
キム・ケラィダ「君は、いつも気持ち悪いんだよ」
テメス・カレェス「私のこと好きじゃなかったの?」
キム・ケラィダ「そんなわけあるかっ!!!!」
テメス・カレェス「なんで・・・」
テメス・カレェス「今までいっぱい助けてくれたのに・・・」
テメス・カレェス「なんで信じてくれないの?」
〇城の救護室
テメス・カレェス「ううん〜・・・」
医者「きっと悪い夢を見ているんでしょう・・・」
医者「できるだけ、頑張ります」
キム・ケラィダ「はい・・・」
〇城の救護室
テメス・カレェス「ん〜うう〜・・・」
テメス・カレェス「あっ!!」
キム・ケラィダ「姫!!起きたか・・・」
テメス・カレェス「ごめんなさいごめんなさい・・・」
テメス・カレェス「やっぱり、気持ち悪いですよね・・・」
キム・ケラィダ「へっ?」
キム・ケラィダ「何を言っているんだ」
キム・ケラィダ「君が、どんだけ美しいと思っているかわかんないか?」
テメス・カレェス「・・・・・えっ?・・・・・・」
テメス・カレェス「だって、私のこと嫌いじゃ・・・」
キム・ケラィダ「そんなことを言う人はどこにおる?」
テメス・カレェス「なんででしょう?そんな記憶があるんですけど・・・」
キム・ケラィダ「もしかして夢でか?」
テメス・カレェス「わかんないですけど・・・」
医者「起きましたか・・・」
医者「どうやら、悪魔に血を吸われて」
医者「そのとき、ちょうどみんなから、『素敵素敵』と言われっぱなしだったのでめまいがしてる途中に吸われたらしく・・・」
キム・ケラィダ「なるほどな〜」
テメス・カレェス「そのとき・・・私血を吸われた途端 『ぐ〜〜〜ん』みたいな感じに血を吸われて・・・」
テメス・カレェス「大丈夫かわかんなかったです・・・」
テメス・カレェス「あっ傷口がどんどん、赤く光ってる感じんが・・・」
テメス・カレェス「んあああああぁぁあぁんっ!!!!」
キム・ケラィダ「どうしたっ!!」
医者「多分、傷の痛みが残ってたんでしょう・・・」
医者「このままだと、完全に噛み跡を消しなければなりません・・・」
キム・ケラィダ「そのためには、何をすればいいんですか?」
医者「確か、山に綺麗な水で消せるかなんか・・・」
〇山中の滝
「そこはっ」
「魔法の水なんだとか・・・」
「そこでは、呪いは解け・・・」
「傷跡を消せるんです!!」
〇城の救護室
医者「そこは山奥なので・・・危険のいっぱいです・・・」
医者「行くとしたら折りたたみベットを持って行ってください」
医者「こんな感じに二日置きに痛みが首から来ます」
テメス・カレェス「なんか・・・焦げ臭くないですか?」
男の声が聞こえた
医者「はいはい・・・」
医者「わかりました」
キム・ケラィダ「何が起きたんですか?」
医者「火事らしいです今すぐ逃げましょう」
テメス・カレェス「キムは?」
キム・ケラィダ「必要なものを持って・・・」
キム・ケラィダ「行くぞっ!!」
テメス・カレェス「わあ!!火がそこに!!!」
キム・ケラィダ「もう大丈夫・・・」
テメス・カレェス「キム・・・服に火が・・・」
キム・ケラィダ「大丈夫いこっ!!!!」
〇空
「気づいたら、空をジャンプしていた」
テメス・カレェス「なんでお姫様抱っこするの?・・・」
キム・ケラィダ「いいじゃないか別に・・・」
テメス・カレェス「・・・・・・────!!」
キム・ケラィダ「行くよ、しがみついてね・・・」
〇山中の滝
キム・ケラィダ「ついたよ!!」
テメス・カレェス「あ、ありがとう・・・」
テメス・カレェス「ここって・・・」
キム・ケラィダ「魔法の滝だよ!!」
キム・ケラィダ「じゃあ、首に水つけるね・・・」
テメス・カレェス「んんぅ///♪」
テメス・カレェス(冷たくて、声出ちゃった・・・・・・)
テメス・カレェス「傷が・・・」
キム・ケラィダ「なくなっている・・・」
テメス・カレェス「確かに、体がなんか重かったけどもう痛くもない」
キム・ケラィダ「よかった〜」
テメス・カレェス「ん///」
テメス・カレェス「冷たいと、声出ちゃうのわかってて・・・」
テメス・カレェス「甘い声出ちゃうからかけないで・・・」
キム・ケラィダ「わかったよ・・・」
テメス・カレェス「恥ずかしい・・・」
〇睡蓮の花園
テメス・カレェス「帰ろうか・・・」
キム・ケラィダ「つかまってて・・・」
テメス・カレェス「わあ!!」
〇空
テメス・カレェス「また〜?」
キム・ケラィダ「こんなぐらいジャンプしたからね」
キム・ケラィダ「降りるよ・・・」
〇西洋の市場
キム・ケラィダ「よっと」
キム・ケラィダ「戻ってきたよ」
キム・ケラィダ「馬車で帰ろう」
テメス・カレェス「うん」
〇立派な洋館
〇薬屋
「その頃、医者?は・・・」
医者?「これで、完成だ、『他の人に恋をする』薬」
医者?「これを、王子に持って行くぞ」
〇城の客室
医者?「お邪魔します・・・」
キム・ケラィダ「お前は悪医者じゃないか!!」
医者?「まあまあ、」
キム・ケラィダ「なんだよ!!!!」
医者?「この薬・・・」
医者?「王子にあげることにしているんだがどうだね?」
キム・ケラィダ「いりません!!!!!!!!!!!」
医者?「じゃあ、姫を殺す!!!!」
キム・ケラィダ「わかった・・・飲むよ・・・」
薬を手に取り・・・飲む・・・
キム・ケラィダ「う・・・・あああ・・・・ん」
医者?「今のうちに!!!」
医者? 変装バージョン「私が、テメスよ」
キム・ケラィダ「そうか〜・・・・・・・・・」
キム・ケラィダ「見間違いしてごめん、結婚してくれ・・・」
医者? 変装バージョン「いいわよ・・・・・・」
医者? 変装バージョン(これで、王子は私のもの!!!!)
キム・ケラィダ「とでも、思ったか!!!」
医者? 変装バージョン「くっ・・・──!!──・・・」
医者? 変装バージョン「そうなったら・・・」
キム・ケラィダ「うあ・・・・・・──ん」
医者? 変装バージョン「じゃあ、姫を殺しに行くね〜」
キム・ケラィダ「あっ待て!!」
〇英国風の部屋
テメス・カレェス「はあ、」
医者?「お嬢さん?・・・悪いけど・・・」
テメス・カレェス「う。・・・・っっ・・・!!!!」
テメス・カレェス「な・・・ん・・・で」
医者?「もう、王子は助けにこない・・・足を怪我させた・・・」
テメス・カレェス「そ・・・んな・・・・・・キムだけは・・・・・・・・・」
医者?「ふう〜」
キム・ケラィダ「お前ええええ!!!!!!!!!!」
キム・ケラィダ「姫は・・・」
キム・ケラィダ「えっ?・・・・・・」
キム・ケラィダ「殺し・・・たの?・・・」
医者?「ああ、ちょうどだ」
キム・ケラィダ「絶対許さない・・・」
キム・ケラィダ「おわっ・・・──」
キム・ケラィダ「くっ・・・」
キム・ケラィダ「はっ!!!」
キム・ケラィダ「こうなったら!!・・・──!!」
医者?「おっ」
キム・ケラィダ「よし・・・」
キム・ケラィダ「大丈夫か?」
キム・ケラィダ「そうだ!!」
テメス・カレェス「あっ!!!!」
テメス・カレェス「刺されたんだっけ?」
キム・ケラィダ「大丈夫?」
ハレ・テレパティ「久しぶり!!!キム!!!!」
テメス・カレェス「だれ?」
- このエピソードを読むには
会員登録/ログインが必要です! - 会員登録する(無料)