ヴァロ戦記

かしもち

第1話 マナセクト学園に入学!(脚本)

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〇大樹の下
  ・・・この記憶は
?「いいか、ハル。 よく聞きなさい」
?「もし、ハルがこの先辛いことや困難に阻まれるとする」
?「ハルにとってその阻まれた困難は大きな壁となって見えるだろう」
?「でもな・・・」
?「『勇気と希望を強さに変えろ』」
?「この言葉をよく覚えておきなさい」
?「勇気と希望を強さに変えた時、その阻まれた壁はいとも簡単に崩す事ができるだろう」
?「どんな事があってもこの言葉をよく覚えておくんだぞ・・・」
  うん・・・わかったよパパ・・・
?「よし、もう暗くなってきたしそろそろ家に帰るぞ」

〇男の子の一人部屋
ハル「・・・」
ハル「ん・・・」
ハル「んんん・・・!!」
ハル「うるせええええええ」
ハル「な、なんだあ!?」
ハル「あ、これ昨日俺が自分で設定したアラーム音か・・・」
ハル「寝ぼけてて気づかなかったな・・・」
ハル(もう朝か、早く家出ないと遅刻するな)
  あんた、起きたのー?
  ご飯出来たから早よ食べなさいー!
ハル「はーい、今行くー」
ハル「よし、朝飯食べに行こ」

〇おしゃれなリビングダイニング
ハル「おはよー・・・」
お母さん「おはよーって、あんたあのアラーム音うるさかったわよ」
ハル「あーごめん」
お母さん「まったく・・・それはそうと」
お母さん「あんたもとうとう中学卒業して学園入学か・・・」
お母さん「なんだか時間と成長って早いわね」
ハル「そーだな」
お母さん「あんた、今日学園の入学式でしょ? しっかり食べときなさいよ」
ハル「おん」
お母さん「それと家から学園まで少し遠いし迷わずに行きなさいよ」
ハル「おん」
お母さん「あ、あと、そういえば、向かいのアズサちゃんも学園入学するらしいわよ」
ハル「おん」
お母さん「おん、おん、おん、おん、・・・」
お母さん「てめえ人の話聞いとるがいや!?」
ハル「危なっ!!」
ハル「ちょっと、毎回ブチギレてしゃもじ投げてくるのやめろよ!」
お母さん「あんたがお母さんの話ちゃんと聞かないからじゃないの」
お母さん「そんな感じで学園の先生の大切な話も聞き逃すんじゃないわよ」
ハル「わかってるよ・・・」
ハル「・・・ん! もう時間だ、そろそろ行かないと!」
お母さん「あら、もうこんな時間? 早いわね」
ハル「じゃあ、荷物とってくる」
お母さん「あんた大切な書類とかも忘れるんじゃないわよ」
ハル「わかってるよ・・・!」
お母さん「・・・」
お母さん「・・・あの子もとうとう寮生活か。 なんだか寂しくなるわね」

〇シックな玄関
ハル「リュックある・・・財布ある・・・スマホもある・・・」
ハル「・・・よし、準備OK!」
ハル「じゃあお母さんそろそろ行ってくるよ」
「あんた待ちんしゃい」
お母さん「ハンカチ入れた?財布と書類もちゃんとある?」
ハル「大丈夫だって・・・ ちゃんとリュックに入れてる」
お母さん「ならいいけど・・・」
お母さん「それにしてもあの時あんたが学園に入学するって言った時はびっくりしたわね」
ハル「急に俺が言い出したもんな笑」
お母さん「あっという間わね・・・ あれから一年、入試も終えてもう入学だなんて」
お母さん「あんた寮生活だし、お母さん一人ぼっちだし、寂しいわー」
お母さん「それにあんたが寮に行ったら心配だわ」
ハル「なんでだよ・・・」
お母さん「だって、ちゃんと栄養あるもの食べるかとか、しっかり手を洗ったりだとか、風邪を引かないかとか・・・」
ハル「もう俺高校生だよ・・・ それくらい1人でできる」
お母さん「でもやっぱり心配だわ・・・」
お母さん「そうだ!お母さんも寮に一緒に暮らそうか!」
ハル「いいって!恥ずかしい・・・」
お母さん「ぎゃはははははは」
お母さん「冗談だよ。 寮母さんに迷惑かけんようにね」
ハル「うん」
お母さん「・・・あんた、時間大丈夫なの?」
ハル「あ、やべ!うっかり!」
お母さん「なにしてんのよー急ぎなさい」
ハル「わかってるって!行ってきます!」
お母さん「いってらっしゃい」

〇駅のホーム
ハル「はあ・・・はあ・・・」
ハル(なんとか電車が来る前に間に合ってよかった・・・)
ハル(次の電車は・・・8:06か、少し時間あるな)
ハル(ゲームでもして時間潰すか・・・)
  あれ、「マナセクト学園」の制服じゃね?
  ほんとだ!かっこいいー
ハル「・・・」
ハル(やっぱりこの制服目立つよな・・・)
ハル(マナセクト学園の制服を着てるやつなんて注目の的だよな・・・)
豆知識お兄さん「やっほー画面の前のみんなー、豆知識お兄さんだよ♡」
ハル「わっ!なにこいつ!」
豆知識お兄さん「こいつとはなんだ!こいつとはー」
ハル「いやいや、公衆の場でそんな変な格好してたらこいつって言われても仕方ないでしょ・・・」
ハル「そんな服着てたら注目浴びないんですか・・・って」
ハル「・・・」
ハル「あれ・・・?周りの人には見えてない・・・?」
豆知識お兄さん「オレンジ髪の少年ではなくヴァロ戦記をご覧いただいてる画面の前のみんなに用があるからねー」
ハル「は、はあ?」
豆知識お兄さん「とりま、マナセクトとマナセクト学園について解説していくよん」

〇白
豆知識お兄さん「豆知識空間へようこそ!」
豆知識お兄さん「ここでじっくりしっかりわかりやすく解説していくよん」
豆知識お兄さん「じゃあ早速教えていくね」
豆知識お兄さん「豆知識①マナセクトとは」
豆知識お兄さん「まずマナセクトっていうのは魔法を扱う人々のことを言うんだ」
豆知識お兄さん「ジュドーっていうモンスターが2013年に現れたんだけど、それと同時に魔法を扱う人間マナセクトも現れたんだ」
豆知識お兄さん「強力な魔法を扱うマナセクトはジュドーに対抗して世界各地で奮闘してるんだよね」
豆知識お兄さん「そして豆知識②!」
豆知識お兄さん「マナセクト学園とは、その名の通りマナセクトが通う学校だよ!」
豆知識お兄さん「国が直接運営している学校で、マナセクトだけが通える超絶レアな学校なんだ」
豆知識お兄さん「魔法の勉強をしたり、ジュドーの勉強をしたり、時には生徒同士が決闘をして実戦をすることもあるよ」
豆知識お兄さん「だからマナセクト学園の制服の派手さも相まってマナセクト学園の生徒は一般人からの注目の的なのさ」
豆知識お兄さん「以上、豆知識お兄さんでした! またねー」

〇駅のホーム
ハル「あ、あれ!?さっきのおじさん消えちゃった・・・」
ハル「なんだったんだ?あのジジイ・・・」
ハル「まーいいや、わかりやすい解説だったし」
ハル「・・・あ、あれは」
アズサ「・・・」
ハル(家の向かいの幼馴染、アズサ・・・)
ハル(マナセクト学園の制服着てるな・・・)
ハル(そういえば、朝お母さんがアズサもマナセクト学園に入学するって言ってたな)
ハル(・・・ずっと、話してないな)
ハル(小学生の頃はよく一緒に話したり遊んだりしたっけ・・・)
ハル(でも中学に入学してから一気に話さなくなって、アズサはクラスに馴染んで俺は・・・)

〇教室
  中学──
いじめっ子「なあなあ、こいつマナセクトの癖して弱えんだろ?笑」
カゲ「ああ、マナ数値も最低レベル。 クソ雑魚の中でも超がつくほどのクソ雑魚だな」
ハル「・・・やめてくれよ」
いじめっ子「お前の使う魔法って何属性だっけ?」
ハル「ひ、火属性だけど」
カゲ「火属性?ふんっ笑わせる」
カゲ「属性の中で一番強い火属性をお前が持っているわけないだろ?」
ハル「ほ、本当だ!」
いじめっ子「へえー、じゃあ見せてみろよ」
ハル「え、え?」
いじめっ子「だーかーら、見せてみろって。 お前が本当に火属性なのか、俺らがこの目で確かめてやんよ」
カゲ「本当に火属性なら出せるよな?」
ハル「だ、出せるけど・・・」
ハル「学校の校則で校内での魔法の使用は禁止だろ? 危ないし怒られるからやめとくよ・・・」
カゲ「ふうん・・・嘘ついたんだ」
ハル「嘘なんかついていない、本当だ」
いじめっ子「本当なら先公なんかにビビってないで見せてみろよ」
ハル「怒られるし問題になるからやめとくって」
カゲ「マナセクトで火属性を持ってるのに先生なんかにビビるのか?」
カゲ「同じマナセクトとして幻滅するよ・・・」
いじめっ子「カゲとは度胸が大違いだな! 実力もクソ雑魚だが、メンタルもクソ雑魚か!?」
ハル「・・・」
いじめっ子「ほら、なんか言ってみろよ」
ハル「舐めるなよ・・・」
カゲ「ハハ笑こいつこれで反抗してるつもりだ」
カゲ「ふんっ!」
ハル「グッ!!」
ハル「はあ・・・はあ・・・」
カゲ「ほーら、クソ雑魚じゃん笑」
いじめっ子「こんなやつが火属性、ましてやマナセクトな訳ねえよなあ・・・」
いじめっ子「クラスのみんなにはハルは嘘つきです〜って広めとくぜ笑」
カゲ「じゃあな、ハルくん笑」
ハル「・・・クッ!」
ハル「・・・」
ハル「・・・うう」
ハル「どうして、俺はこんなにも弱いんだ・・・」
  俺はマナセクト、ましてや火属性というレア属性でありながら弱かった
  カゲの言っていた通り、マナ数値は最低レベル。
  一般人と同レベル、いやそれ以下かもしれない
  でも、俺のお父さんはプロのマナセクトであり、度々テレビに名が出る程の有名な最強マナセクトだった
  だから、息子である俺も同じように遺伝子を継いでると思いたかった。願いたかった。
  ・・・でも、現実はそんな甘くはなかった。
  最強父の最弱雑魚息子と罵られ、いじめられ、挙げ句に嫌な噂まで広められ、幼馴染であるアズサとは疎遠になってしまった
  アズサはどう思ってるんだろうか。
  いや、決まってる。
  アズサもカゲや他の奴らと同じように俺のことを馬鹿にしているんだ。
  あれだけ仲良かったのに、いじめられている俺を見て見ぬふり・・・
  俺には、味方も希望も、ましてや勇気すらもないのだろうか・・・
  そんな思いを抱きながら中学3年間を過ごし、マナセクト学園になんとか入学することができた

〇駅のホーム
ハル(なんで、よりにもよって同じ高校なんだ・・・)
ハル(朝から嫌な気分になったな・・・ 別のことに集中しよ)
ハル(それにしても、しばらく見ない間にアズサかなり成長したよな・・・)
ハル(身長も高くなってるし雰囲気も変わってる・・・)
ハル(体型や胸も・・・)
ハル(いやいや馬鹿馬鹿俺!! 幼馴染相手に何考えてんだ!)
ハル(小学生の頃ずっと遊んでた相手だし、そうゆう目で見るなんて最低だよな)
ハル(あー、完全童貞思考である自分にガチ嫌気差すわー)
  まもなく、3番乗り場に列車が参ります・・・
ハル(お、そんなキモい思考巡らせてる間に電車きた)
ハル(さっさと乗り込むか・・・)

〇ハイテクな学校
ハル(駅から歩いて十数分・・・ やっと、マナセクト学園に着いた)
ハル(朝から嫌な気分だったけど、まあ気分切り替えていこう)
ハル(それにしても、マナセクト学園の校舎ってでけえな・・・)
ハル(それに校舎自体すごい綺麗だな)
ハル(2年前にできたばっかりだし、まだ設立されて短いからかな・・・)
ハル「いでえっ!」
カゲ「その目立つオレンジ髪に冴えない後ろ姿、おやおやハルくんじゃないか」
ハル「お、お前はカゲ!」
カゲ「奇遇だねえ、まさか同じ高校に進学するとは」
ハル「こっちも考えてなかったよ。 お前が俺と同じ高校だなんて」
カゲ「ハハハ・・・こんなに魔法を上手く扱える俺がマナセクト学園に通わないわけがないだろ?」
カゲ「それにしても、あれだけクソ雑魚なハルくんがよくもまあ高貴なマナセクト学園に進学できたね」
ハル「あれだけ馬鹿にしやがって、俺だってマナセクト学園に進学・・・!」
カゲ「進学できたのはお前の父親のおかげだろ?」
ハル「・・・!!」
カゲ「お前の父親はテレビでもよく取り上げられるほどの有名なマナセクトだもんなあ」
カゲ「あの有名なマナセクトの息子がマナセクト学園に進学!なんてトピック、マナセクト学園からしちゃおいしい話だもんな」
ハル「お前・・・!」
カゲ「まあ、だからと言って、父親の知名度だけが全てじゃない」
カゲ「中学からのお得意の学力で筆記試験合格したってとこか」
ハル「・・・」
カゲ「・・・ふん、図星だな」
カゲ「お前みたいな七光がマナセクト学園に入学だなんてな、虫唾が走るんだよ!」
カゲ「俺らは完全実力を持ってして試験に合格してると言うのに、お前は父親の名声借りて進学か?」
カゲ「ふんっ、はらわた煮え繰り返るな。 入学したら覚悟しとけよ?」
ハル「・・・そっちこそ!」
カゲ「ふんっ、では先に失礼する」
ハル「・・・」
ハル「まさか、アズサだけじゃなくカゲまで同じ高校だとは・・・」
ハル「胃が痛くなってきた・・・ 先が不安だな」
ハル「・・・あっ、やばい入学式に遅れちゃう」
ハル「とりあえず、切り替えて式に臨もう」

〇体育館の舞台
ハル(ここが入学式の式場、だよね?)
ハル(なんだか緊張するなあ・・・ 開式までに落ち着かせないと)
ハル(・・・てか隣の子めっちゃ泣いてね?)
ハル(緊張しすぎて泣いてんのかな? それとも俺と同じように嫌な事があったのか・・・)
ハル(心配だし声かけて見ようか? いやいや・・・変に思われたら嫌だし・・・)
ハル(うわーどーしよー・・・)
マーク「ねえ君、出席番号何番?」
ハル「あ、俺1121番だよ」
マーク「お、じゃあ1122番だし隣か」
ハル「そう・・・みたいだね」
マーク「それにしても入学式緊張するよなあ」
ハル「そうだね、心臓バクバクだよ」
マーク「そうだな、ただどんな学校生活になるのかも楽しみなんだよな」
ハル「あのマナセクト学園だしね、すごいワクワクするよ」
マーク「ちなみに、君名前は?」
ハル「俺はハル。君は?」
マーク「俺はマークだ。よろしくな」
ハル「マーク君か、よろしく」
マーク「あー君付けなんていらないぞ 小っ恥ずかしいからな笑」
ハル「そう?じゃあマークよろしくな」
マーク「ああ、よろしく。 そっちも呼び捨てでもいいか?」
ハル「もちろん」
マーク「じゃあハルだな。 ちなみに席が隣ってことは同じクラスってことか?」
ハル「そうかもしれないね。 どんな人が一緒のクラスなんだろう」
マーク「俺はとりあえず平和で楽しいクラスが良いけどな!」
ハル「ハハハ・・・それは俺も一緒だよ」
マーク「それにしてもハルみたいな穏やかで優しそうな子が一緒のクラスでよかったよ」
ハル「え、そうかな?ありがとう」
ハル「俺もマークと一緒のクラスになれて嬉しいよ」
ハル(マークばりイケメンやん!!)
ハル(男でも惚れてまうて!!)
マーク「?どうしたんだ?頬を赤らめて・・・」
ハル「あー!いや、なんでもない!」
ハル(あぶねえ、流石に俺もホモじゃねえんだ)
マーク「ちなみにハルは地元はどこなんだ?」
ハル「あー、地元はデュラットの・・・」
  それからしばらく話が盛り上がり、開式までの良い暇つぶしになった

〇体育館の舞台袖
???「・・・そろそろだな」
???「ええ、ご準備はお済みで?」
???「ああ、もちろんだ」
???「それにしても、今年は粒揃いが良いな」
???「魔力が高い生徒も多いし、面白そうな代になりそうだ」
???「ふふ・・・さあそろそろお時間ですよ」
???「ああ・・・」

〇体育館の舞台
  お待たせ致しました。
  まもなく入学式を開式致します。
マーク「お、そろそろ始まるな!」
ハル「そうだな」
ハル(それにしても隣の女の子ずっと泣いてるけど大丈夫か?)
ハル(てかなんで誰も気にしてねえんだよ。 こんな可愛い子が泣いてたら普通声かけるでしょ)
ハル(俺だけ?この状況で気になりまくってんの俺だけ?)
ハル(マークも気にせずにウキウキしてるしほっといてて良いのかな?)
ハル(いやーでもやっぱ心配だし気になるな! 声かけようかな!?)
ハル(声かけて良いよね!?これ声かけても不自然じゃないよね?!?!)
マーク「お、ハルなにそんなソワソワしてんだ?」
マーク「もしかしてションベン行きたいのか?」
ハル「あーいやそんなんじゃないよ」
マーク「緊張するしな、気持ちわかるよ」
ハル(いや、俺の方に顔向けて喋ってるよね!? 俺の顔の延長線上に泣いてる美女いるよね?!)
ハル(マークもしかして視力悪いのか? それとも単に興味が無いのか気付いてないだけ?)
ハル(なんで誰も気にならないのかなあ・・・)
  それでは、これより入学式を開式致します
ハル(ん・・・始まるな。集中集中・・・)
ハル(隣の泣いてる女の子は気にせずに集中だ)
ハル(しっかり校長の話とか聞いとかないとな)

〇体育館の舞台袖
???「只今よりアドラ41年度、第3回マナセクト学園入学式を開式致します」
???「一、開式の辞」

〇体育館の舞台
ハル(どんな人が先生なんだろ・・・)
ハル(声異様に可愛いし、若いのかな? 可愛い先生なんだろうな・・・!!)
マリアン「僭越ながら開式の辞を務めさせていただきます♡」
  ズコォォォォォォォォォォ
「待ってください!校長先生!!」
バルサス「開式の辞俺がするぞー」
マリアン「え、校長先生、私が開式の辞するんですよ?」
バルサス「え、そーなん?」
バルサス「まーいいや」
バルサス「どうも、俺がマナセクト学園のボス、 校長先生でーす」
  ズコォォォォォォォォォォ
  続く。

次のエピソード:第2話 初授業でまさかの死にそうです

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