弐拾 地下(脚本)
〇研究所の中枢
桃奈「こ、ここは・・・」
洋花「前行ったことあるな・・・」
児宮翠衣「集神塔のもう一つの地下のようね」
洋花「・・・え?」
神華「はい、集神塔には二つの地下がありまして。一つは機械だらけで暗い場所ですが、 ここもう一つは近未来的な出口がある地下です」
桃奈「つまり前、洞窟の入口にはいったときは集神塔の地下に入ってたんだね・・・ ・・・広いなぁ」
神華「一見、この部屋見ただけでなんもないと思うじゃないですか」
神華「翠衣さん、そこの機械をずらしてください」
児宮翠衣「ん、」
ゴゴゴゴッ
〇研究所の中枢
洋花「は!なんか渦が・・・」
桃奈「入って良いのかな・・・」
児宮翠衣「良さそうだと思うけど。 確認したいなら、いきなさい」
神華「まあ僕もついて来るので大丈夫ですよ!」
洋花「・・・行こう!」
桃奈「うん!」
〇謎の施設の中枢
洋花「え・・・なにここ!?」
桃奈「こ、ここは・・・もしかして、」
児宮翠衣「──神華が言った、「出口」よ」
神華「皆さん、今上から神犹様が来ます!」
洋花「えっ・・・」
〇謎の施設の中枢
神犹「・・・」
洋花「え・・・誰」
桃奈「・・・もしかして、」
神華「皆さん!防御を!」
洋花(・・・あれ、翠衣ちゃんは・・・)
洋花(でも、考える暇はない! 雷魔法!)
神犹「はあ、呆れちゃうわ、 私は翠衣ちゃんを愛すべきなのに闘うなんて・・・」
神犹「・・・もういいわ!予備容貌来なさい!」
「はい、わかりました!」
洋花「・・・、」
洋花「は・・・?」