拾肆 大蛇級と思い出(脚本)
〇洋館の玄関ホール
受付鬼「はい!つきました! ここが大蛇級の階です!」
洋花「わぁ、豪華・・・」
受付鬼「・・・一応ここには触れただけで封印される結界もあるので、ご注意を」
受付鬼「・・・それでは」
洋花「・・・気をつけよ、」
洋花「・・・とかいっても、個室、どこ?」
個室は、この部屋の北側です
洋花「え!?なんか、指に、指輪が・・・ しかも喋ってる?!」
洋花「・・・ていうか、北側か。 この階段登ればいいのね」
〇城の客室
洋花(また部屋の中もすごい・・・)
洋花「・・・もう凄さで、何も感じなくなっちゃった・・・」
洋花「はあ、もう疲れたから、寝よ」
〇黒
「ん、んんん、迷子になっちゃった・・・」
???「・・・どうしよう、」
〇古びた神社
???「おかあさん、怖いよ、迷子になっちゃったよ・・・」
「・・・大丈夫?」
???「!?貴方は誰・・・?」
女神「・・・さあ。まあ教えるけど私はこの神社の神。 怖かったら一晩だけ、私の世にいかない?」
???「・・・でも、お母さんお父さんから・・・知らない人には近づくなって・・・」
女神「大丈夫よ。私は貴方の味方だから。 襲ったりはしないわ。 帰るなら、その世の似た神社にいって、お参りして」
???「・・・わかった!」
〇火山のある島
???「わぁ、きれい!」
女神「ふふ、そうよ」
???「・・・ねえ、お姉さん以外にも神様っているの?」
女神「いるわよ。 例えば、神犹とか?」
???「・・・神犹、誰ですか?」
女神「この世、「静神世」の一番偉い人よ。 私の姉であるわ」
???「へえ、あってみたいなぁ!」
女神「ふふ、そうね、今はねてるから、明日会おう!」
???「・・・うん!」
〇古風な和室
〇未来の店
女神「・・・神犹?」
女「なに、言ってるんですか? 神犹様寝てますからそっとしてください」
女神「うぅ、それはそうだけど・・・」
女「ていうか、何のようです? なにもないなら帰ってください」
女神「・・・今、この世に人の子が寝てるの。 帰れることは・・・できるかしら?」
女「はあ、またその質問ですか」
女「・・・できますけど、もうその質問やめてくださいね?」
女神「...わかったわ」
〇古びた神社
???「お姉さん!ありがとう!」
女神「うん、一晩だけだけど、楽しかったよ」
???「ばいばい!お姉さん!」
女神「ふふ、ばいばい」