〇女の子の一人部屋
　　私の名前は千月金子。
　　とある事で嫉妬をしている。
千月金子「はぁはぁ・・・舞利子、絶対に許さない・・・ 一緒にケーキを食べたなんて・・・ 絶対許さないわ・・・」
千月金子「...確か舞利子は」
千月金子「・・・てこと考えてたら、眠くなってきちゃったわ、もう寝る、おやすみなさい」

〇学校の校舎
千月金子「早太くん、おはよ」
前崎早太「ん、おはよ」
哉宮麻緒「おはよぉ♡二人ともぉ♡」
　　あぁ、ホントこいつ邪魔
　　邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔邪魔！
前崎早太「おいどした、金子。 そんな困って」
千月金子「あ、ごめん思い出した事があって」
哉宮麻緒「きにぃなるなぁ♡」
千月金子「あ、あっはは、ちょっと教えないけれど・・・ごめんね？」
哉宮麻緒「はぁい・・・」
前崎早太「あ、そうだ、舞利子」
哉宮麻緒「んぅ♡？」

〇学校の校舎
前崎早太「お前、神社にお前の名前が書かれた藁人形見つかったんだよ」
千月金子（あっ・・・）
哉宮麻緒「えぇやばぁ・・・♡ まあ、じんじゃぁでお祓いしゅるねぇ♡」
前崎早太「そ、そっか・・・ならよかった」
千月金子（え、嘘でしょ？ 早太くんにばれ....）
千月金子（いや、これ以外にも作戦考えなきゃ... 私は...）
前崎早太「・・・てかさっきから金子はどうした、 困ってるのか？」
千月金子「あ、ごめん、嫌な考え事思い出しちゃって・・・」
前崎早太「・・・ならよかったが、」
前崎早太「...ここでくっちゃべったら遅刻する。 校舎に入るぞ」

〇学食
　　学食時間
男子高生「なあきいた？早太」
前崎早太「ん？」
男子高生「なんか最近廊下でさ ずっと「消えろ消えろ」と呟いてる女子が 部活後現れるって話」
前崎早太「なにそれ、怖」
男子高生「俺、この前忘れ物しまってな 教室向かったらその声が聞こえたよ」
前崎早太「うーん・・・俺今日部活遅くなるから そいつに気をつけるわ」
男子高生「気をつけろよ」
前崎早太「ん、わかった」

〇学校の廊下
　　部活後
前崎早太「確かあいつがいってた時間帯はここなのだろうか・・・」
前崎早太「・・・ホントはやってはいけないし気をつけないとだけど、校舎内の廊下歩いてみよう」

〇まっすぐの廊下
前崎早太「、暗いな・・・さすがに。 帰ろう──」
　　・・・ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
前崎早太「・・・!?」
前崎早太「そ、その後姿は・・・」
前崎早太「あの、髪は・・・」