この転校生、問題すぎて不安なんだが

純連宮華(sumire)

三話  雨中(脚本)

この転校生、問題すぎて不安なんだが

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〇教室
哉宮麻緒「みんなぁ♡ おはよぉ♡」
女子高生「、おはよ」
女子高生(うーわ、問題女子だけど)
女子高生「おはよ」
女子高生「一応授業中だから静かにね、、、」
哉宮麻緒「はぁい♡」
女子高生「、、、はぁ」
前崎早太「・・・」

〇学食
  学食時間
前崎早太「...モグモグ」
千月金子「早太くん!お隣いい?」
前崎早太「ん、いいけど」
千月金子「昨日の舞利子ちゃんの旅楽しかった?」
前崎早太「ん、まあ、うん、楽しかったけど うん・・・(本当はすごい嫌だったんが)」
前崎早太「なんで知ってるんだ?」
千月金子「実は私、ずっと窓眺めてたら 早太くんと舞利子ちゃんが一緒に歩いてる様子を見たから、」
千月金子「ちょっとだけ私後ろついてきたら、 二人駅の方に向かったから、どこか旅するんだなーって感じたの」
前崎早太「・・・そっか」
千月金子「ねえねえ、最近舞利子ちゃんの事どう思う?」
前崎早太「んーまあ、スキじゃないタイプだけど」
前崎早太「...あいつ意外と優しいなって感じたな ちょっとだけ」
千月金子「え?なんで」
前崎早太「昨日一緒に旅してたんだけど その時に舞利子がケーキ買ってくれてさ 食べさせてくれたんだ、俺に」
前崎早太「普通に美味しかった」
千月金子「ふ、ふーん、良かったじゃん!」
哉宮麻緒「やぁほ♡ 舞利子だよぉん♡」
千月金子「あ、一昨日の、、、」
哉宮麻緒「えへへ♡ 覚えてくれてぇ♡ありがとぉ♡」
前崎早太(・・・はぁ俺だけ喋ってないのきまず)
哉宮麻緒「あ!なにこれぇ?♡」
哉宮麻緒「いっただぁきまぁす♡」
前崎早太「あ、ちょ、おいっ」
前崎早太「まあいいか、全部どうぞ」
哉宮麻緒「わぁい♡」
千月金子「仲良くなったね、」
前崎早太「はっ・・・ちょ、違う、」
千月金子「て、照れちゃって・・・(笑)」
前崎早太「ち、違うってえええええ」

〇学校の校舎
  部活後
前崎早太(はぁ、今日は寒いし、帰りが遅くなった)
前崎早太(それに、雨。 どんよりするな)
前崎早太(そういえば・・・今日はなんか祭りが開催されるそうだけど、すこし寄り道しよう)

〇神社の本殿
男「すいません、今日行われる祭は中止となりました」
前崎早太「わかりました (流石にこの雨だったら中止するしな・・・)」

〇木の上
前崎早太「そういや、この木、なんか不穏な雰囲気するんだよな・・・」
前崎早太「お、お化けじゃないと思うんだが・・・」
前崎早太「・・・」
前崎早太「え?なんだこれは」
前崎早太「・・・「麻緒」?!」
前崎早太「これは・・・一体?!」

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