拾壱 鬼級(脚本)
〇洞窟の深部
洋花「・・・そうそうここ」
桃奈「本当に、魔力石があるの?」
洋花「・・・ほら」
桃奈「・・・いや、多すぎ、」
洋花「よし、もって返ってみよう!」
〇英国風の部屋
次の朝
洋花「ふう、、、」
洋花「て、魔力石抱えながらねてた!」
桃奈「、おはよう」
桃奈「もう朝ご飯あるから食べなー?」
洋花「ん、わかった」
〇おしゃれな廊下
洋花「よし、本格的に今日からダンジョンに取り組もう!」
桃奈「なんか、いきなり勇気だしたね」
洋花「・・・普段から勇気じゃないってこと?」
桃奈「いや、そうゆうことじゃないけれど」
洋花「とりあえず!ダンジョンに取り組も〜!」
〇西洋風の受付
数日後・・・
受付人「・・・はいはいはい、」
洋花「ここまで戦ったから、、、小鬼級超えたんじゃないかな?!」
桃奈「うーん・・・」
受付人「・・・はい!洋花さんだけ、 鬼級です!」
桃奈「わ、私は?」
受付人「残念ながら・・・鬼級ではありません・・・」
洋花「嘘・・・」
桃奈「まあでもさ、一人でいけるんじゃない?」
洋花「え・・・でも・・・」
桃奈「大丈夫だよ!洋花ちゃんが大蛇級になったら私もその後についてく感じだから!」
洋花「・・・そうだね!」
洋花「あ、受付人さん!」
受付人「?どうしましたか?」
洋花「鬼級の階へ行きたいです!」
受付人「なら、いいですけど・・・」
受付人「・・・この先の級はダンジョンが無く、 絶対ああってはいけない存在の方がいます。それでもいいですか?」
洋花「ん・・・怖いけど、行ってみる。 それが私の冒険なんだから」
受付人「、わかりました。 あとこれどうぞ」
洋花「・・・なにこれ?何の人形? よく見る怖い和風人形みたいだけど」
受付人「これはもしも身に危機が襲ってきた時に、 これの首を折ると、一回だけ前の級に戻ることができます」
洋花「んー・・・物騒だけど、使います」
受付人「わかりました!」
桃奈「またね!洋花ちゃん! すぐ来るから!」
洋花「うん!」
受付人「では、魔法陣を出しますね!」
〇裁きの門
受付人「よし、つきました!」
洋花「わ、あっつ!? てかここ・・・地獄?!」
受付人「違いますよ、これは神犹さんの魔法の力で、出現しています」
洋花「・・・」
受付人「・・・まあ、本当にもしも困ったときにはいまもってる人形の首をおってくださいね?」
受付人「安心を祈ります。それでは!」
洋花「うーん、まずは、探索しようかな」
〇温泉街
洋花「え・・・なにここ、塔の内部なのに・・・ 自然?どうなってるの? しかも視界が真っ赤で、気持ち悪い・・・」
洋花「・・・建物の中に入ろう」
〇屋敷の寝室
洋花「あ・・・部屋の中は、高級なところだ」
洋花「・・・あと、」
空き部屋です
誰でもどうぞ。
使ってる場合は、内部の玄関の近くにある札を外部の玄関に貼ってくださいね
洋花「・・・これか」
洋花「・・・とりあえず、人形は棚の上に置いて、」
洋花「・・・どうしよう」
ピーピー!
洋花「え?何・・・?」
今、どうすれば魔力が強くなれるの?
うわーーん一生無理ぃ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
と感じたでしょう
洋花「・・・なんか場違いだし、 やけにテンションたっか」
そう困ってる貴方に〜、アドバイス!
この建物の中にはいっぱい魔力石がある
山がいっぱいあります!
それで魔力石をとって、魔力液?だが知らないけれど粉々にして、その駅に入れて
一日経ったら完成!
まあ、あとそうですね〜、
すこやかにいきてちょんまげです☆
それではさようなら〜、
神華からでした!
洋花「・・・え」
洋花「やばいやばい、なんか後悔を感じちゃうところだった・・・」
洋花「・・・山か。行ってみよ」
〇温泉街
洋花「とはいっても、何処だろう・・・」
謎のおじさん「やあ、そこの嬢ちゃん、なにか困ってるかい?」
洋花「あ、えっと・・・」
〇温泉街
謎のおじさん「ああ、このまま真っすぐ行ったらもう 魔力石がいっぱいある山があるんだ」
謎のおじさん「ただ、そこに化け蜘蛛がいるから気をつけろ」
謎のおじさん「さようなら」
洋花「化け蜘蛛・・・?」
洋花「・・・怖いけど、行くか」
〇洞窟の入口(看板無し)
洋花「洞窟の山・・・か。 なんか本当に怖そ、」
洋花「・・・」
〇暗い洞窟
洋花「・・・桃奈ちゃんがいないと本当に怖い・・・」
洋花「誰もいないし、身の毛がよだつ・・・」
洋花「・・・?」
〇暗い洞窟
洋花「わあ!めっちゃある!」
洋花「よし、もてるぐらいもって──」
〇魔物の巣窟
アアアアアアアァ
洋花「ひぃっ・・・!これが、今さっきのおじさんから言われたやつ!」
洋花「・・・、倒そ」
〇暗い洞窟
洋花「はあ、はあ、やっと倒せた、強すぎるわ、」
洋花「まあ、でも、頑張るぞっ、と!」
〇屋敷の寝室
夜、
使い「おまたせしましたにゃん〜♪ こちら、「鬼級だけ食べられる肉」ですにゃん♪」
洋花「わあ!美味しそう!」
使い「・・・ならいいにゃんだけど、、、」
洋花「ん?」
〇屋敷の寝室
使い「実は、今さっき貴方宛に手紙が届いたのですにゃん」
使い「・・・それがですにゃん、」
筑瀬洋花へ
今朝、鬼級の階で難攻不落な妖怪が彷徨いてて、奴は私達の魔力を吸い取る。
私達は奴を倒す勇者は誰にするか、と
会議したところ、決まったのは洋花、つまり貴方が奴を倒す勇者に決まったのだ。
そこで勇者になった洋花に、伝言だ。
今日の夜、満月の刻に奴を倒せ。
反則したら貴方の魔力を吸い込み、
永久の結界に
永久の結界に封印する。
神犹
洋花「え・・・?」
使い「いくらなんでもこれは・・・と思うのですがにゃ、神犹様に逆らったら大変な事がおきますにゃので・・・」
洋花「うーん、」
洋花「・・・頑張ってみせます」
使い「わかりましたにゃん。 一応人形ももったほうがよろしいと思いますにゃので、絶対手に持ってくださいにゃ」
洋花「・・・わかりました」
使い「では力を出すよう、美味しく飯を食べて がんばってくださいにゃん! それでは!」
洋花「、、、」
洋花「絶対に、頑張って見せる」