伍 魔力液作り(脚本)
〇雲の上
洋花「わ、わあああ、綺麗!」
桃奈「き、綺麗だけどさ・・・ちょっときつくなってきたな・・・」
神華「ああすいません!すいません! いま貴方たちに空中魔法かけますね!」
桃奈「・・・わあ!浮いたね!」
洋花「なんだか不思議なかんじ!」
神華「おっと、見えました! 阿詠湖です!」
〇湖畔
洋花「わああ!綺麗な湖だね!」
洋花「ってどうしたの、そんな困った顔で・・・神華さん、桃奈ちゃん──」
水龍「シュウウウウウウゥ・・・!!」
桃奈「洋花ちゃん!木を!」
洋花「あ、うん!わかった!」
神華「もぉ~綺麗な服を汚さないでください!」
水龍「アアァアアア・・・!」
洋花「・・・いた!」
桃奈「毒陰、エクスプロシブ・ヴェノム!」
洋花「・・・雷帝轟、ヴォルテックス・オブ・サンダー!」
水龍「・・・」
神華「まだ生きてるようなので、最後に僕が──」
水龍「ディヴィティーズ・エンド」
神華「・・・あ」
洋花「・・・え」
桃奈「・・・」
水龍「・・・」
洋花「えっと・・・私・・・の目の前で・・・」
桃奈「・・・あれ?」
神華「ふう〜、強かったああ」
神華「ってえ?洋花さんどうしました? 顔真っ青ですよ!?」
桃奈「・・・神華さん、いまのは、、、?」
神華「あー、いまのは〜、身体を消失して戦う魔法です! いや〜やっぱこれグロいんでこれ使うのやめますかぁ〜、血表現ありますし」
洋花「・・・やめてください・・・死んだと思いました」
神華「あ!おきました!」
桃奈「でもいま龍が唱えたのは・・・明らかに・・・」
神華「あれは偽の魔法です! あーゆう怪物はよく偽物魔法をつかって私達を誤魔化そうとします!いや〜いたずらですねぇ〜」
桃奈「・・・ほんとびびったよ」
洋花「ならよかったけど・・・使わないでほしいな」
神華「えぇえぇすいませんでした〜」
神華「あとそれに、神が死にます!とかありえませんよw 僕神なので〜」
神華「まあ、もうあの龍僕が倒したので、 良かったと思います」
洋花「あの龍強かった。普通に・・・ はぁ・・・」
神華「と、とりあえず魔液がある場所に向かいましょう! あそこ、午後ぐらいにはとれないので!」
洋花「あ、そうだった」
桃奈「いってみよっか」
〇水中
神華「あ、これですこれこれ!」
〇湖畔
桃奈「おおお、 なんかすごい色だね」
神華「えーと、確かそれで・・・」
洋花「・・・瓶に入れたほうが良くない?」
神華「あ!確かに!」
神華「じゃあ、僕が移動魔法陣出すので 家に帰りますよ!」
〇畳敷きの大広間
神華「よし!つきました!」
洋花「・・・よし籠持ってくるから、桃奈ちゃん、 石臼がある場所探してきて!」
桃奈「りょうかーい」
〇畳敷きの大広間
洋花「・・・桃奈ちゃんまだかな」
神華「あ!桃奈さん帰ってきました!」
桃奈「・・・ただいま」
桃奈「村長が、石臼かりてもいいよって言ってたよ!」
洋花「やった、! じゃあ村長の家にいこう!」
神華「僕は魔液の準備するので、お二人は、村長の家にいってください!」
〇屋敷の大広間
村長「石臼かりていいぞ〜」
洋花「わかりました!」
洋花「よし石臼の上に宝石おいて・・・」
桃奈「私回すよ」
〇屋敷の大広間
洋花「よし粉にできた!」
桃奈「家に持って帰ろうか!」
洋花「村長さんありがとうございました!」
桃奈「ありがとうございました〜」
村長「「魔力液作り」頑張ってくるんじゃぞ!」
〇畳敷きの大広間
洋花「よおし、魔液に入れて・・・」
洋花「あとは明日にむかって、体にかけたら終わり!」
洋花「桃奈ちゃん、神華さんお疲れ様〜」
神華「いや〜疲れましたぁ〜」
桃奈「・・・疲れたし、皆で店で外食してみない?」
洋花「いいね!いってみよ!」
神華「僕も腹ペコですしね〜」
「ん、んん、」
〇暗い廊下
児宮翠衣「・・・ここはどこ?」
児宮翠衣「私が向かったところは・・・ここなの?」
児宮翠衣「明らかに違う気がする」
児宮翠衣「・・・絶対この部屋から抜け出す」