壱 神の世界へ(脚本)
〇おしゃれなリビングダイニング
洋花「お母さん〜、ごちそうさまぁ!」
洋花ママ「そういってくれると嬉しいわ。 友達と旅楽しんで頂戴!」
洋花「うん!わかった! それじゃあいってくるね!」
〇銀杏並木道
洋花「はぁ〜 今日楽しみだなぁ!」
洋花「桃奈ちゃんと一緒に旅とか 楽しいよ!ぜったい!」
桃奈「あ、おまたせ〜 洋花ちゃん!」
洋花「あ、桃奈ちゃん! やっほぉ〜」
桃奈「よ、洋花ちゃん、荷物多くない・・・?」
桃奈「わたし手伝うよ・・・」
洋花「大丈夫大丈夫(笑)! そんな重くないって!」
桃奈「ならいいんだけど・・・」
桃奈「じゃあ電車に乗って 最初行く森に行ってみよう!」
洋花「えへへ、楽しみだなぁ!」
〇森の中
1時間後
私達は最初行く予定の、
未新山の森についた。
洋花「ふうぅ〜やっとついたぁ〜!」
桃奈「最初はこういったおちつくのも良いと思ってさー」
洋花「だから森にしたんだ! 私ここ好きだなぁ・・・!」
桃奈「じゃあここでいろいろ探索してみよう!」
洋花「そうだね。そうしよう」
〇古びた神社
数分後。
私はすこし小さい道にむかって歩くと、
その先に古びた神社がたっていた。
洋花「わぁー・・・ すごい綺麗だねぇ・・・」
桃奈「なんか怖いなぁ・・・」
洋花「・・・そうかなぁ? まあ人それぞれ──」
洋花「え、なにいまの・・・」
桃奈「ん・・・?どうしたの洋花ちゃん?」
洋花「きゃっ!」
桃奈「よ、よよよよ洋花ちゃん?!」
洋花「・・・」
桃奈「洋花ちゃん・・・ 大丈夫・・・? おきて・・・」
洋花「わぁ・・・!」
〇畳敷きの大広間
洋花「・・・桃奈ちゃん・・・? それにここどこ? 神社の中? 怖いなぁ・・・なんか」
桃奈「さぁ、、、 探ってみたけど出口らしきものが見つけなれなくて・・・」
洋花「ええええぇ?! じゃあ出られないじゃん──」
「私にお任せください!」
洋花「えっ・・・何・・・」
桃奈「洋花ちゃん・・・後ろっ!」
〇畳敷きの大広間
神華「二人ともこんにちわ! 僕の名前は神花です!」
洋花「えっえっ? あ・・・」
洋花「こんにちわ!」
桃奈「こ、こんにちわ」
神華「あらぁーお二人共元気なようですね!」
神華「暗い感じで挨拶されたら僕悲しいです!」
洋花「まあわかりますねぇ・・・」
洋花「・・・」
洋花「ちょっとここから出たいのですが・・・」
桃奈「私も思うなぁ・・・」
神華「確かにわかります! 僕は結界を出すので 二人とも少々お待ちを!」
〇城下町
洋花「わぁ・・・なにここ!」
神華「ここは美月村! 僕を祀ってる神社があるところです!」
洋花「え、神華さん神様なのですか!?」
神華「はい!そうです! 僕ちょっと暇だったので、100年間きたことなかった美月村に行ってまいりました!」
洋花「ひゃ・・・ひゃひゃひゃ百年間外でなかったてことぉ?!」
神華「はいそうなんです・・・ 皆僕のこと忘れててもう・・・泣きました・・・」
洋花「そ、それは可哀想に・・・」
神華「そういえば・・・僕貴方の名前聞いたことがないんですけど・・・」
洋花「あ、確かにそうですね!」
洋花「私の名前は筑瀬洋花です! 一応人間ですが・・・」
洋花「あれまって・・・」
洋花「桃奈ちゃんが・・・いない・・・?!」
〇城下町
神華「あれ洋花さん? どうかいたしましたか?」
洋花「・・・」
神華「え?ちょっと顔色悪いですよ!? 大丈夫ですかぁ!?」
洋花「わ、私・・・」
洋花「桃奈ちゃん探さなきゃ!」
神華「え??あ、ちょっと!?」
〇神社の石段
桃奈「・・・」
桃奈「ここだけ夜なのおかしいな・・・」
「風音の刃、時の流れに従え、瞬間の彼方に舞い降りよ!」
桃奈「・・・?」
神華「あ!いました!」
神華「た、確か貴方柊桃奈さんですよね・・・」
桃奈「えぇ? あ、はい・・・」
洋花「あ!いた!」
洋花「桃奈ちゃんどこにいるのかわからなかったよ・・・」
桃奈「ごめんね、」
洋花「・・・大丈夫だよ」
神華「・・・」
神華「二人か・・・」
洋花「どうしました?神華さん?」
神華「あ、いえ!別になにもないですよ?」
神華「それにふたりともどうしますか? この先」
洋花「も、もちろん帰りますが・・・」
神華「あぁー。。」
神華「じ、実はなんですけどぉ・・・」
〇神社の石段
洋花「え? 私達異世界へ行って行ってしまって もう戻れないの!??????」
神華「はいそうなんです・・・ 帰る方法は・・・ないのです。 すみません・・・」
桃奈「これはどうしろと・・・」
神華「そうですねぇ・・・」
神華「実はこの世界に、「神犹さん」ていう すごい神様がいるらしくて・・・」
洋花「なにその神犹さんって・・・ なんかすごい神なの?」
神華「ええ。まだお会いしたことないんですけど・・・」
神華「てかあの神犹さん普通に会えることそうそうないですよ?!」
神華「てゆうことはおいといて、」
神華「神犹さんにあって 帰る方法は?とたずねると 元の世界に帰れる魔法陣が出てきますが・・・」
神華「あの神様かなりいたずらっ子で 大体その魔法陣ダミーだったりするんですよぉ・・・」
桃奈「魔法陣にダミーとかあるんだ・・・」
神華「しかも普通に会うことはめっっっっっっったにないので、あってしまったらまあすごい!」
洋花「えええええええええ?!」
神華「・・・そのために・・・あなた達には・・・」
神華「・・・ここで化け物や妖怪を倒して、魔力を強化してください・・・」
神華「そうして、九尾級ぐらい、つまり一級ぐらいとらないと会えないんだとか・・・」
桃奈「え、、、」
洋花「ええええええええ?!!」
こうして。。。私達は
謎の異世界に冒険することになった・・・