勇者にはほしい才能がある

東龍

【番外③】アレ以来の再会(脚本)

勇者にはほしい才能がある

東龍

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〇西洋の城

〇刑務所の牢屋
マモ「── よぉ 売れっ子ホラー小説家様が いいザマだな」
オージュ・ウォゲ「その罵りっぷり たまらないねぇ 久しぶり、マモマモ」
マモ「だから、その呼び方やめろ」
マモ「‥‥‥右腕 動かないそうで」
オージュ・ウォゲ「リハビリを頑張れば動くそうだけど、 そんなのムカつくでしょ?」
オージュ・ウォゲ「だから、このままにしておくつもりだよ」
オージュ・ウォゲ「あれで、よく生きてたよね」
オージュ・ウォゲ「ほんと、何あの 海からの登場www」
マモ「まぁ、あれは 笑える図式でしたが」
マモ「俺、親父さんに拾われなかったら ここに いなかったかもなんですよね」
マモ「笑い事じゃないんですよね」
オージュ・ウォゲ「‥‥‥‥‥」
オージュ・ウォゲ「ごもっとも で」
オージュ・ウォゲ「謝罪が ほしい?」
マモ「今更、別に」
マモ「思っクソ、ケリ入れる事は出来たから それでいいです」
マモ「‥‥‥‥‥」
マモ「エルム・ナキュが消えて 人生つまんなくなって、」
マモ「だから、あんなに『創作』に のめり込んでしまったんですかね」
オージュ・ウォゲ「言葉にされると 恥ずいねぇ」
マモ「── 別にあんたが余計な事して 世間に不幸や災害を起こさなくったって」
マモ「いつか勝手に 不幸も災害も起きるでしょう」
マモ「物語‥‥‥名作、なんてものは 強制して生まれるものではないのでは」
マモ「俺は、書かないから知りませんが」
オージュ・ウォゲ「冷静になった今なら、 それはとてもよくわかるよ」
オージュ・ウォゲ「はは」
マモ「‥‥‥と 言っても」
マモ「あんたがきっかけで起きた“不幸”を あんたの本の売り上げで修繕したり 援助したり出来てるからな‥‥‥」
マモ「何の力もないガキは、何も言えない」
オージュ・ウォゲ「‥‥‥君、私の本を購入した事ある?」
マモ「そりゃあ‥‥‥」
オージュ・ウォゲ「じゃあ、私の本の売り上げの中に 君のお金も入ってるから 大丈夫×2」
マモ「‥‥‥‥‥」
マモ「そういうフォロー してくるなよ‥‥‥」
オージュ・ウォゲ「ごめん×2」
オージュ・ウォゲ「ごめん×2」
オージュ・ウォゲ「マジ ごめん」

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コメント

  • なんと番外編まだ2話ありますか👍✨
    今回で最後なら、マモさんとオージュ先生で締め?そういうパターンもなくはない…?という気持ちでしたので。
    マモさん、生きてるの完全にキンさんラッキーなのに、先生憎みきれないんですか😅今回、会いに行ってますし。でも先生の「リハビリ頑張ったら動くらしいけど、そんなのムカつくでしょ?」とかフォローとか、先生ホント魅力ありますものねぇ。

  • いや本当そうですよね…もっと感情的になれたら…
    でも…あの中性的なナキュ先生があんな事になるなんて誰が想像できようか…😭強いからさっさと片付けてきっと本読みたいとべそかきながら帰ってくると思って信じていたら…
    何が起こるか人生分からないものだから、若人よ、友を大事にな!!先生お誕生日月間おめでとー!!!🥳

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