〇魔王城の部屋
クライ「とうとうやばい状況となった！」
ディスピア「殉職した仲間の敵討ちをせねば！」
クルエルティー「私にも出番を！」
テリブル「俺にも頼む！」
クライ「一気に畳みかけてやるか！」
クルエルティー「加勢します！」

〇観光バスの中
　　３月１日。今日は６年生のお別れ遠足の日である。
バスガイド「中央小学校６年１組の皆さん、おはようございます」
　　おはようございます！
バスガイド「今日はお別れ遠足です。場所は隣町にある遊園地です」
大久保樹「今日がいい天気でよかったな！」
春野桃子「そうね！」
夏木藍衣「でも春一番には警戒しないとね」
秋月萌黄「確かに春一番が吹けば吹くほど春が近くなるけど・・・・ それに、４月から別々のところへ行く友達もいるし・・・」
冬元茜音「何言ってるの。連絡先交換しましょうよ。私たちはずっと友達でしょ？」
秋月萌黄「そうね！」
山下俊樹（いい思い出が作れそうだ！）
　　メンバーを乗せたバスは、遊園地へと向かう。

〇遊園地
　　やがて、遊園地が見えてきた。
山下俊樹「見えてきた！」
バスガイド「まもなく目的地に到着しますよ」

〇ホテルの駐車場
　　そしてここは遊園地の駐車場。
春野桃子「到着！」
北山修哉「きちんと整列しましょう！」
　　面々はきちんと整列した。
北山修哉「では遊園地の中へ入りましょう」
　　一行は遊園地の中へ入っていった。

〇遊園地の広場
　　遊園地の中に入った面々は、各自自由行動となった。
山下俊樹「あっち行ってみようか」
三村泰「そうしよう」
大久保樹「最初はコーヒーカップだな」
春野桃子「賛成！汽車にも乗りたいな！」
大久保樹「いいな、それ」

〇お化け屋敷
夏木藍衣「私、お化けダメなんだってば・・・」
津川俊也「大丈夫だ。目をつむって手を握ってりゃいいんだよ」
夏木藍衣「じゃあ、そうする・・・」

〇メリーゴーランド
三村泰「メリーゴーランドなんて久しぶりだったなあ」
秋月萌黄「私も大好きよ」

〇射的コーナー
　　そしてここは遊園地の射的場。
冬元茜音「行くわよ！」
飯塚歩夢「今のビンゴゲームは私がゲットしたわね」
冬元茜音「すごいじゃない！私は入浴剤セットよ！」
茂木しおん「私はぬいぐるみよ！」
　　射的を楽しむ茜音たちだった。

〇おしゃれな食堂
　　やがて、昼食の時間になった。
大久保樹「SL乗ったの、楽しかったな」
春野桃子「そうね」
津川俊也「僕はジェットコースターに乗ったな。楽しかったよ」
冬元茜音「私は射的をやったわ。楽しかったわ！」
秋月萌黄「コーヒーカップやゴーカートも楽しんだわ」
夏木藍衣「私はブランコに乗ったりしたわ」
山下俊樹「バイキングは迫力あって楽しかったな」

〇遊園地の広場
　　午後。
山下俊樹「次はあそこ行きたいな」
茂木しおん「いいわね」

〇空
クルエルティー「今日はどこを狙う？」
ヘイト「あそこだ」

〇遊園地の全景

〇空
ヘイト「遊園地だ。あそこを襲撃する」
クルエルティー「よし来た」

〇メリーゴーランド
大久保樹「そろそろお土産屋に行こうぜ」
春野桃子「お土産屋でお土産を買ったら学校に帰るのよね」
冬元茜音「そうよ」
秋月萌黄「私は買うものを決めたわよ」
夏木藍衣「私は、さっき射的でゲットしたものもいいけど、お土産屋でのお土産も一緒に渡すの」
春野桃子「いいアイデアね」
　　その時だった！
「ここから先は恐怖の時間となるぞ！」
春野桃子「楽しい時間に水を差さないでちょうだい！」
「やかましい！出て来い、ディザスター！」
「ディザスター！」
ヘイト「今日の獲物はこいつらだ！」
　　ディザスターがとりついたのは、石碑だった！
「スーパーディザスター！」
春野桃子「楽しい遠足を邪魔するなんて目に余るわ！変身よ！」
大久保樹「ああ！」
「オッケー！」

〇キラキラ
「ミラクルマジカルチェーンジ！」
「ミラクルマジカルチェーンジ！」
チアフルスマイル「チアフルスマイル、可愛く登場！」
チアフルシック「チアフルシック、可憐に登場！」
チアフルポップ「チアフルポップ、元気に登場！」
チアフルエレガント「チアフルエレガント、美しく登場！」
チアフルナイト「チアフルナイト、勇敢に登場！」
「私たち、ミラクルマジカルガール！」
「みんなの笑顔と幸せ、守ってみせる！」

〇メリーゴーランド
「やっとおでましか！やっちまいな！」
「スーパーディザスター！」
チアフルスマイル「行くわよ、みんな！」
チアフルナイト「ああ！」
「オッケー！」
スーパーディザスター「スーパーディザスター！」
チアフルシック「覚悟なさい！」
チアフルシック「それっ！」

〇観覧車の上
クルエルティー「貴様との一騎打ちになったな！」
チアフルポップ「覚悟した方がいいわよ！」
チアフルポップ「それっ！」
チアフルポップ「行くわよ！」
クルエルティー「うぐぐ・・・・」
　　クルエルティーは麻痺して技が出にくくなった！

〇遊園地の広場
チアフルエレガント「覚悟しなさい！」
ヘイト「望むところだ！」
チアフルエレガント「覚悟しなさい！」
チアフルエレガント「行くわよ！」
ヘイト「ばかめ！」
チアフルエレガント「跳ね返されたわ！」
チアフルナイト「危ない！」
チアフルエレガント「ナイト！」
チアフルナイト「ここは俺に任せろ！」
チアフルナイト「覚悟しろよ！」
チアフルナイト「行くぜ！」
ヘイト「しまった！」

〇観覧車の上
チアフルシック「一気に畳みかけるわ！」
チアフルシック「覚悟！」
チアフルシック「それっ！」
クルエルティー「うわーっ！」

〇遊園地の広場
クルエルティー「うわーっ！」
ヘイト「ばかやろう！」
クルエルティー「すまない・・・」
スーパーディザスター「スーパーディザスター！」
チアフルスマイル「覚悟！」
チアフルスマイル「行くわよ！」
チアフルスマイル「それっ！」
スーパーディザスター「スーパーディザスター！」
チアフルスマイル「とどめを刺しましょう！」
チアフルナイト「オッケー！」
「そうこなくっちゃ！」

〇カラフル
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート！」
チアフルシック「チアフルシックハート！」
チアフルポップ「チアフルポップハート！」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート！」
チアフルスマイル「ナイト、お願い！」
チアフルナイト「ラジャー！」
　　そして面々はこう叫んだ。
「ミラクルマジカルハートライト、オン！」
「ミラクルマジカルハートライト、オン！」
　　クローバーから溢れ出る無数のハート！
「ミラクルマジカルクローバーアターック！」
「ミラクルマジカルクローバーアターック！」
「ミンナハッピー・・・・」
「うわー！」
　　すると、ヘイトとクルエルティーを優しい光が包み込んだ。
ハピネス「もう何も怖がることはないのです」
「助かりました。ありがとうございます」
　　ヘイトとクルエルティーは、チアフルキングダムの女神、ハピナスの下で働く天使、ピースフルとラプチャーだったのだ。
　　そして彼らは、チアフルキングダムへと戻っていった。
「みんな明るく、」
「笑顔♪」

〇遊園地の広場
春野桃子「うまくいったわね」
大久保樹「そうだな」
山下俊樹「そろそろ行こうよ、お土産屋さん」
夏木藍衣「そうね！」
秋月萌黄「私、買うものは決めてるの」
冬元茜音「私はキーホルダーとかを買っていくわ」

〇魔王城の部屋
クライ「ヘイトとクルエルティーを失った！何たることだ！」
ワース「こうなったら一気に迎撃体制に入りましょう！」
テリブル「そうだな！」
ディスピア「これで済むと思ったら大間違いだぞ！」

〇学校の校舎
　　夕方となった。
津川俊也「いい思い出作りになったね」
山下俊樹「そうだね」
春野桃子「そうね」
夏木藍衣「でも、明日から卒業式の練習がスタートするわ」
秋月萌黄「なんだか少しさみしくなるわ・・・」
冬元茜音「確かにそうね」
三村泰「元気出しなよ。違う学校に行く友達がいても、連絡先交換し合おうよ！」
夏木藍衣「そうね！連絡先交換してサイン帳書き合いっこしましょう」