ミラクルマジカルガール

どんぐり

楽しいひな祭り!みんなで盛り上がろう!(脚本)

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〇教室
  お別れ遠足の次の日。その日の給食はひな祭りメニューだった。
春野桃子「ちらし寿司、おいしいわ」
冬元茜音「そういえば明日はひな祭りね」
三村泰「そういえば僕の妹のまこと、明日が誕生日なんだ」
大久保樹「そりゃよかったな!」
秋月萌黄(そういえばお兄様もお姉さまも期末試験が終わったわね)
夏木藍衣(明日のひな祭りが楽しみだわ!)

〇体育館の中
  午後になり、卒業式の練習がスタートした。4年生と5年生も一緒に練習することになった。
山下俊樹「今日僕たち、」
夏木藍衣「私たちは、」
平井博也「卒業証書をいただきました」
冬元茜音「振り返れば、6年間のさまざまな思い出がよみがえってきます」
三村泰「桜が、満開に咲き誇っていた、6年前の4月8日。その日は小学校の入学式でした」
秋月萌黄「初めてランドセルを背負って、ドキドキしながらくぐった門」
春野桃子「私たちをやさしく、上級生が迎えてくれました」
大久保樹「初めてのクラス替え。最初は不安でしたが、いろんな友達ができました」
江口充「6年生になった春。1年生が可愛くて、毎日教室に遊びに行きました」
茂木しおん「卒業が、間近に迫り、小学校での生活が残り少なくなると、なんだか少し、寂しくなりました」
  6年生による別れの言葉を述べた後、4年生と5年生による贈る言葉を述べる練習となった。
三村まこと「全校遠足では、私たちをうまくフォローしてくれました」
小山田莉嘉「パソコン部では、私たちにパソコンの使い方を丁寧に教えてくれました」
北山美咲「写生大会では、うまく私たちを引率してくれました」
黒田彩子「バスケットボール部では、けがをした時、手当てをしてくれました」
井波つかさ「調理クラブでは、料理を丁寧に教えてくれました」
  練習は滞りなく進んだ。
榎木麻衣(今受け持っている生徒たちとの別れももうすぐね・・・・。この1年、いろんなことがあったわ・・・・)

〇事務所
  昨年4月。
榎木麻衣「私が6年1組の担任ですか?」
和久井絵里「そうです。小学校最後の学年ですから、責任重大ですよ」
榎木麻衣「はい、頑張ります!」
森月正彦「期待していますよ。僕もかつて6年生のクラスを担当しましたし」

〇体育館の中
榎木麻衣(森月先生からプロポーズされたとき、今でも覚えてるわ。1年半前の秋だったっけ)

〇開けた交差点
  交差点の一角。
森月正彦「来てくれましたね。少し時間よろしいでしょうか」
榎木麻衣「何でしょうか?」
森月正彦「実は、今日榎木先生を呼び出したのはほかでもないんです」
榎木麻衣「はい?」
森月正彦「こうして僕は榎木先生に会えていろいろ感じたんです。僕はもしかしたら榎木先生と一緒になる運命だったんじゃないかなって」
榎木麻衣「つまり、何が言いたいんですか?」
森月正彦「僕は、たとえどんなことがあってもあなたを幸せにしたいんです。この先もずっと、一緒にいたんです!」
  森月先生は、小さな箱を取り出した。
森月正彦「開けてみてください」
榎木麻衣「わかりました」
榎木麻衣「これって!?」
森月正彦「榎木先生、僕と結婚してください!」
榎木麻衣「はい、喜んで!森月先生!」
森月正彦(頑張ってお金を貯めてよかった!)

〇体育館の中
榎木麻衣(結婚式の2次会も、楽しかったわ)

〇ホテルのレストラン
  結婚式の2次会でのこと。2次会は結婚式場近くのレストランで行われることとなった。
細川久美子(二次会、盛り上がる予感!)
森月正彦「2人で選んでよかったですね」
榎木麻衣「そうですね」
  二次会は大いに盛り上がった。
諸星俊也(わくわくするな!)
  ちなみに3次会へと続いていったのだった。

〇体育館の中
榎木麻衣(結婚式とかいろいろあったけど、とにかく、最後まで頑張らなきゃ!)

〇商店街
  次の日。その日はひな祭りだった。
春野桃子「ひな祭りイベント、盛り上がってるわね!」
大久保樹「そうだな!」
夏木藍衣「ジョイフルさんたちもひな祭り、楽しんでるんですって!」
秋月萌黄「そういえば白酒は無理だったわね・・・」
冬元茜音「私たち、まだお酒を飲めそうにないもんね・・・」
夏木藍衣「私たちは、その分牛乳を飲めばいいのよ」
冬元茜音「その手もあったわね」

〇ケーキ屋
ケーキ屋の店長「はい、ご予約のケーキです」
橋本聖子「ありがとうございます」
  泰の祖母の聖子は、この日孫のまことの誕生日ケーキを受け取りに行っていた。
橋本聖子(きっとまこと、喜ぶわね)

〇リサイクルショップの中
ハートフル「いらっしゃい!」
ジョイフル「よく来たな!」
夏木藍衣「ひな祭りイベントで来たのよ」
グレートフル「君たちの分のひなあられもあるからね」
冬元茜音「ありがとう」
大久保樹「昨日は給食でちらし寿司が出たんだ」
ファイン「それはよかったわね!」
秋月萌黄「白酒は飲めなかったけど、飲むヨーグルトで楽しんだわ」
ジョイン「菱餅もあるのよ!」
春野桃子「すごく楽しみね!」
ドクター・クワイエット「そういえば、学校での様子はどうですか」
春野桃子「卒業式の練習がスタートしたわ。4年生、5年生が贈る言葉を言うのよ」
デライト「別れの言葉も言うのかい?」
春野桃子「そうよ。6年間の出来事をみんなで話すの」
ドクター・クワイエット「有終の美、しっかりと飾ってくださいね」
  メンバーは大いに会話を楽しんだ。

〇商店街
ディスピア「さて、暴れるとするか!」
ディザスター「ディザスター!」
ディスピア「今日の獲物はあいつだ!」
  ディザスターがとりついたのは、カエルの置物だった。
スーパーディザスター「スーパーディザスター!」
ディスピア「思いっきり暴れてやれ!」

〇リサイクルショップの中
ハートフル「あれって!」
春野桃子「ディザスターだわ!この近くに出たらしいわ!」
大久保樹「行ってみるか!」
冬元茜音「そうね!」
夏木藍衣「せっかくのひな祭りを邪魔するなんて許せないわ!」
秋月萌黄「そうね!」

〇商店街
スーパーディザスター「スーパーディザスター!」
ディスピア「そうだ、その調子だ!」
春野桃子「やめなさい!」
大久保樹「ひな祭りを邪魔しやがって!」
ディスピア「うるさい!」
大久保樹「それは俺らのセリフだ!」
夏木藍衣「そうよ!楽しいひな祭りを邪魔しないで!」
秋月萌黄「そうよ!痛い目に遭っても知らないわよ!目に遭っても知らないわよ!」
冬元茜音「覚悟した方がいいわ!」
春野桃子「変身よ、みんな!」
大久保樹「ああ!」
「オッケー!」

〇キラキラ
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
チアフルスマイル「チアフルスマイル、可愛く登場!」
チアフルシック「チアフルシック、可憐に登場!」
チアフルポップ「チアフルポップ、元気に登場!」
チアフルエレガント「チアフルエレガント、美しく登場!」
チアフルナイト「チアフルナイト、勇敢に登場!」
「私たち、ミラクルマジカルガール!」
「みんなの笑顔と幸せ、守ってみせる!」

〇商店街
ディスピア「お出ましか!やっちまえ!」
スーパーディザスター「スーパーディザスター!」
チアフルスマイル「いくよ、みんな!」
チアフルナイト「わかった、スマイル!」
「オッケー!」
スーパーディザスター「スーパーディザスター!」
チアフルナイト「喰らいな!」
チアフルナイト「それっ!チアフルソードだ!」
チアフルエレガント「私だって!」
チアフルエレガント「覚悟して!チアフルエレガントハート!」
ディスピア「ぐはっ!」
チアフルポップ「行くわよ!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!」
チアフルシック「こっちだって!」
チアフルシック「チアフルシックハート!」
チアフルスマイル「行くわよー!」
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!」
ディスピア「しまった!」
スーパーディザスター「スーパーディザスター!」
ディスピア「よくもやってくれたな!」
チアフルスマイル「みんな、とどめを刺すわよ!」
チアフルナイト「ああ!」
「オッケー!」

〇カラフル
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!」
チアフルシック「チアフルシックハート!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!」
チアフルスマイル「ナイト、お願い!」
チアフルナイト「わかった!」
  メンバーは、四つ葉のクローバーを描き上げた。
「ミラクルマジカルハートライト、オン!」
「ミラクルマジカルハートライト、オン!」
  クローバーからあふれ出る無数のハート!
「ミラクルマジカルクローバアターック!」
「ミラクルマジカルクローバーアターック!」
「ミンナハッピー・・・」
ディスピア「うわーっ!!」
  ディスピアは爆死した。
「みんな明るく、」
「笑顔♪」

〇魔王城の部屋
クライ「ディスピアを失うとは!」
テリブル「次は俺らで行かせてください!」
ワース「ディスピアの敵、取って見せますから!」
クライ「いいだろう」

〇商店街
春野桃子「一件落着ね」
大久保樹「ああ!」
冬元あこ「お姉ちゃん!こっちだよ!」
冬元茜音「わかったわ、あこ」
夏木藍衣「あこちゃん、お使い?」
冬元あこ「そうだよ!」
秋月萌黄「えらいじゃない!」
冬元あこ「今日はお家でひな祭りのご飯作るんだよ!」
大久保樹「そりゃ楽しみだな!」
  ひな祭りを大いに楽しむ、面々だった。

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