赤紙(脚本)
〇シックなリビング
おっさん「嬢ちゃん ポストに赤紙が来ていたぞ・・・」
エース「えっ なにこれ 結婚式の招待状じゃん」
エース「ダイヤ・・・元気にしてるかな」
おっさん「会いに行ったらいいじゃないか」
エース「気まずいな」
おっさん「友だちは嬢ちゃんに来てくれるだけで嬉しいと思うぞ」
エース「そうか じゃあ一緒に来て」
おっさん「いいよ」
〇結婚式場のレストラン
エース「わあ 久しぶり 元気だった? 綺麗だね」
ダイヤ「ありがとう 来てくれて嬉しいよ」
ダイヤ「そちらの方は?」
エース「えっと・・・お兄ちゃん」
ダイヤ「エースって一人っ子じゃなかったっけ?」
おっさん「傷つくわ〜」
エース「えっ ごめん その・・・」
ダイヤ「あ~ね! 隠さなくていいじゃない」
ダイヤ「同盟のみんなも来てるよ 呼んでくるね」
エース「オッ おう」
エース「オゥフ こういう人がいっぱいいてキラキラしたところ無理・・・帰りたい」
おっさん「俺がついてるから大丈夫だ」
おっさん「手を繋いでようか」
エース「うん・・・」
エース「ハァ・・・昔みたいに振る舞えないからどうしたらいいかわからなくておろおろする」
エース「女みたいで恥ずかしい」
おっさん「女でいいじゃないか 俺が守るし」
エース「・・・」
おっさん「くっついていてもいいぞ」
エース「子どもみたいで恥ずかしい」
おっさん「こういうところではイチャイチャしていても問題ないだろう」
エース「そうか・・・」
おっさん「俺のいい女♪」
エース「はいはい」
エース「もういいや・・・(ぐてー)」
おっさん「かわいい」