ミラクルマジカルガール

どんぐり

いよいよ始まる!卒業式への準備!(脚本)

ミラクルマジカルガール

どんぐり

今すぐ読む

ミラクルマジカルガール
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇魔王城の部屋
クライ「黒星なんぞ飾りやがって!」
アンハッピー「でも大体のことはつかめたわ」
ワースト「じゃあリベンジしてくる!」
クライ「健闘を祈るぞ」

〇教室
  寒中水泳から数日後の朝のことだった。
榎木麻衣「というわけで、今日から卒業式の練習を始めるとともに、卒業アルバムの制作に励んでいきましょう」
春野桃子「わかりました」
大久保樹「具体的には何をするんですか?」
榎木麻衣「写真撮影、先日書いた卒業文集を入れたアルバムの制作、タイムカプセルの埋設を行います」
夏木藍衣「わかりました」
秋月萌黄「作文はこの前提出しました」
榎木麻衣「えらいですね」
冬元茜音「タイムカプセルはいつ埋めるんですか?」
榎木麻衣「来月を予定しています。それから、お別れ遠足やこの近くにある中学校見学も予定しています」
平井博也(中学校見学、楽しみだよ!)
榎木麻衣「今後の予定を書いたプリントも配布しますね」
  先生は、プリントを配布していく。
榎木麻衣「キチンと目を通しておいてください」
三村泰(お別れ遠足、楽しみ!)
榎木麻衣「それでは、朝の会を終わりにします」
  やがて授業がスタートした。

〇教室
  中休みのこと。
大久保樹「卒業式の練習もあるし、中学校見学もあるから楽しみだな」
春野桃子「6年間って、長いようであっという間だった気がするわね」
夏木藍衣「でも学年末テストだってあるわ。中学校では定期テストまであるわよ。先生言ってたじゃない」
大久保樹「夏木、学年末テストのこと、すっかり忘れてたよ!」
秋月萌黄「それと、中学校入学への準備だってあるわね!」
冬元茜音「なんとか卒業までに準備、済ませないとね・・・」
江口充「そういえば隣のクラスでも、私立中学の受験とかあるって友達が言ってたよ」
秋月萌黄「そういえば間もなく受験シーズンね。私たちも将来、受験という荒波を乗り越えなきゃいけないわ!」
山下俊樹「そうだよね。義務教育じゃなくなるからちゃんと勉強しないとね」
大久保樹「確かにそうだな」

〇リサイクルショップの中
  放課後。
春野桃子「というわけ。卒業式まで後悔せず過ごせるよう頑張るわ」
ドクター・クワイエット「小学校生活の集大成ですもの」
大久保樹「クラスメイトの中には、引っ越したり、私立中学の受験を控えてるやつもいたよ」
ファイン「さみしくなるわね・・・」
ジョイン「みんなは同じ中学校に行くんでしょ?」
冬元茜音「一応その予定よ。来月には、中学校の見学もあるわ」
秋月萌黄「入学前には、制服の寸法を調べたりするのよ」
夏木藍衣「ノートの準備もしなきゃいけないわね。春休み中に一気に準備する予定よ」
デライト(チアフルキングダムの復興も必須だもんな・・)
ハートフル「そういえば2月にバレンタインイベントもあるわよ」
ジョイフル「その前には節分だ。恵方巻同様、節分そばも結構重要らしい」
グレートフル「学校でも何かするの?」
大久保樹「給食に毎年、恵方巻とイワシのつみれ汁が出るんだよ」
春野桃子「夕食の節分そば、毎年パパが作ってくれるのよ」
グレートフル「楽しむためにも、勉強とかも頑張らないとね」
大久保樹「だな!」

〇教室
  次の日。
榎木麻衣「今日は午後、卒業アルバムの写真撮影をします。視聴覚室で撮影します。3月には校庭で撮影しますよ」
三村泰「わかりました」
榎木麻衣「それから、近々「15年後の僕・私」という作文を卒業アルバムに入れ、タイムカプセルに入れる自画像などを作ります」
津川俊也「わかりました」
江口充「津川君、中学受験、頑張ってね」
津川俊也「もちろんさ」
榎木麻衣「そういえば私立や国立の中学校の受験もありますが、中学生になると日々の勉強がものを言いますよ」
大久保樹「気を引き締めて頑張ります」
春野桃子「私もそうします」
榎木麻衣「そうですね。毎日の勉強の積み重ねがものを言いますから」

〇ディベート会場(モニター無し)
  視聴覚室にて。
カメラマン「それでは卒業アルバムの写真撮影を始めたいと思います」
榎木麻衣「あいうえお順に並んでくださいね」
  カメラマンは、一人ひとり撮影をしていく。
カメラマン「体育館でも、皆さんの写真を撮影したり、街の写真も撮影しますよ」

〇学校沿いの道
  放課後。
津川俊也「僕さ、私立の中学受験があるんだ。もし合格したら君たちとサヨナラするけど、ちゃんと手紙は書くからね」
大久保樹「ああ。俺らは友達だもんな」
夏木藍衣「中学が別々になる子もいるけど、友達でいたいわね」
秋月萌黄「受験、頑張ってね!一生懸命勉強してたんでしょ?」
津川俊也「ああ」
冬元茜音(そういえば前の学校の友達にもそういう子がいるって連絡があったわ)
春野桃子「中学生になったら部活もあるから、楽しまないとね」
津川俊也「ああ。じゃあな!」
秋月萌黄「中学生になってもずっと友達!」
春野桃子「そうね!」
  その時だった。
ワースト「その楽しみも今日で終わりだ!」
春野桃子「あなたには関係ないわよ!」
ワースト「うるさい!出て来い、ディザスター!」
ディザスター「ディザスター!」
ワースト「今日の獲物はこいつだ!」
  ディザスターがとりついたのは、石碑だった。
春野桃子「ひどすぎるわ!変身するわよ!」
大久保樹「ああ!」
「オッケー!」

〇キラキラ
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
チアフルスマイル「チアフルスマイル、可愛く登場!」
チアフルシック「チアフルシック、可憐に登場!」
チアフルポップ「チアフルポップ、元気に登場!」
チアフルエレガント「チアフルエレガント、美しく登場!」
チアフルナイト「チアフルナイト、果敢に登場!」
「私たち、ミラクルマジカルガール!」
「みんなの笑顔と幸せ、守って見せる!」

〇学校沿いの道
ワースト「やっぱり出たか。やっちまいな!」
スーパーディザスター「ディザスター!」
チアフルスマイル「行くよ、みんな!」
チアフルナイト「ああ!」
「オッケー!」
チアフルスマイル「行くわよー!」
チアフルスマイル「それっ!」
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!」
ワースト「ばかな!」
チアフルシック「こっちも行くわよ!」
チアフルシック「えいっ!」
チアフルシック「チアフルシックハート!」
スーパーディザスター「ディザスター!」
チアフルポップ「覚悟して!」
チアフルポップ「行くわよー!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!」
ワースト「くそっ!」
チアフルエレガント「覚悟なさい!」
チアフルエレガント「行くわよ!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!」
ワースト「うわっ!」
チアフルナイト「覚悟しなよ!」
チアフルナイト(パワーチャージ、スタート!)
チアフルナイト「覚悟!」
ワースト「この野郎!」
スーパーディザスター「ディザスター!」
チアフルスマイル「とどめを刺しましょう!」
チアフルナイト「ああ!」
「オッケー!」

〇カラフル
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!」
チアフルシック「チアフルシックハート!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!」
チアフルスマイル「ナイト、お願い!」
チアフルナイト「ああ!」
  5人は大きなクローバーを作り上げた。
  そして面々はこう叫んだ。
「ミラクルマジカルハートライト、オン!」
「ミラクルマジカルハートライト、オン!」
  クローバーからあふれ出る無数のハート。そして面々は一斉に叫んだ。
「ミラクルマジカルクローバーアターック!」
「ミラクルマジカルクローバーアターック!」
「ミンナハッピー・・・・」
ワースト「クライ様ー!!」
  ワーストは、ミラクルマジカルクローバーアタックを直に喰らい、死亡した。
「みんな明るく、」
「笑顔♪」

〇魔王城の部屋
クライ「ワーストを失うとは何たることだ!」
ワース「このままで済むと思ったら大間違いですぞ!」

〇シックなリビング
  その夜。
春野桃子「今日ね、卒業アルバムに使う記念写真の撮影があったの。 今日は単独で撮影だけど、次回はみんなで撮影よ」
春野正幹「皆来てたかい?」
春野桃子「みんな出席よ」
春野雫「そういえば、受験シーズンだけど、桃子の学校では受験する友達はいるの?」
春野桃子「クラスメイトにいるわ。私立中学を受験するのよ」
春野正幹「その子、うまく合格するといいね」
メリー「そういえば、学校では何かあるの?」
春野桃子「来月には中学校の見学があるの。制服の寸法とかもあるしね」
春野正幹「卒業式の服のレンタルは、3月になってからにするか。制服や体操着は2月に入ったら準備だね」
春野桃子「勉強も頑張るわね」

次のエピソード:中学校見学!どんな感じかな?

成分キーワード

ページTOPへ