ミラクルマジカルガール

どんぐり

中学校見学!どんな感じかな?(脚本)

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〇教室
  中学校見学会当日。その日は節分でもあった。
榎木麻衣「今日は節分ですが、この日の給食は節分メニューとなってます。 イワシのつみれ汁、恵方巻が出ますよ」
江口充「食べる方向は、どうやって示すんですか?」
榎木麻衣「先生が持っているスマホや、壁に方位表を掲示しますので、参考にしてください」
春野桃子「わかりました」
大久保樹(無言で食べきるぞ!)

〇教室
  給食の時間になった。
夏木藍衣「今日の午後見学する中学校って、私たちの通う学校の近くね」
秋月萌黄「お姉さまはそこの卒業生だし、お兄様も通ってるわ。私も通うことになるわね」
夏木藍衣「それを言うなら、私たちもでしょ?」
三村泰「冬元さんは中学入ったら何をするの?」
冬元茜音「家族と相談するわ。三村君は?」
三村泰「僕は、将来ミュージシャンだから吹奏楽部かな?合唱部も考えてるよ」
夏木藍衣「そういえば、恵方巻食べるけど、静かに食べましょう」
榎木麻衣「そうですね。黙って食べることで幸運を呼び込むんです。 先生も食べますよ」
  その後、面々は恵方巻を静かに食べるのであった。

〇学校の下駄箱
  昼休みの後、中学校を見学する時間となった。
榎木麻衣「それでは、今から見学先の中央中学校に移動します」
北山修哉「はぐれないようについてきてくださいね」
  一行は移動した。
中井竜輝「ルールとマナーを守って見学しましょう」

〇白い校舎
  しばらくすると、中学校が見えてきた。
山下俊樹「すっごく大きいなぁ」
三村泰「そりゃあ僕らの通ってる学校よりも大きいさ」
北山修哉「別の入り口から入りましょう」
  一行は中学校の中に入ることになった。

〇学校の昇降口
  一行は中学校に入ることに。
榎木麻衣「では、スリッパに履き替えましょう」
江口充「わかりました」
  やがて、ガイドを務める中学生が入ってきた。
「中央小学校の皆さん、ようこそ中央中学校へ!」
男子中学生「今回皆さんのご案内をさせていただく、1年1組の木ノ内です」
女子中学生「同じく1年1組の阿部です」
榎木麻衣「皆さん、ご挨拶しましょう」
  よろしくお願いします。
  一行は、中学生の先導で校舎内を行くことに。

〇明るい廊下
  中学生の先導で、校舎内を見学していく一同。
女子中学生「こちらが教室です」
男子中学生「各教科ごとに先生がいます。今月末には学年末試験があります」
女子中学生「職員室は、定期試験前後は生徒は入れません」
男子中学生「部活動もお休みになり、早く帰れます」
大久保樹「定期試験は大変ですか?」
女子中学生「大変ですが、成績にかかわるのでみんな真剣になります」
春野桃子「基本的には、いつからテスト勉強をすればいいですか?」
男子中学生「2週間前からですよ」
平井博也「なるほど」

〇美術室
女子中学生「ここが美術室です」
男子中学生「ここでは美術の授業が行われております」
冬元茜音「なるほど」

〇散らかった職員室
  一行は職員室に向かう。
男子中学生「ここが職員室です」
女子中学生「普段の勉強だけでなく、小テストもモノを言いますよ」
秋月萌黄「わかりました」
夏木藍衣「しっかり勉強します」
女子中学生「いい心がけですね」

〇校長室
男子中学生「ここが校長室です」
女子中学生「こちらが校長先生です」
中学校の校長「皆様初めまして。私は校長の南条と申します。皆様の入学をお待ちしております」
  メンバーは挨拶をした。

〇学校の体育館
  図書室など様々な教室を見学した一行は、体育館にもやってきた。
女子中学生「ここが体育館です」
男子中学生「部活動でも使うことがあります」
大久保樹「なるほど」

〇学校の昇降口
  こうして一通りの見学を終えた桃子たち。
  学校に戻る時間になった。
男子中学生「以上で、見学はおしまいです」
女子中学生「4月からの中学生活はイメージできましたか?」
平井博也「できました!」
「4月の入学式、お待ちしてます」
中井竜輝「それでは戻りましょう」
  その時だった!
ワース「4月なったら恐怖の世界がやってくるのです!」
春野桃子「帰ってよ!」
ワース「黙りなさい!出てきなさい、ディザスター!」
ディザスター「ディザスター!」
ワース「今日の獲物はこれですぞ!」
北山修哉「しまった!」
  北山先生に憑依したディザスター。
ワース「思いっきり暴れなさい!」
「早く安全な場所へ逃げましょう!」
春野桃子「よくもやってくれたわね!変身よ!」
大久保樹「ああ!」
「オッケー!」

〇キラキラ
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
「ミラクルマジカルチェーンジ!」
チアフルスマイル「チアフルスマイル、可愛く登場!」
チアフルシック「チアフルシック、可憐に登場!」
チアフルポップ「チアフルポップ、元気に登場!」
チアフルエレガント「チアフルエレガント、美しく登場!」
チアフルナイト「チアフルナイト、勇敢に登場!」
「私たち、ミラクルマジカルガール!」
「みんなの笑顔と幸せ、守ってみせる!」

〇学校の昇降口
ワース「やっと出ましたか!やっちゃいなさい!」
ディザスター「ディザスター!」
チアフルスマイル「ここは危険だから、外に出ましょう!」
チアフルナイト「わかった!」
「オッケー!」
  一行は校庭で戦うことに。

〇白い校舎
ディザスター「ディザスター!」

〇教室
  一方、雄二のクラスでは。
秋月雄二「おい、あれ!」
雄二のクラスメイト「どうしたの、秋月くん!」
雄二のクラスメイト「化け物だ! 見てよ、戦ってる子達がいる!」
中学校の先生「ちょっと授業中よ!」
秋月雄二「あれは!」
中学校の先生「秋月君!?」

〇白い校舎
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!」
チアフルシック「チアフルシックハート!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!」
チアフルナイト「行くぜ!」
チアフルナイト「チアフルナイトソードを喰らえ!」
チアフルナイト「行くぞ!」
ディザスター「ディザスター!」
ワース「よくもやってくれましたね・・・・!」
チアフルスマイル「トドメを刺すわよ!」
チアフルナイト「ああ!」
「了解!」

〇カラフル
チアフルスマイル「チアフルスマイルハート!」
チアフルシック「チアフルシックハート!」
チアフルポップ「チアフルポップハート!」
チアフルエレガント「チアフルエレガントハート!」
チアフルスマイル「ナイト、お願い!」
チアフルナイト「ああ!」
「ミラクルマジカルハートライト、オン!」
「ミラクルマジカルハートライト、オン!」
  四つ葉のクローバーから溢れ出る無数のハート!
「ミラクルマジカルクローバーアターック!」
「ミラクルマジカルクローバーアターック!」
「ミンナハッピー・・・」
「みんな明るく、」
「笑顔♪」

〇白い校舎
ワース「今度会った時こそあなた方の最期ですぞ!」
中井竜輝「はて?何があったんだろう?」
秋月雄二「おい!萌黄、無事か!」
秋月萌黄「お兄様!?」
秋月雄二「お前、ミラクルマジカルガールだったのか?」
秋月萌黄「うん。今まで黙っててごめんね」
秋月雄二「気にするな。お前が無事でよかったぜ」
榎木麻衣「秋月君のお兄さん?」
秋月雄二「先生、俺のこと覚えてるのか?」
榎木麻衣「そりゃ教え子でしたもの。5年3組の担任でしたから」
秋月雄二「覚えててくれてたんすか。俺、年賀状毎年書いてます」
秋月萌黄「びっくり!」
榎木麻衣「それにしても、春野さんたちがあのミラクルマジカルガールだったとは、驚きましたよ」
春野桃子「今まで黙っててごめんなさい」
冬元茜音「心配させたくなかったんです・・・」
夏木藍衣「すみませんでした・・」
大久保樹「俺からも謝るよ。桃子と一緒だったんだよ・・・」
榎木麻衣「いいえ。私は気にしませんよ。むしろ、あなた方がミラクルマジカルガールのメンバーだったなんて、ビックリです」
「本当ですか?」
榎木麻衣「だから、これからは自分に自信を持ってください」
「わかりました!」
榎木麻衣「じゃあ、教室に戻りましょう」

〇教室
榎木麻衣「さっきの中学校見学でしたが、今後は制服採寸や教科書などの準備もあります。プリントを配布しますね」
山下俊樹「教科書は今月の終わりに中学校で買うんですね」
榎木麻衣「そうです。入学式に受け取るんですよ」
三村泰「わかりました」
榎木麻衣「あと、卒業アルバムに載せる集合写真ですが、予定が変更になって今月末になりました」
山下俊樹「わかりました!」
榎木麻衣「ちゃんと保護者にも伝えてくださいね」
  6年生は、卒業が近くなると何かと慌ただしくなる。
  桃子たちは、残り少ない小学校生活を楽しみつつ、中学生活に想いを馳せた。
春野桃子(小学校生活、きちんと悔いなく過ごすわ!)

次のエピソード:心ときめく!愉しいチョコレート作り

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