戦うブラコン

夏目心 KOKORONATSUME

3 バイト帰り(脚本)

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〇テーブル席
  放課後、カガリには先に帰ってもらい、俺は一人バイトに勤しむ。
モブ「えっと、あたしはチーズケーキと、ブレンドコーヒーで・・・」
モブ「あたしは紅茶と抹茶ケーキ下さい・・・」
日野ホムラ「畏まりました、ブレンドコーヒーとチーズケーキ、紅茶と抹茶ケーキですね、少々お待ち下さい・・・」
日野ホムラ「6番テーブルの注文です!ブレンドコーヒーとチーズケーキ、紅茶と抹茶ケーキになります!」
北沢明奈「了解!日野君、これを8番テーブルに持って行って!」
日野ホムラ「分かりました!直ぐ行きます!」
北沢明奈「さてと、こっちも早く準備しないと・・・」
日野ホムラ「お待たせしました、ご注文のコーヒーになります・・・」
モブ「ありがとうございます!」
日野ホムラ「はい、それではごゆっくり・・・」

〇繁華な通り
  数時間後、バイトが終わったので帰路に着く。
日野ホムラ「あ〜やったやった・・・次いつ休もうかな・・・」
海野雫「あ、ホムラお疲れ!」
日野ホムラ「あれ?雫じゃん、部活終わったの?」
海野雫「うん、終わったよ!」
海野雫「並樹には手を焼いたけどね・・・」
日野ホムラ「そうなんだ・・・それなら、並樹君と一緒じゃ無いの?」
海野雫「あぁ、あたし一人でやりたい事あるって言って先に帰ってもらったわ・・・」
日野ホムラ「そっか、用事は終わったの?」
海野雫「えぇ、あたしは大丈夫よ・・・あのさ、折角だから途中まで一緒に帰らない?」
日野ホムラ「良いよ、断る理由無いし・・・」
海野雫「・・・!ありがとう!行こうか!」

〇通学路
海野雫「ふわ〜・・・今日も良く動いたなぁ・・・」
日野ホムラ「精が出るな・・・オリンピック目指してる?」
海野雫「何でそうなるかな・・・あたしは好きでやってるしそこまで考えて無いわ・・・寧ろバイトして真面目に稼いでるホムラの方が」
海野雫「ずっと偉いわよ・・・」
日野ホムラ「う〜ん、それはそれで難しいな・・・ずっとそのカフェで働きたいかどうかも分からないし、正社員目指すってなら」
日野ホムラ「また別の意味で大変だし・・・それがやりたいか分からないし・・・」
海野雫「まぁ、そうだよね・・・何がやりたいか、これからどうしたいか分からないもの・・・あのさぁ・・・」
日野ホムラ「ん?どうした?」
海野雫「う〜ん、ホムラはさ、誰か好きな人とかいないかな?」
日野ホムラ「え?何でそんな事聞くの?」
海野雫「何と無く・・・」
日野ホムラ「う〜ん、そう言われると、俺どっちかと言うと今はバイトとかに精を出したいって言うか・・・」
海野雫「・・・そっか・・・あたしがアタックしても大丈夫よね?」
日野ホムラ「え?あたしが、何だって?」
海野雫「え?あぁ!何でも無いよ!」
海野雫「って、もうここまで来ちゃったか・・・あたしこっちだから、また明日ね!」
日野ホムラ「あぁ、また明日!」
日野ホムラ「・・・何か思ってる事ありそうだったが、まぁ良いか・・・」

次のエピソード:4 雫のアプローチ 前編

コメント

  • 昨日はありがとうございました🙇
    設定が面白いですね!!
    ダブルで義理の兄弟がいるのが新鮮でした。
    互いの妹弟が、二人の間にどう絡んでくるのか。
    複雑になりそうでワクワクしますね。
    また読みに来ます!

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