【110話】シュガー&ミルク(脚本)
〇おしゃれな食堂
シュクチョク「茶だぞ!!たんと飲め!!」
リル(思ってもみない展開になってしまった──)
リル(まさかパパ以外の男の人と、お茶をするなんて──)
ホワイト「なんで、本当にお茶をしとるんじゃ コイツ等──」
ミステリア「二人の時間を邪魔しないようにしませんとね」
ホワイト「いや、のん気かい!!」
トローチ「他の生徒は避難させた 他の教師も外に待機させている──」
ホワイト「あいつはそんなに恐ろしいのか?」
ホワイト「恐怖を感じるが、なぜそれを感じるかワシには理解できん──」
ミステリア「本能で危険を感じるけれど、その危機意識のセンサーを振り切ってる──」
トローチ「我々教師でも、相手の底が見えん 生徒のお前が気にするな──」
ホワイト「教師のお主たちより格上か──」
トローチ「我々は教えるのに優れてるだけさ──」
ミステリア「もしあれを相手にできるとすれば校長ね」
リル(思い出せ私──)
リル(人とうまく付き合う方法を、ドラマの中で色々みてきたじゃないか──)
リル(緊張するな、私)
リル「さ、砂糖は三杯でしたよね──」
ホワイト「瓶ごと三杯、無理矢理いれたぁあああ!!」
魔人コーキュトス「お茶を飲むのは初めてなんだが・・・」
ホワイト「いかん、選択を誤ったぁあ!!」
魔人コーキュトス「俺っちのことを理解してくれてて 嬉しいっすね♪」
ホワイト「正解じゃったんかーい!!」
リル「あっつ、ゴ、ゴメンナサイ──」
ホワイト「な、なんじゃ、なにか粗相をしたのか!?」
リル「ミルクを用意して貰うのを忘れた・・・」
魔人コーキュトス「では俺っちが呼ぼう──」
魔人コーキュトス「すまないがミルクを──ここに」
魔人コーキュトス「サモン、アウズンブラ──」
魔人コーキュトス「外に牧場を用意してみた──」
魔人コーキュトス「これで足りるだろうか?」
リル「うん、大丈夫だと思う」
ホワイト「どんだけ使うつもりじゃい!!」