幸福戦隊ハピネスファイブ

どんぐり

フィアー襲来(脚本)

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〇宇宙船の部屋
フィアー「じゃ、早速行くとするか」
イーヴィルバット「お気をつけて」
ブラックスケルトン(今度こそは、手柄を立てねば・・・!)

〇教室
天文部顧問「それでは、これで試験を終了します」
紅城憲夫「やっと期末試験は終了だ。今回は手応えあるぞ」
双葉ひな「私もそう思うわ」
塩谷ひろし「今日はゆっくり休むかな」
  そう、憲夫は今日期末試験を終えたのだ。

〇トラックのシート
藍沢拓馬「そろそろ配送センターに戻るか」
  拓馬は早速配送センターに戻る準備をした。そう、ちょうどお昼時だった。
藍沢拓馬「食堂で昼にするか」
  彼は今日も慎重に車を運転していく。
藍沢拓馬(学生時代に運転免許取っておいて正解だった。 高校時代に原付免許とって、大学でも免許取ったしな)

〇倉庫の搬入口
藍沢拓馬「戻りました!」
運送会社の社員「お疲れさん。お昼ご飯かい?」
藍沢拓馬「そうです!」
運送会社の社員「今日は私が奢ろう。いつも頑張ってるからね」
藍沢拓馬「すみませんね」

〇学食
山吹絵里奈「レポートも提出できたし、お昼ご飯も美味しいわ」
大学の同級生「山吹さん、期末試験の準備は?」
山吹絵里奈「あ、そうだった。レポートとかもあるから、ちゃんと準備しないとね」
大学の同級生「そうだね。来年はゼミも始まるから、ちゃんと考えないとね」

〇散らかった職員室
  一方、隆一郎の勤務する中学校も、ちょうど昼休みだった。
常盤隆一郎「はぁ、いよいよ明日から期末試験だ。 問題作成に手間取ったが、採点でまた時間取られるよ・・・」
教諭「頑張ってください、常盤先生」
常盤隆一郎「はい・・・」
  教職員も、定期試験は苦労するものだ。

〇病院の診察室
桜庭舞「今日の資料もまとめたし、そろそろお昼にしなきゃ」

〇コンビニの雑誌コーナー
  病院内のコンビニ。
桜庭舞「今日のランチも買えたし、今日発売の雑誌、あたしの好きなアイドルが表紙で嬉しいわ!」
  そう、舞は人気男性アイドルグループ、ジャーニーズのファンなのだ。

〇研究所の中枢
福島博士「シャンシャン、部品の交換作業が終わったぞ」
シャンシャン「もう終わったんですか?」
福島博士「ああ。潤滑油も入れたし、ギアも取り替えたよ」
シャンシャン「ありがとうございます」
博士夫人「そろそろ昼食にするわね」
福島博士「シャンシャンは、充電も済ませてあるからな」
シャンシャン「そうですね」

〇空
フィアー「さて、どこから始めるか?」
  フィアーは、空から街を見ている。
フィアー「そこにしてみるか」

〇広い公園
男性「かわいそうに。捨て犬か?僕が家に連れていくよ」
  犬は喜んでいた。
フィアー「今日はここから始めるとする!」
「アイアイサー!」
  パニックに陥る公園!

〇研究所の中枢
シャンシャン「大変です!」
博士夫人「ダークネス団ね!みんなに知らせるわ!」

〇通学路
紅城憲夫「家に帰れば飯が待ってる!」
紅城憲夫「なんだ!?」

〇警察署の食堂
藍沢拓馬「すみませんね、おごってもらうなんて」
運送会社の社員「いつも頑張ってるからさ」
藍沢拓馬「わ!なんだ?」
運送会社の社員「どうしたんだい?」
藍沢拓馬「失礼します!」

〇学食
山吹絵里奈(ゼミのこと、考えなくちゃ)
山吹絵里奈「勘弁してよ~」

〇散らかった職員室
常盤隆一郎「えっと、どの順番で進めるか確認せねば・・・」
常盤隆一郎「なんだ?」

〇事務所
桜庭舞「今日買った雑誌は家で見ようっと!」
桜庭舞「何かしら?」

〇研究所の中枢
博士夫人「ダークネス団よ!すぐ現場に向かって! 場所は今から表示させるわ!」
  ディスプレイには、ダークネス団が出た場所が表示された。

〇通学路
紅城憲夫「わかった!すぐそっちに向かう!」

〇マンションの共用階段
藍沢拓馬「わかった!すぐに向かう!」
  拓馬は事務所の階段でウォッチをタップしていた。
藍沢拓馬「行くか!」

〇大きい施設の階段
  大学内の階段。
山吹絵里奈「うん!すぐに向かうわ!」

〇散らかった職員室
常盤隆一郎「わかった!すぐに行くね!」
男性教諭「常盤先生!?」
常盤隆一郎「悪いけど話はあとにしてください!」

〇事務所
桜庭舞「わかったわ!」
先輩医師「桜庭!お前どこへ行く!」
桜庭舞「話はあとです!」

〇広い公園
  市街地は大パニックとなった!
フィアー「愉快だ愉快だ」
「そうは問屋が卸さない!」
フィアー「誰だ!?」
紅城憲夫「いつもいつも邪魔ばかりして!」
藍沢拓馬「こっちの身にもなれよ!」
山吹絵里奈「こっちだって構いたくないの!」
常盤隆一郎「すぐに引き上げた方がいいと思うな」
桜庭舞「身の程をわきまえた方がいいわよ!」
紅城憲夫「変身するぞ!準備はいいな?」
藍沢拓馬「ああ!!」
「オッケー!」

〇魔法陣
「ハピネスチェンジキー、スタンバイ!」
「ハピネスチェンジキー、スタンバイ!」
「ハピネスチェンジブック、オープン!」
「ハピネスチェンジブック、オープン!」
「ハピネスチェンジ、スタート!」
「ハピネスチェンジ、スタート!」
紅城憲夫「昂る情熱のパワー!ハピネスレッド!」
藍沢拓馬「沈着冷静なるパワー!ハピネスブルー!」
山吹絵里奈「ピカッと閃くパワー!ハピネスイエロー!」
常盤隆一郎「穏やかで安らぐパワー!ハピネスグリーン!」
桜庭舞「心ときめく素敵なパワー!ハピネスピンク!」
「決してくじけない、5つのパワー!」
「ハピネスファイブ、登場!」

〇広い公園
フィアー「やっちまえ」
「ヤー!」
紅城憲夫「準備はいいな?」
「もちろん!」
「準備オッケー!」
紅城憲夫「行くぜ!!」
紅城憲夫「喰らえ!」
ダークネス団の部下「ワー!」
藍沢拓馬「行くぞ!」
藍沢拓馬「えいっ!」
ダークネス団の部下「ワー!」
「ケーッケッケ!」
山吹絵里奈「覚悟!!」
山吹絵里奈「えいっ!!」
「ワー!」
常盤隆一郎「覚悟しなよ!」
常盤隆一郎「それっ!」
「ワー!」
フィアー「何をしているのだ!」
桜庭舞「今の言葉、そっくり返してあげるから!」
桜庭舞「覚悟!」
フィアー「しまった!」
紅城憲夫「とどめを刺すぞ!」
「ああ!」
「オッケー!」

〇幻想空間
「ハピネスチェンジブック、オープン!」
「ハピネスチェンジブック、オープン!」
紅城憲夫「レッドスター!」
藍沢拓馬「ブルースター!」
山吹絵里奈「イエロースター!」
常盤隆一郎「グリーンスター!」
桜庭舞「ピンクスター!」
「ハピネスペンタゴンウェーブ!」
「ハピネスペンタゴンウェーブ!」
「ワー!」
フィアー「覚えてやがれ!」
  ダークネス団は、空の彼方へ飛んで行った。
「ハピネスファイブ、」
「今回も大勝利!」

〇広い公園
男性「ヒーローって、本当にいるもんだな・・・」
犬「ワン」
男性「おいで、僕の家に行こう」
  男性は、捨て犬を引き取り、家に向かう。

〇商店街
紅城憲夫「もうすぐ家だ!!」
  憲夫は急いで家に向かった。

〇倉庫の搬入口
藍沢拓馬「何とか間に合った!」
職場の後輩「どこ行ってたんすか?」
藍沢拓馬「ちょっとな」
  何とか午後のシフトに間に合ったようだ。

〇講義室
山吹絵里奈「間に合ったわ!」
大学の先輩「どこ行ってたんだ?」
山吹絵里奈「少し用事があったんです」
  やがて、講義がスタートした。

〇教室
  隆一郎は、何とか授業に間に合った。
常盤隆一郎「はい、それでは授業を始めます」

〇事務所
桜庭舞「何とか午後の仕事に間に合ったわ」
医師「おかえりなさい!僕も今から仕事です」
  舞もいつもの仕事に取り組む。

〇宇宙船の部屋
ダーク「黒星を飾るとは!お前は恥さらしだぞ!」
フィアー「すみません・・・・」
ダークウィザード「私にお任せを」
ダーク「検討を祈るぞ」
  ダークネス団はいつまた襲来するかわからない。ハピネスファイブ、負けるな!

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