月星高校【デビルメイクライフ】

おそなえひとみ

【109話】デート・ヒート(脚本)

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おそなえひとみ

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〇田舎の学校
ユニ「なんか出てきたッツ!!」
魔人コーキュトス「隔離世から出るのは久しぶりだな──」
魔人コーキュトス「よし、お前だ── お前に決めた──」
ユニ「え、俺?」
魔人コーキュトス「そうだ、お前だ──」
魔人コーキュトス「お前(の命)が欲しいッツ!!」
ユニ「なんか、雑な告白が来たぁッ!!」
魔人コーキュトス「ち、違う、そういう意味じゃねぇ──」
魔人コーキュトス「お前(の肉に)にむしゃぶりつきたいとか、そんな意味だ!!」
メイル「ド変態だぁ!!」
トローチ「轟くは鶏哭(ケイコク)── 彼の者と共に裂けよ、大気よ──」
トローチ「グリンカムビ・シュリーク──」
魔人コーキュトス「おー、痛てて──」
魔人コーキュトス「悪くない攻撃だ──」
魔人コーキュトス「やるじゃあないか──」
トローチ「ほぼ、無傷だと・・・」
魔人コーキュトス「お前、気に入ったぜ──」
リル「浮気は良くないぞ、思いを告げるなら真剣に!!」
魔人コーキュトス「いや、真剣だ!! 中途半端な気持ちじゃねぇ!!」
魔人コーキュトス「お前が欲しい、せめて命だけでも俺のモノになってくれ──」
ユニ「なんだ、コイツ!! いちいち発言が気持ち悪いッツ!!」
ミステリア「生徒達は避難を──」
ユニ「だけど──」
ホワイト「逃げるぞ、ユニ──」
ユニ「敵を前に逃亡なんて、できないぜ!!」
ホワイト「目にするは遼遠(リョウエン)の域土(イキド)、汝、遊子(ユウシ)の旅鴉(タビガラス)なり──」
ホワイト「すっからかん娘どもは飛ばしておいた」
ミステリア「助かります── 早く貴方たちも非難を──」
魔人コーキュトス「寂しいこと言うなよ、俺っちと付き合ってくれよ──」
魔人コーキュトス「ちょっとだけ、ちょとだけで良いから!!」
魔人コーキュトス「試しに5分、いや30秒で良いから、俺っちに時間をくれよ」
魔人コーキュトス「きっと、、すぐに死んじまうからよぉ──」
リル「嫌だ、断る──」
魔人コーキュトス「じゃ、じゃあ、ちょっとだけ。 ちょっとだけお茶でも飲みながら命のやりとりをするってのは!!」
リル「お茶だけなら!!」
魔人コーキュトス「ならお茶だけでッツ──」
ホワイト「成立したぁぁああッツ!!」

次のエピソード:【110話】シュガー&ミルク

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