月星高校【デビルメイクライフ】

おそなえひとみ

【108話】ヘルズ・コールドロン・ディジュ・コール・ミー(脚本)

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〇田舎の学校
ユニ「俺達も負けてられないぜ、リル」
リル「うん、頑張ろう」
ユニ「って、言っても炎の魔法を上手く使わないといけないんだよな」
リル「二人で協力しよう」
ユニ「え、協力?」
リル「そう、協力しよう」
リル「ユニが最大火力で炎を出して欲しい」
リル「私が温度を下げて調節する」
ユニ「そんなことできるのか?」
リル「わからない、でも・・・ 私は炎の魔法を使えないみたいだから・・・」
ユニ「良いぜ、やってみよう お互いできることをやれば良いんだ」
ユニ「それで結果できたらオッケーだろ」
ユニ「二人で協力して作ろうな」
リル「うん──」
ユニ「よし、やるぜ!!」
ユニ「胸に渦巻く熱情よ、形となって現れろ その思いは大火の如く──」
トローチ「火力が強すぎる、灰にする気か?」
リル「まだです。見ていてください!!」
リル「言(こと)の静め、火の鎮め── 世界は永き冬に沈まりて──」
ユニ「よし、良い感じだ!!」
リル「うん、やったよユニ──」
トローチ「やるじゃないか 一人で調節できないなら分担する」
トローチ「困難は分割することで可能になることが多い。良い学びだ──」
ミステリア「うーん、なんだかそこはかとなく危険な感じがするのには気のせいでしょうか・・・」
トローチ「よし、そろそろ良いだろう 開けてみろ」
メイル「うわぁああ、美味しそぉお♪」
ユニ「俺達も開けてみようぜ!!」
ユニ「えっ・・・」
ユニ「えぇぇ・・・」
魔人コーキュトス「うわー、美味しそー♪」
ユニ「なんだこれ―ッツ!!」

次のエピソード:【109話】デート・ヒート

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