月星高校【デビルメイクライフ】

おそなえひとみ

【106話】炊爨from推参(脚本)

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〇田舎の学校
ミステリア「今日は家庭科。料理の実習です」
ミステリア「では、皆さん、食材を召喚しましょう」
ミステリア「1,2、3♪」
トローチ「と、こんな感じで召喚魔法に頼ろうとするとロクな食材は出て来ない」
トローチ「食材は現地調達が基本だ」
トローチ「海でも山でも平地でも関係なく食べれるものを作る。これは必須だな」
ミステリア「なにより、大事なのは美味しいことです」
トローチ「各地へモンスターとして派遣される際に、レーションを支給されるから、基本的に食料には困らないんだが・・・」
ミステリア「飽きちゃうのよね」
ミステリア「美味しいモノを食べることで活力が湧きます。今日は、美味しく料理する術を学びましょう」
トローチ「はやく、それを片づけろ・・・」
ユニ「あれを食べるんじゃなくて良かったぜ──」
メア「どうして、外で調理実習を?」
トローチ「我々の活動は屋外だからだ。どこでも調理できる必要がある」
メア「そう考えると、モンスター業も大変な仕事ね」
トローチ「今日、調理するのはコレだ」
ユニ「お米ですか?」
トローチ「コメは多くの場所で収穫できる」
トローチ「腹持ちも栄養もある」
ミステリア「慣れ親しんだ食材ですけど、炊飯器は使えませんからね」
ユニ「飯盒(はんごう)ですね」
ミステリア「えぇ、みんなで飯盒炊爨(はんごうすいさん)のやり方を覚えましょう」
リル「楽しそうだな」

〇溶岩池のある洞窟
リルパパ「ラグナロクの訪れを感じる──」
リルパパ「まさかリルの奴、料理を使用としている訳ではあるまいな!!」

〇田舎の学校
リルパパ「リル、待つのだ!!」
ミステリア「あらぁ、狼さん。 いらっしゃいですぅ」
ミステリア「そしてこんにちは、保健所さん♪」
ミステリア「さようならー」

〇トラックの荷台
リルパパ「わおぉおおおん!!」

次のエピソード:【107話】ベスト・イン・メスティン

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