【94話】つり橋効果(脚本)
〇ボロボロの吊り橋
オーガニック「なんだ、このボロ橋・・・」
オーガニック「こいつを渡らなきゃいけないのか?」
エルウィッチ「当然だろう」
エルウィッチ「吊り橋はクエストでは重要な場所だ」
エルウィッチ「ここで勇者を迎え撃つこともある」
エルウィッチ「始めは恐怖を感じるかもしれんが、すぐになれるさ」
メア「じゃあ、私が一番に渡ってみます」
メア「こういうのは下を見なければ良いと聞いたことがあります」
メア「そうすれば恐怖を感じないと」
メア「いっそ、前も見ないように目を瞑りましょう」
メア「眠りながら歩けば怖くありません」
オーガニック「危険度がMAX!!」
オーガニック「目は開けて渡れぇ!!」
ユニ「一流の剣士たるもの、どんな足場だろうと恐れるモノはないぜ!!」
リル「少し揺れるけど平気」
ユニ「リルは大丈夫そうだな」
リル「うん大丈夫──」
リル「でもユニ、少し心臓がドキドキする」
リル「これは、恋?」
ユニ「いや、違うぞ・・・」
リル「これが恋?」
ユニ「ち、違うから!!」