高嶺の花に手を伸ばして

夏目心 KOKORONATSUME

7 浮気デート?(脚本)

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〇教室
高崎浩一「良し良し・・・うちのクラスもどの競技に出るか大体決まったな・・・お前ら聞いてくれ!これからくじ引きで、」
高崎浩一「二人三脚レースのペアを決めたいと思う!」
速水康太「え?くじ引き!?」
高崎浩一「二人三脚はお前らも知っての通り、男女混合で出る事になってる。でも、今年は皆が自由に決められる形じゃ詰まらないって」
高崎浩一「意見もあってな・・・だから、今回はくじ引きで決める事となった・・・箱の中にトランプを入れるから、同じ数字を」
高崎浩一「引いた二人がペアとして出場してもらう・・・誰と当たっても、恨みっこ無しだぜ!」
高崎浩一「それじゃあ、二人三脚に出る奴は、一列に並んでくれ!」
速水康太「よっしゃ!確かアカリさんも二人三脚出るんだったよな!絶対アカリさんとペアになって見せるぜ!!」
速水康太「なぁ、慎太郎は二人三脚出るのか?」
星野慎太郎「いや、出ないぞ。俺が希望したのは障害物競走だから・・・」
速水康太「そうか!なら大チャンスだな!!」
星野慎太郎「・・・俺はお前の恋のライバルになった覚えは無いからな?」
  それから、高崎先生の指示で二人三脚に出る生徒達は箱の前に一列に並ぶ。ペアが着々と決まる中、肝心の速水は、
速水康太「俺の数字は・・・7か・・・おーい!誰か7のカード持って無いか!?」
月島アカリ「あれ?速水君が7番?あたしも7番よ・・・」
速水康太「え?アカリさんが7番!?やったぜ!見てて下さい!絶対カッコいい所見せますからね!!」
星野慎太郎「おぉ、当たったのか・・・やるな速水・・・」
須藤智也「なぁ慎太郎・・・どうにか、自力で風邪引く方法無かったりしないか?どうしても降りたいんだが・・・」
星野慎太郎「そんなご苦労な事してどうするんだ?いい加減諦めろ・・・」
須藤智也「あぁ・・・やっぱり出ないと駄目か・・・」

〇ショッピングモールの一階
  それから暫くして休日。
須藤智也「あぁ・・・もう直ぐ体育祭か・・・俺がやる競技、早く終ってくれれば良いけど・・・」
須藤智也「やっぱりこう、少しでも鍛えて置くべきだったな・・・ん?」
速水康太「さて浮島!どこに買い物に行きたいんだ?」
浮島可憐「そうね・・・折角気分転換に来たんだから、服とか見に行きたいかな?」
速水康太「そっか!なら先ずは服屋だな!」
須藤智也「え?今の速水だよな?月島さんが好きな筈だよな?何で全く別の子と一緒にいるんだ!?」

〇アパレルショップ
速水康太「さ、着いたぜ!」
浮島可憐「おぉ!こうして見るとどんなのが良いか悩むねぇ!」
速水康太「折角だから試着して見たらどうだ?俺も選ぶの手伝うよ!」
浮島可憐「ありがとう!でも本当どうしようかなぁ・・・」
須藤智也「えぇ・・・大丈夫なのかあいつ・・・」
浮島可憐「速水君!これなんかどうかな!?」
速水康太「おぉ!良い感じじゃ無いか!?」
浮島可憐「じゃあ、こっちは?」
速水康太「うんうん!良い感じだと思う!」
浮島可憐「ちょっと!もっと良く考えてから感想言ってよ!」
速水康太「あぁ!悪い悪い!」
  速水は浮島と共に服屋へと来ていた。浮島が色々と試着を行って速水に感想を求めて、速水はそれに何度か答えたが、
  浮島が服を買う事は無く、手ぶらで店を出るのだった。

〇ショッピングモールの一階
速水康太「本当に良かったのか?服買わずに出ちゃって・・・」
浮島可憐「良いよ良いよ!どんなのあるか見てみたかっただけだし、偶にはこう言う事したかったから!」
速水康太「まぁ、無理に買うのも良く無いよな!次はどこ行くよ?」
浮島可憐「そうね・・・そしたら、アクセサリーショップに行きたいかな?」
速水康太「分かった!じゃあ行こうか!」
須藤智也「・・・まぁ、何だ・・・また後日にでも聞けば良いか・・・こう言うの・・・誰にも言わない方が良いよな・・・」
  何だか見てはならぬ物を見てしまった気分でその場を去った智也。速水としては後のデートの為の経験値なのだろうが、
  やり過ぎない様にして欲しいと、智也は心の中でそう願った。

次のエピソード:8 体育祭

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