鏡開きと江戸の華

ましまる

ヤンデレ様の恋心(脚本)

鏡開きと江戸の華

ましまる

今すぐ読む

鏡開きと江戸の華
この作品をTapNovel形式で読もう!
この作品をTapNovel形式で読もう!

今すぐ読む

〇学校の部室
せんせー「ええと、家光公の性嗜好なんだけど・・・」
せんせー「一言でいえば、”ヤンデレ”ね」
るる「ヤンデレ男色将軍様ッ!?」
せんせー「家光公は若くして、 ”小姓”と呼ばれるお側仕えを相手に 男色の快感を覚えたと言われているわ」
せんせー「特に、五左衛門サンという若者が 一番のお気に入りだったのだけど、」
せんせー「ある日、五左衛門サンが風呂場で 別の小姓(♂)と濃厚プレイしているのを 家光公は目撃してしまい、」
せんせー「怒りのまま、五左衛門サンを 切り殺しているわよ」
ぶちょー「うわぁ・・・」
るる「男同士のチジョーのモツレですねっ」
せんせー「他にも、重澄サンというお気に入りがいて 数年に渡って彼の体を貪り続けるのだけど」
ぶちょー「せんせー、表現が・・・」
せんせー「家光公はそんな重澄サンを溺愛して 大名にまで出世させてあげるのよ」
せんせー「でもある日、重澄サンは病気ということで 自宅療養を申し出てきたの」
せんせー「長年のハードプレイで カラダが限界を迎えちゃったのかしらね」
ぶちょー「せんせーー!!」
せんせー「そんな重澄サンはね、 表向きは静養中ということにしていたけど」
せんせー「実際のところは、 女性達と子作り三昧の日々だったみたいで」
せんせー「嫉妬に狂った家光公が 重澄サンの領地没収の処分を決定し、」
せんせー「最終的には、重澄サンを自害にまで 追い込んでいるわよ」
ぶちょー「嫉妬が・・・重すぎる・・・」
せんせー「そんな家光公だけど、 都の上級貴族の御嬢様をお嫁に迎えるも」
せんせー「ガン無視して一切相手にせず、 変わらず男性との愛欲に溺れ続けるのよ」
るる「家光公、サイコー!」
ぶちょー「そこまで徹底して男色を貫くって 何か理由があったのですか?」
ぶちょー「尊敬する祖父の家康にも男色趣味があり それを真似たとかですか?」
せんせー「いえ、家康公は男色趣味から遠かったと 言われているわ」
せんせー「家康公の性嗜好といったら、 出産経験のあるオトナ女性が好物で有名よ」
せんせー「60歳過ぎてから、 □リにも開眼したみたいだけど」
ぶちょー「祖父と孫で、あまりにも違いすぎ・・・」
せんせー「ま、家康公については、 実子を安全に出産してほしいがために 経産婦と関係を持ったともされているわ」
るる「ほぇー!?」
ぶちょー「あっ、子供といえば・・・!」
ぶちょー「家光の跡を継いだ四代将軍と、 五代将軍も家光の息子ですよね?」
ぶちょー「その息子って、ひょっとして養子ですか?」
せんせー「いいえ、跡継ぎの四代・家綱公も 五代・綱吉公も家光公の実子よ」
せんせー「家光公はある時を境に 女性にも目覚めることになったのよ」
るる「えー、男好きから女好きに 変わっちゃうんだ・・・」
せんせー「「女好き」というよりも、 「女もイケる」というように進化するのよ」
ぶちょー「進化って・・・」
せんせー「ま、家光公は元々女装趣味もあったりと 色々とネタに事欠かない御方なんだけど」
せんせー「「子作り編」では さらに凄いコトになっていくから」
ぶちょー「・・・もうこれ以上は勘弁してください」
  そんなこんなで、次回に続きます

次のエピソード:未来への歩み

コメント

  • さすが家光公!😂💖やりたい放題ヤンデレ最高です!✨歳重ねて突然ロリにシフトチェンジする現象、古くは江戸幕府からの伝統と知り感慨深いです。🤔✨
    3人のやりとり、たまらなく大好きです!💕みんな個性違って可愛い!!せんせー言葉選んで笑😂😂

  • 家光のことは多少は知ってるつもりでしたが、知らないことが多すぎました(笑)。もっと勉強しないと…(たぶんしません)

  • 家光公、男爵だけならともかく、ヤンデレだったとは😰
    嫉妬で家来を切り殺したり、怖すぎる😭
    しかも、大名まで出世させたのに、女性と関係を持って領地没収して、自害にまで追い込むなんて、教科書には載せられませんね😇
    一族はたくさんいるだろうけど、このまま男色が進めば、お家断絶の危機ですね、、

コメントをもっと見る(5件)

ページTOPへ